しゅりんぷさんの映画レビュー・感想・評価

しゅりんぷ

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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.2

ある広告の展示会委でインパクトのあるこの映画のフライヤーを見て興味を持ったことも一つの見ようと思ったきっかけね。

見ていてソワソワするところも多く楽しめるわね。

唯一無二、個性を求めた結果なのかし
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.1

身を寄せ合って生きている感じね。

ハチャメチャ破天荒な場面が多いのだけれどもそこはご愛嬌。

環境、ゆとりって大切。

色の街(2019年製作の映画)

3.0

映画外の妄想膨らむ作品。

何か青春時代を彷彿させる映画ね。

クオリティの高い学生映画。

オーディション(2000年製作の映画)

2.9

全体的に陰湿な雰囲気の映画ね。

心が沈む感覚にいざなわせる。そしてそんな気持ちに誘導されたわ。

後半急激にサスペンス的な展開につながっていくの。
そして急激な展開、グロさと恐怖に包まれる。

少し
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.5

ハッカー集団を中心として物語が動いていく予想外な映画。

状況説明が所々あるから思ってたよりも易しく見られたわ。

伏線回収や怒涛の展開があるから見ていてソワソワドキドキするわね。
もう一度見て確認し
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.4

新学期、予想しつつも未知な学生生活の始まり。それをいくつかのターニングポイントを超えながら過ごしていく、優しいけれども力強い青春映画。

見やすい映画なのかなと思う。最初にこの作品のコアな部分がわかっ
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王様になれ(2019年製作の映画)

3.2

実在するバンドが大きなきっかけとなって物事が動いていく、ロマンス映画。実際に記念のプロジェクトで作成されたのね。
the polliwsに詳しくなくても見られる、むしろ好きになるきっかけをくれる映画だ
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フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

3.3

その時代の本物の見世物小芸人による映画。
過激な部分は一切なかったといえると思うわ。

決して美しい話とは言えないけれどもすっきりはする映画ね。

見世物小屋というものに全くと言っていいほど馴染みがな
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.9

完全なるホラーかと思ったの。確かに驚きもあるけれどもコミカルな部分もあって所々笑える。そして以外にも主人公の成長が感じられる映画。

タイムリープものというのもあり、ライトな気持ちであっさりと見ること
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.3

世界観的には穏やかでゆったりした時間が流れているのだけど、いざこざすれ違いが多い。そんな日常の拗らせのような場面を描いた映画。

日常音が多くて自分もなんだかその世界の一員になったような気持ちになる。
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14歳の栞(2021年製作の映画)

4.0

一人一人に焦点を当てつつ『2-6』という人クラスの共同体について取り上げるドキュメンタリー映画。

14歳、自分なりに色々葛藤して、クラスという枠組みともとれる環境のなかでどう日々を過ごしているか。
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ミッシング(2024年製作の映画)

3.8

完成披露試写会にて。

苦しい。胸がギューッと押しつぶされる。
ただなんだか希望というか光も隙間から見えている印象があった映画ね。

あまりにもリアルで、緻密で。

様々な苦悩がぶつかり合って、周りが
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ローマの休日(1953年製作の映画)

3.9

胸に来るものがある、大名作。

モノクロなのにまるで映画に色がついているかのように華やかで、切なさや儚さも詰まっている映画。

知らない世界が開ける感じ、それに伴って世界の見方が変化する様子がとても良
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何者(2016年製作の映画)

3.4

タイトルがぴったりな映画ね。

人間の怖い部分がにじみ出る感じが恐怖。だけれども悪いお話ではないから不思議な感覚になったわ。

なんだか自分たちの教訓になるような感じもする映画。

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.8

暗さ、精神的怖さをベースに物語が進んでいくような映画ね。

身体と心、どちらの痛みか分からなくなってくる様子。

複数の鏡が物語の鍵となっていくの。鏡の種類や光で主人公の心情を物語っている。
他にも衣
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真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

3.4

美術から装飾、舞台までもが美しい作品。

フィクションでありひとつの仮説としても本当にそうなのでは無いかと思ってしまうくらいに魅了されるわ。

時代ならではの世界観。衣装や立場で地位が示されているのも
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.2

以前に見たけどもう一度と思いじっくりと鑑賞。

思い出をたくさん作った人。
一緒に楽しいことも辛いことも乗り越えた。
その紡いできた1日1日が大切でずーっとどこかに残っているの。

現在と回想を通して
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オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

3.2


オープニングから割とインパクトが強いの。最初は可愛いはずなのにどこか奇妙という印象を受けたわ。

綺麗ではない。むしろそれに反した描写が多いのだけれどもなぜかこの作品の世界に惹きこまれていくの。
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愚行録(2017年製作の映画)

