らぷさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.7

ある意味、楢山節考の世界。
いずれも自らの意思で自分の終わりを決める。果たして自分ならどうするのか。病気で苦しむなら、ぼけてしまうなら、家族に迷惑をかけるなら、いっそプラン75に応募すべきか。本人も悩
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だから、君なんだ(2023年製作の映画)

2.5

未来を知ることは危険を回避できる。でもその瞬間から別の未来が始まるのではなかろうか。

本作、何が言いたいのか、正直なところよくわからなかった。キスで未来がわかるラブコメなのか、見栄を張らず生きること
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.3

セリのことなんだね。
この作品、どう受け取るべきか。単なる移民の苦労話ではないし、家族の話でもない。日本の田舎に置き換えても通じるかもしれない。
その土地に馴染んで生きていくということなのかな、水辺に
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ちひろさん(2023年製作の映画)

4.0

この場面、この台詞良いなと感じるところがいくつもあった。なんだろうな、素直な優しさが伝わってきた。ちひろさんも決して幸せな人生だったのではないはず。でも人に優しい。相手に共感して頷いてあげられるように>>続きを読む

ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.4

なんとまあ贅沢なコメディ。
出演者も豪華。ブラピがいとも簡単に...。
マジックマイクのお尻にヒル。
イヤなハリーポッター。
テンション上がりました。
難しいこと考えなくても進む単純なストーリーは疲れ
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彷徨い(2023年製作の映画)

3.1

母親、彷徨っているね。タイトルどおり。
ラスト、母はどう出るかと思ったけれど、そうきたか。
子供達の呆気に取られた顔、良かったわ。

スマホを落としただけなのに(2023年製作の映画)

2.7

日本版は見ていません。
何となく韓国映画の方が面白いのではないかと。
確かに身近なスマホだけに、異次元のホラーより怖いかな。でも何か足りない。
てか、どんなホラーを求めているのさ、自分。

カラダ探し(2022年製作の映画)

2.7

あれっ、ホラーじゃないの?
高校生の青春映画だったわ。
求めるものが違いました。
予習が必要でしたわ。

梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

3.7

この映画のこと、全く知らなかった。いろいろ考えることもたくさんあった。もし自分が母親なら、お隣さんなら、施設長なら、ご近所さんなら、そして忠さんなら。
良い映画だった。

ノイズ(2022年製作の映画)

3.2

登場人物全てが消したい雑音を持って生活していたのだね。仲間意識が強いなか、誰もがそれを自分の中に留めて言い出せずにいた。
複雑だよ、人が死んでいるのだから。あいつが島に来なければ良かったのだが、小さな
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CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

2.5

疲れました。CUBEの中だけ話が進むから、こちらまで息苦しさを感じて。
なぜ連れてこられたのか、CUBEって何なのか、分からずじまい。
起承転結がないとスッキリしないなぁ。古いタイプの人間だから。
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悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

3.8

神に救いを求めれば助けてくれる。助からないなら、信仰心が足りない?神のご意志だからと言われたら断れないし。
神はどこにも現れず、悪魔もどきがそこら中にいたよね。

てっきり悪魔映画だと思ってみたから驚
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南部の反逆者(1957年製作の映画)

3.0

クラーク・ゲイブルは、父が20代の頃よく映画を見たそうだ。父用に録画しましたが、見てみたら映像も綺麗だし、奴隷制度についての話も面白かった。とはいえ、ラブストーリーなんだろうね。なかなかの男前だし。>>続きを読む

切腹(1962年製作の映画)

4.5

なんと面白い。全く古さを感じさせない。
ただの脅しと思えた切腹から、ここまでの展開とは。
三國演じる家老から情報を引き出し、でも裏では計画を遂行していたわけだ。

往年の大スターの若き姿を見る事ができ
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ゲスト(2009年製作の映画)

2.9

あまり怖くない。怖さを売りにしている作品ではないけれどネ。
精神を病んでいる場合、誰が正しいのか見極めながら見ますが、あまりにレイチェルがワルに描かれているから、コレは??と思っていました。
誰が悪い
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ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

3.2

心臓えぐりとるなんて、猟奇殺人。ゾクゾクした割にそこからが長い。展開が遅い。
そして犯人わかったからエンディング突入と思いきや、まさかや!
そういうこと!
謎解きを依頼されたのはまさに偶然だったとは。
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おもいで写眞(2021年製作の映画)

3.0

とても良いよね、おもいで写真。
義母が亡くなり遺影をと思いさがしたら、思いっきりの笑顔の写真が出てきた。準備していたのだね。かなり若かったが 笑。
これだけ素敵な人たちの人生に触れたのならば、だんだん
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愚行録(2017年製作の映画)

3.3

見て思ったのは、誰一人、極悪人ではないということ。つまりあんな人いるよねという普通人。
だから掘り下げて人となりを探るのはある意味怖いよね。
妻夫木演じる田中は、みつこの犯罪を知っていたのだろうか?な
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お早よう(1959年製作の映画)

3.8

あぁ、懐かしい風景。
と言っても生まれる前の作品。
あまりに日常であり、目の前のことのようで。テレビが普及し始めたころかな。兄弟のお揃いのセーター、お母さんの手編みなんだろうな、あんな団地、あったよな
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レフト ー恐怖物件ー(2020年製作の映画)

