映画さんの映画レビュー・感想・評価

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続・姿三四郎(1955年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

續姿三四郎

『姿三四郎』の続篇。

メインプロットは檜垣兄弟の復讐劇。他にアメリカのボクサーと見世物のように拳闘試合をする柔道家の関根嘉平、三四郎に救われたことがきっかけとなり修道館に入門した人力車
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一番美しく(1944年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

「昭和19年。全国から徴用された少女たちが女子挺身隊として軍需工場で働いていた。光学機器を生産する東亜光学工業では、挺身隊の組長・渡辺ツルが少女たちをまとめ、レンズの増産に従事していたが、やがて過酷な>>続きを読む

仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

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 ある日、舞台女優エリーサベットは言葉障害に陥る。エリーサベットは、精神病院で出会った看護婦アルマと一緒に海辺の別荘で療養をすることになる。しかし、二人の意識は次第に混じり合っていき…。

季節は夏、
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処女の泉(1960年製作の映画)

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・あらすじ
 中世のスウェーデン。裕福な地主テーレとその妻メレータ、彼らの一人娘であるカリーンの一家は敬虔なキリスト教徒。しかし、養女であるインゲリは異教の神オーディンを信奉し、カリーンを呪う。
 あ
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冬の光(1962年製作の映画)

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冬の日曜日、聖体拝領の場面から始まり、トーマス牧師の不安定な信仰心を丁寧に描写していく。

スウェーデンの漁村で牧師をしているトーマスは、自分の信仰が揺らいでいることを自覚しながら、聖体拝領の仕事をこ
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魔術師(1958年製作の映画)

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旅の魔術師、ヴォーグレル一座のメンバーは個性的な者たちばかりだ。
座長のアルベット・ヴォーグレル博士、博士の一番弟子の青年アマン(実は、アルベットの妻)、軽薄なテューバル、不気味な老女、御者の青年。
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野いちご(1957年製作の映画)

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「名誉学位の授与式に向かう老教授の一日を、彼の悪夢や空想、追憶などの心象風景を交えて描写した作品。(Wikipedia)

『日の名残り』カズオ・イシグロを思い出す。自分の生き方に誇りを抱いていた人間
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夏の夜は三たび微笑む(1955年製作の映画)

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シェイクスピアの『夏の夜の夢』を下敷きにしたロマンティック・コメディ。

恋愛はゲーム?戦争?男の自尊心はくすぐらなければいけないの。恋愛は面倒ですね。

登場人物の相関図は、複雑極まりない。全員が浮
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カリガリ博士(1920年製作の映画)

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フランシスが回想する、精神科医カリガリ博士と夢遊病者チェザーレが引き起こした連続殺人事件。

大道具が奇妙奇天烈。ホルシュテンバル祭の最中である街は、「テント、柱、ドア、壁、煙突、屋根などがすべて平衡
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吸血鬼ノスフェラトゥ(1922年製作の映画)

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1838年、ブレーメン。トランシルヴァニアの貴族、ドラキュラ伯爵はブレーメンに家を探している。不動産屋に勤務する青年、ジョナサンは山奥にある彼の家を訪問するが、伯爵の正体は……。

一番の見所は、マッ
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ダンス・オブ・ダスト(1998年製作の映画)

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監督の意向により、字幕なし。

芸術写真の断片を繋いでいくような撮影技法。掌の描写が印象に残りました。ジェット機の轟音、雷鳴が轟く空に向かって伸ばされる人々の手。常に数珠を手にして、叫んだり、歌ったり
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ブラックボード 背負う人(2000年製作の映画)

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舞台はイラン=イラク戦争の国境地帯。故郷の村に帰るため、イラクとの国境を目指すクルド人たちの一団。イランとイラクの間を行き来し、命を危険にさらしながらヤミ物資を運んでいる子どもたち。

黒板の演出が印
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

5.0

パニック・サスペンスの娯楽映画と勘違いしていたから驚きました。 極めて政治的な映画。

人物設定が丁寧。貧困に苦しむ兄弟、ホームレス、脇役の設定も手を抜いていない。とにかく、登場人物が「ダメ」な人間ば
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