rillさんの映画レビュー・感想・評価

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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.8

ピーチ姫が強くてカッコいい!
クッパは横暴だがロマンチストで憎めなかったり、キノピオ達がかわいい自覚が存分にあったりとどのキャラも人間みがある。
本編の狭間に時折差し込まれる不穏さ。
異質な存在感を放
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.4

やっと観に行けた。客層は年齢層高め。上映館が少なく時間も限られていて不便なので選択肢を増やして欲しい。
ちさとのアッパー系コミュ障キャラがパワーアップしていて痛痒くてよき。
濱田くんの猫Tシャツどこの
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

半分過ぎぐらいまでダラダラ日常シーンばかりが続くのでどうしようかと思ったがアクションシーンは流石見応えがあり、二周目はより楽しめた。コンビニの戦闘シーンもよく見たら刺されても起き上がってるやつがいたり>>続きを読む

リトル・ガール(2020年製作の映画)

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「髪を伸ばしてスカートを着たい、お人形遊びが好きでプリンセスに憧れてフリフリのビキニ着て…だから私は女の子」というコテコテのジェンダー規範を内面化した人たちが偏見を美化してひたすら繰り返し流し続けてる>>続きを読む

告白(2010年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

犯人にとって大切な人物を犯人自身の手で殺させるという復讐方法がエグい

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.0

人間の行いが逆転表現されていて、頂点にいる驕りを突きつけられた。
生きてる以上全ての生き物を殺めないことは不可能だけど、できるだけ尊重して共存したい。面白半分に命を弄ぶのはやめよう。
服着せられたり芸
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ザ・セル(2000年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「精神世界に呑まれると現実になる」という言葉に説得力の映像美。場面ごとに様々なアートの要素を味わえる。
没入感を映画館で体感したかった。

主人公はこれ以上被害者を出さないためというより、犯人に情入れ
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駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の駆け込みシーンの緊迫感がピーク、しかも追いかけてきたのは大泉洋かい!あとはダラダラ
様々な女性の事情に触れるも説明的でいまいち掴めず。江戸口上も聞き取るのに疲れて内容がすんなり入ってこない。
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

1.0

先進的との評判だったが、表面的にいろんな属性を扱っているというだけで本質的には古臭くて暴力的な映画です。良い話のフリをしてるからタチが悪い。

全年齢なのに下ネタが酷すぎる。
サイテーに下品なギャグが
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悪人(2010年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

満島ひかりの役が酷すぎる。
山奥で男と2人きりで「これからお前を冤罪でハメて人生破滅させてやるからなあ!」って予告宣言する女がどこにいるのか。
いかにも男が考える「悪いバカ女」

多くの性犯罪やフェミ
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バッド・グランマ(2017年製作の映画)

3.3

どんな極悪非道なことしでかすのかと思いきや全然バッドじゃなかった
いやまあいろいろやっちゃってはいるけど、男達が悪者倒す映画ならこんなタイトルは絶対付けないよね

おばあちゃん達の動作がスローでもどか
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.1

グルメ描写はとても好きなのだが、ラジオ体操のシーンが酷い。
警察もいない、逃げ場のない極地で、女の姿を見るだけで大騒ぎしている男社会がどれだけ女性を脅威に晒し社会進出を阻んできたのだろうか。
女性を性
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

狂った家父長の支配or傲慢な男との結婚、どちらにもNOを突きつけ真の自由を求めて新たな人生を歩んでいく女性達のストーリー。

女体を知ったつもりの男達は、女をいかに死や不安に追い詰め、奇抜にいたぶるか
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バーン・アフター・リーディング(2008年製作の映画)

4.2

アベマで無料公開中
物々しい雰囲気だが、徐々にこいつら何やってんの?となってく
ブラピの扱いに爆笑 流石コーエン
素人のリンダが一番肝が座っててブレない。
おまえは何者だ?との質問に「リンダ・リツキ」
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ダミーのポスターなんて秒でバレるやろ
脱出時にどうやってポスターまた貼ったんだろう
横領した金奪ったら普通に犯罪だがどこに正義があるのか
などなどツッコミどころは置いておいて
モーガンフリーマンはどこ
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

5.0

メチャ面白かった!熱いシスターフッド!旧態依然の女性規範に尽くハマらない自由なキャラが生き生きとしてる。特にホルツが好き。着こなしもお洒落でカッコいい。
ロゴマークのエピソード、カメオ出演にテンション
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ジョーカー(2019年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

ノーラン三部作を見終わり、いよいよジョーカーに臨む。
弱者男性のカリスマジョーカーの正体とは一体何者なのか、どんな深い背景があるのか…と思いきや、ただの凡庸なこじらせおじさんだった。

自分のことを優
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.1

伏線回収にファンサービスもあり見応えがあった。
核爆弾の扱いが雑すぎて笑う。
エンタメとしては面白かったが、社会的影響を与えている作品としては格差社会や腐敗政治の構造にも向きあって欲しかった。
孤児院
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.3

名シーン、見どころたっぷり。
富もハイテクメカも持たず超人的な腕力があるわけでもないジョーカー1人に皆が翻弄され闇に呑まれていく。心理操作が巧みで人間性や倫理観を揺さぶってくる。実際に影響受けた事件も
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シャザム!(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

音楽がいい。子どもを虐待や捨てた親となんだかんだ和解するオチの作品が好きじゃないので、そうじゃないところがよかった。それでいて後味が悪くならず前向きなのがイイ。
毒親の呪縛から解放してくれる作品だと思
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キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

3.8

1のキャラデザが大好きだったのでクロエの成長は仕方ないが、あの丸みのある玉ねぎボブまでストレートになったのはショック。どんな動きでボサボサになっても魅力だったのに…でも成長した体型には合わなかったのか>>続きを読む

エスター(2009年製作の映画)

3.2

正体がわかる前と後で本当に見え方が全然違う
当時12歳だったって凄すぎ

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.1

実直な作り。会話メインで登場人物も多いので事前学習しておくとスムーズに理解できる。
FOXのセクハラ事件の時に被害者弁護をした女性弁護士が今回はワインスタイン側に付く。女達みんなが性暴力に立ち向かい連
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

感動の名作と挙げられているが、気になるところが多かった。
純真無垢な障害者像、ありえない身体能力と強運、障害を心構えで克服、子に遺伝しなくて良かったネ!
…これ障害への肯定や理解になってる?

障害児
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.2

予告編でサイコナースが無双する展開かと思ったが、そんな非現実的なアクションなどはない。力でも権力でも数でも敵わない、それでも命をかけて爪痕を残す執念に涙。
性暴力シーンが来るかと身構えることもあったが
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

うだつの上がらない男達がバーチャル異世界でハイスペになり、洗脳した女達に男のプライドを満たさせる。なろうモノの身勝手さグロテスクさが痛烈に描かれている。

男達は全てを手に入れて自信に満ち溢れているよ
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RRR(2022年製作の映画)

3.6

ゴージャスで面白かったけど、最初の暴力シーンがちょっと。