人間代表さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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(2023年製作の映画)

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おもしろかった!

「この話はいったいどこへ向かうんだ?」みたいな感じは確かにあり、変なテンポだったことも否めない。しかし後半からのダークコメディの乱打、これがよかった。

ウェットな「武士の道」ドラ
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ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

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ミーン取りがミーンになる。男どももところどころで大概な感じがあるが、女子連中のミーンっぷりも大概である。そんなティーンの大概さを我々は楽しむ。まあ男どもの方にはなんのしっぺ返しもないのだが、そういう映>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

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感情の持って行きどころがわからん映画ってのは変な経験でいいね

バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

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バカ映画かと思いきや、悲劇的すれ違いが続く展開でよかった。アメコミ映画のパロディ要素、特に言い逃れが絶対にできず、裁判には負けそうなレベルのアベンジャーズの劇伴がいい。

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

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筋の通ったストレートな説教。戦後作品のリバイブはこうあるべきとすら思えてくる。
ゴア表現にも素敵なものがあり、最高。

マーベルズ(2023年製作の映画)

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カマラ・カーンが大好きの民であるので、楽しみにしており、そして楽しんだ。
一番いいバトルは最初の入れ替わりなんだけど、そこで十分元取れる。ロジカルかつ見栄えもするいいバトルだった。

結局キャプテン・
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

100点のゴジラと0点の人間。

ゴジラパートは本当に素晴らしかった。絶望が形を持ったような描き方で、ゴアにはならないがたくさんの人間が踏み潰されていることが分かるという塩梅。命が不条理に散りまくる怪
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

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3DCGもうちょっとなんとかならんかったかと思ったが、演奏シーンの抽象的表現は補って余りある素晴らしさ。若者はトガっていけよ。

ドミノ(2023年製作の映画)

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映画を見るということは、常に騙されているということである、という通常の物語映画ではそのことをいかに隠すかが画策されてきた問題がおもしろく展開されている。

デスメール(2006年製作の映画)

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変な映画やった。メールであることがあんまり関係ないし、伏線じみて全然そうでもない要素があったり、特に序盤のテンポが凄まじく早かったり、それでいて終盤に入ると監督が変わったのかというくらいスローテンポだ>>続きを読む

レゴ(R)ムービー2(2019年製作の映画)

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マジで外さんロード+ミラー。ちゃんと面白いし、子どもないし家族向けの映画としてもめっちゃいいよな。作って壊して、混ぜるともっとヘンテコで面白いものができる、というレゴの思想はコミュニケーションおもちゃ>>続きを読む

キリエのうた(2023年製作の映画)

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思ってた感じのテイストで思ったより短い三時間。まあ初見だと「ええ感じの三時間」というくらいなのだが、見られることよりもこれを作ることの方に意味が置かれてるんじゃないの〜という気もしてしまう。こういうの>>続きを読む

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

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完全にゲーム的に作ろうとしているところがウケたのだな。

卒論の書き方としてはいろいろ間違っている気がするが

リゾートバイト(2023年製作の映画)

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なんでこんなのがおもしろいんだよ!

安っぽさが拭えないながらもちゃんとホラー作りをしている一方で、要所要所で完全に”狂う”のですごい。イカれたアオハルモンタージュは入りから既にイカれていて面食らった
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ザ・カンファレンス(2023年製作の映画)

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快作!小屋ものホラーだが自治体職員を主役にすることで被害者の年齢層に幅が出ておもろい。望まれない開発は死をもたらす。マッコールさんもそう言っていた……。

一応のオチはつくんだけど、ポリティカルな部分
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

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長い!が、おもろい!
マイケルがシチリアで完全に調子乗って結婚までしてたの最悪だった!

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

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文句なしの傑作。大きな目標や、身を切るようなサスペンスによっては駆動されず、むしろ目標や確固たる意思といったものを決定的に欠いた情けない男が主人公の本作、3時間半という長尺ながら、神がかったコンティニ>>続きを読む

死霊館のシスター 呪いの秘密(2023年製作の映画)

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死霊館じるしのついた映画は安心して見られることをまたもや証明した一本。最初のシーンからマジで怖すぎてやめてくれ〜となり、予告から期待感を高めていた悪魔百面相のシーンもたっぷりと時間をとって見せる。あれ>>続きを読む

東京流れ者(1966年製作の映画)

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演出先行のアクションもおもしろい!
ちゃんと流れ者になれるかどうかという、イマ風にいうとほとんどジョン・ウィックみたいな話だが、不死鳥と呼ばれ恐れられているのもジョン・ウィックっぽい。
ポポロだったか
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ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

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結局私はこういう家族のドラマに弱いので、ロード+ミラーにひれ伏して生きることになるのだ。

言うまでもなく『スパイダーマン:スパイダーバース』の影響下にある2Dルックの3D表現に、インターネットミーム
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シックス・センス(1999年製作の映画)

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大どんでん返し!みたいなイメージがあったけど、全然そんなことなく、分かりやすく作られていた。

ゴシカ(2003年製作の映画)

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幽霊が何かを伝えたがっているという物語の原型はどこにあるんだろう

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

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the finalとかいう勝手な邦題をやめろ。

今回は冒頭で「マッコールさんブチギレ後」の現場をゆっくり死体を映しながら撮ることで、マッコールさんのやっていることはこういうことなんですよという、単に
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ヒッチコックの映画術(2022年製作の映画)

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2,3回寝てしまった。
各章にロジックの流れが無く、ほとんど回顧録に近い。まあ本人が語るという形式なのでそうもなるわという感じだが、ぶっちゃけこれなら文章にしてもろた方がいいわねと思う。というのも若干
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スマイル(2022年製作の映画)

4.3

これは素晴らしいジャンプ・スケア映画。ジャンプ・スケアでまだまだいけるでと言うことを示したと言うだけでも絶賛に値する。

007/ゴールデンアイ 4Kレストア(1995年製作の映画)

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スパイアクション映画においては戦車で街を破壊すればするほどいいとされている

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

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雑誌映画、演劇映画ときて、こちらは朗読映画。いつもそうでは?という意見もあるが、いつもよりだいぶ朗読映画。入れ子状になった物語をトーンの変わらない朗読で進めるというともすると単調に過ぎるような作りを、>>続きを読む

イコライザー2(2018年製作の映画)

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なつやすみ子ども映画会とかで見せて、「悪いことしたらマッコールさん来るよ」という教育に使うのが良いんじゃないかこのシリーズ。マッコールさん善人パートが本当にハートフルで泣きそうになる。バトルでは驚くほ>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

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Dolby Cinemaで鑑賞。冒頭ジョンが鍛錬用の木を殴り続けるところからとんでもない音量が出てきて、嘘すぎるんだけど、そこからずっと嘘すぎる演出はあったので、あれは観客を慣れさせてたんだと思う。ち>>続きを読む

イコライザー(2014年製作の映画)

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マフィア視点で見ると完全に最後のはホラーハウスで映画ジャンルはホラーなのだが、なにぶんマッコールさんは善人なので恐怖映画にはならない。目が黒すぎて怖いというのはある。

ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

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かなりよかった。クレイアニメのようであり、落書きから飛び出してきたようでもある。セス・ローゲンというティーンエイジャー映画の名手と90年代HIPHOPの名曲たちそしてレズナー+ロスの安心安全最高品質の>>続きを読む

バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

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よかった。芸術家を演じるケイト・ブランシェットは今年2度目だが、こっちの方がかなり軽いタッチ。自分の生まれてきた意味を知り、それに奉仕できるのは自分にとってもいいことなんだな。