2.5

新年初映画、選択ミスでした。
家にまつわるホラーはもっと重厚感のある建物じゃないと。あのスタイリッシュな家では、結局のところ何がそうさせているのかわからない。タイトルの事故物件も釈然としない。

ケヴ
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サンバ(2014年製作の映画)

3.3

ラストはどちらなんだろう。
サンバというのか、他人をなのるのか?
移民が偽造の身分証を持つことは珍しい事では無いのだろう。サンバが自分が何者かわからなくなったというのが切ない。

サンバとは名乗らない
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ビッグバグ(2022年製作の映画)

3.0

何というか、フランス流皮肉まじりのジョークかな。設定は未来だけれど、コロナ禍への抵抗みたいな気がする。
未来ものはAIが知能を持ち過ぎることによるものが多い。本作もそうだが、結局バグ。作ったのは人間、
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歓喜の歌(2007年製作の映画)

2.8

あまりこの手の作品はみないのだけれど、今の時期にジャストミートなタイトル。大掃除しなくちゃと思いながら見ました。
ダブルブッキングをどう解決するのかというお話。やる気の無い公務員がいろいろな人の人生に
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

4.1

あー、面白かった。
出だしの木箱から楽しめた。
何でアンディが撃たれた時、ブノワが涙したのか?あんなカラクリだったのね。アンディがあんなに活躍していたのも笑えたよ。
意外にも単純な殺害方法。あんなにも
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ニューヨークの恋人(2001年製作の映画)

3.5

その昔メグ・ライアンみたいなブロンドに憧れました。今や金髪なんてどこにでもいますが 笑笑

ややこしいタイムスリップではなく、レオが現代に来てしまっただけ。けれどもあの上下で行き来できるアパート、NY
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ジェーン・エア(2011年製作の映画)

3.0

子供の頃からの不遇を乗り越えて生きるジェーンの姿は、当時からすると珍しい生き方だった。淡々とした中にも強い意志を感じました。でも妻がいるという秘密はいただけない。
何度も映像化されている話とのこと、イ
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リトル・ブッダ(1993年製作の映画)

3.4

宗教世界を映像化するのは難しいが、これはわかりやすい。仏教という自分にとってわりと身近であるからかもしれないが。
輪廻転生の考えを理解できれば、死は怖くないのだろうね。
瞑想の中で死を受け入れる、そう
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.3

共感できるか、できないかは、世代によるのかしら?
今どきの恋愛感はこんな感じなのだろうね。自分たちでキッチリとケジメがつけられるのならばok。
世の中、甘く無いのだから。
とにかく、若者の世界を垣間見
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デビルクエスト(2011年製作の映画)

2.5

始まって、あっ、これ好きな時代だし魔女だしと。髪フサフサのニコラス・ケイジも悪く無い なんてみていました。ラスト15分くらいかなぁ、悪魔が出てきたあたりから、うなってしまった。あの悪魔のビジュアルが、>>続きを読む

壬生義士伝(2002年製作の映画)

3.8

この話、すきなんだよなぁ。
田舎侍なりの忠義、家族に対してであり、仲間に対してであり。何よりも南部武士として生きた姿、良かった。
敵軍に一人て挑み消えていくところで終わらないのがこの作品のよいところ。
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神が描くは曲線で(2022年製作の映画)

3.3

精神科病院が舞台の話は一体誰か患者なのか、わからなくなる。
この話は特に、うん?となった。
アリスの創作なのか、はたまた罠にハマったのか?最後までわからなかった。
ラスト、その通りに受け取ってよいのね
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リカ ~自称28歳の純愛モンスター~(2021年製作の映画)

2.5

期待どおり笑笑
ドラマからのですが、一体何者なんですかねぇ、リカって。
映画にする必要があるのかとも思いますが、毎週ちまちま見るよりは良いのかも。
で、続きは?あるのかないのか?

ラウンダーズ(1998年製作の映画)

3.0

勝負の世界に身を投じたら、あのスリルや緊張感がたまらないのだろうね。何をどう言い訳してもギャンブルだもの。好きなのだろうが、別れるのが正解。
ワームは出てこなくなったが、どうなった?
自分にはババ抜き
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インヘリタンス(2020年製作の映画)

3.0

結局、父親が一番怖かったのかも。娘にあんな人を相続させ、自身の復讐を完結させたという事なのか?
ビデオメッセージから、その謎解きを娘がやらないと。あの男の話を鵜呑みにするのはダメだよ、敏腕検事なのだか
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ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

3.8

手紙を書きたくなって。自分が書いた手紙が愛する人の手に触れると思うと...。
愛の形は良しとはいえないものの、教授の愛は十分過ぎるくらい感じました。

クレイグスリスト・キラー(2011年製作の映画)

2.5

なぜ彼はあの婚約者を選んだのか?
本当に惚れたのか、それともお金持ちだったからか。
なぜ彼は女性を殺めるに至ったのか?
自身の家族関係か、女性に対するコンプレックスか、はたまた完璧な人物を装う反動から
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