3.3

人間の醜い部分が凝縮され表現しているような作品。

画面の色味が薄暗く、映像美としても惹きこまれるものがあったわ。緊張感も感じられる。

淡々じめじめと進みテンポがいいとも言えないので飽きてしまうと思
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.5

飲み込んでしまう考えきれない行動の恐怖かと思っていたの最初は。だけどそれだけでないのね。
飲み込んでしまうのにも理由があって、それのベースになっている出来事も不快なものなの。

心の内で葛藤する感じ、
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かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

4.1

淡く仄かな幸せがまるでろうそくの揺れのように動いている印象があった映画だったわ。タイトルの意味も理解できる。

前半は少し苦しさがある。心にずっしりとしたものが来る時があるわね。そんな雰囲気があるなか
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.9

『チャーリーとチョコレート工場』が大好きなため、楽しみにしてたけれどシアターで見られる時間が無くて断念。
念願の映画を機内で鑑賞したわ。

少し世界観違うなと感じたら、どうやらこれはティム・バートンの
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.3

ちょっとしたロマンス的要素も合って楽しめるわね。

世間体に合わせながら生きていく感じ、見ていて少し胸苦しかったわ。

大きな題材の他にも、特に家族に関していくつかの苦悩があってそれがありつつも日々を
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.1

辛い。とにかく辛い。
グロイ。とにかくグロイ。
一応サスペンスというジャンルになっているのだけどそれだけでは言い表せないわ。

一見なぜかわからないタイトルだけど物語を進めていくとだんだんわかる。花言
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.8

前情報なしに閲覧

勝手にロマンスかと思ってたわ。実際そんなことなく、社会派なの。

ある境遇を各々が抱えながらも向き合い、進んでいく。

俳優さん方も豪華だし、とても引き込まれるわね。
『市子』を見
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.2

音楽から描写まで非常に不思議な映画
不気味なファンタジー映画とも捉えられそうね。

一度見始めたら目を離せない惹き込まれるような不思議な魅力がとてもあるの。

普段と逆の視点で観たらどうなるかがこの映
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怒り(2016年製作の映画)

3.5

最初からかなりショッキング。重いのよ。

受け止めきれない想い。疑惑。葛藤。が強く描かれている映画ね。
怒りの中にも相手に対して、自分に対してが見えた気がするわ。

こちらがとても感情移入しまう。
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ルーム(2015年製作の映画)

3.5

実在する『フリッツル事件』が影響の一つとなっているこの作品。

場面場面で色んな要因の涙が出てきたわ。感動。

逃げ出すまでかと思ったらその後の展開も割と濃く書かれていて素敵だったの。

複雑な心境に
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トルソ(2009年製作の映画)

3.0

日常を淡々と移しつつマイノリティと捉えられてしまう展開について映されている映画。

重い映画化と思ったけれども前向きでよかったわ。
まるで現実にあるのではないかと思うリアルな家族間でのシーンもモヤモヤ
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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

3.2

映画『明け方の若者たち』を別視点で描いたスピンオフ映画。

寂しさ、ちょっとした苦しさから逃れる、そのために求めている部分もあるの。現実逃避とは少し意味合いが違うかもしれないけれども。

ストーリーは
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ドーナツもり(2022年製作の映画)

3.3

実在するドーナツ屋さんを舞台とした日常的物語。
日常の中に滑稽さやちょっとした生活の中の悩みがつづられているの。

個人的になのだけど、個性豊かな方たちが交流する映画がとても好きで。
平和なだけでなく
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.3

ウェス・アンダーソンの世界観、現実に則してそうであまり則していないファンタジー感が存分に味わえる作品。

カラーな現実味ある方が劇中、一方モノクロの劇的な場面の方は製作過程を取り上げている現実世界とい
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.2

放心状態。

社会の幅広さを感じるわ。

苦しい。しんどい。自然と涙が出てくるの。

人にはおすすめ出来ないけれど、圧倒される凶作。

1時間半がとんでもなく濃く感じられたわ。

わたし達はおとな(2022年製作の映画)

3.4

前情報無しで見たわ。
第一印象はタイトルだけ見て、若者たちが大人になるに向けて前を向く映画かと思っていたの。
見てみたら印象が違うわ。

"大人"になりたいがためにイメージの"大人"をこなして行く学生
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ハウスメイド(2010年製作の映画)

3.0

展開がものすごすぎていわゆる『胸糞』な映画ね。
1度ああなってしまって、そこからどんどん崩れて行って…

メッセージ性は特に見当たらなくて、少し残念さを感じたものの、ラストまで気味の悪さ、恐ろしさを感
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.6

本当に現実で起こりそうなくらいのリアルさを纏った社会派映画。
まぁ現実で採用されてしまったら残酷だなと感じてしまったわね。

「無償」「手続き簡単」という一見優しそうに、また万人受けしそうに思えるテー
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