ogさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.6

よかった。ギャグもおもしろい。
どんでん返しでアガッたけど、そのぶんラストが物足りなかった。もちろん視覚的には刺激たっぷりだったけど、ほしかったものとは違った。
総合的に見ると1作目のほうが好きだな。
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.5

これを観るために1930年版を観た。そういうタイプの人間だ。

演出やカメラワーク、“映像作品”としての満足感では流石にこちらに軍配が上がるが、そのぶん旧版のほうがメッセージ性が強い。あちらは戦間期の
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

2.6

とっ散らかっててよくわかんなかったな…というのが正直なところ。アカデミー賞の脚本賞(+2部門)にノミネートされたってことだったけど、首をかしげちゃった。もっと短くてもいい気もした。刺さらなかったのはこ>>続きを読む

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.2

シリーズ最終作にしてはわりとあっさりしていた印象だったけど、聞いてたよりは悪くなかった。
というか良くも悪くも「ずるい」作品だった。過去作へのオマージュが随所にあったり、新旧キャストの結集だったり。
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.7

ひとりの女をきっかけに名家の中で喰い合う悲劇。
レディ・ガガが役者やってるの初めてみたけど圧巻だったな。イタリア訛りも最高。なにしろ“Father, Son, and House of Gucci”が
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男はつらいよ 奮闘篇(1971年製作の映画)

4.0

前回から少し間が空いたけどようやく7作目。ここまでの中でも上位に入れたい名作。
頭が薄いとか足りないとか、今だと少し問題のある表現があったものの、優しさにあふれてて気にならなかった。花子がとらやで寅さ
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.0

思ってた感じとは違って少し困惑したけど、まあまあよかった。
こういうモチーフ、小島秀夫が好きそ〜〜〜〜
この監督なら『RAW』のほうが好き。

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

2023年の一本目。

わかったようなわからないような、そんな感じ。なんとなくの見当はついたけど完全には辻褄が合わなくてスッキリしない。
以下、一周時点での書きなぐりなのでご容赦を。

つまり箱を開け
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.1

洋画に出てくる日本が好き。そういうこともあってリドリー・スコット大好き。『ブレードランナー』には負けるが、あのギラギラして猥雑な大阪の街並みは良かった。
作品全体としてはまあそこそこって感じで終盤は微
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ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

2.7

“逆転”のしかけは面白かったけど、ちょっと早すぎた気もした。

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.3

芥氏がいいキャラしてる。
「三島を殴れるというから俺は来たんだ」の彼が出てきたところが最高だった。

ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

3.0

裁判が進むに連れて二転三転していくのはおもしろかったが、最後の締めくくり方が少し期待外れ。
サスペンスを期待していたが、どちらかというと少年少女の成長物語。

レイジング・ブル(1980年製作の映画)

3.5

製作年が近いこともあってどうしても『ロッキー』と比較してしまうが、同じボクシング映画といえども真逆のような作品。ボクシングというよりは暴力の映画ですね。とはいえラモッタからはロッキーの面影がどことなく>>続きを読む

ゆるキャン△(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

土曜の夜にふさわしいゆるさでよかった。TVアニメ版もこんな感じで夜更けに観てたな。

大人になることの寂しさと楽しさが描かれている。
ビーノが引っ張り出されるシーンはアツい。この演出に弱い。

りんち
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カリガリ博士(1920年製作の映画)

3.2

自己最古映画更新。
サイレント映画きちぃ〜って思いながら観てたけど、徐々に感心に変わっていった。立派な古典ですわ。
なにより100年前の映画を自宅のTVで観れていることに感慨を覚えた。

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.3

同窓会映画。
前作の「とんでもないもん観ちゃったな…」という感覚が無かった。良くも悪くも見やすくなってた。

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

3.0

「なんでこの時代にコレの映画化を」ってずっと思ってて、アマプラに来たから観てみた。原作をリスペクトしながら無茶を押し通して、いい感じに収まりよく終わってて「本当になんだったんだ」となっている。とはいえ>>続きを読む

劇場版 Gのレコンギスタ II ベルリ撃進(2020年製作の映画)

3.0

前作よりはちょっと入ってきやすかった。
バックパックの換装がたのしい。
「恋を知ったんだ!誰が死ぬもんか!!」ってセリフ、よかったな。ボーイミーツガール感。まあタイミングはアレだったけど。

劇場版 ガンダム Gのレコンギスタ I 行け!コア・ファイター(2019年製作の映画)

3.0

鬼のようなテンポ。TVアニメ版未視聴で挑んだ∀劇場版を思い起こさせる。と思ったらだいたい同じような形でつくられた映画なんですね。TVアニメ版の再編集っていったら新規参入にうってつけのポジションのはずな>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

4.3

情緒をやられる映画。豪華な俳優陣にふさわしい圧巻の演技の数々。

三人の怪しい男を中心とした群像劇というつくりがおもしろい。犯人の顔には絶妙に三人全員の面影があり、つまりは観客はその全員を同時に「信じ
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.9

10代のイタさがビンビンでいい。
とことん不器用な母娘にちょっと泣きそうになった。空港のシーンと、最後の留守電。

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.4

思ったよりよかった。続編としてちゃんとやれてる。尺は長いけど。
ライアン・ゴズリングのアンニュイな表情、よい。

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.3

にんじゃりばんばんのイントロみたいなの流れとるなあって思ったらまじでにんじゃりばんばんだった。
犬と馬の活躍がかなりいい。

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.1

相変わらずアクションのキレがすごいよキアヌ。
ローマで下準備をするシーンと、街中で襲い来る殺し屋たちを捌いていくシーンがよかった。カタギの方々がいるのに素知らぬ顔してサイレンサーでプシュプシュし合
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

2.8

ダニエル・ラドクリフ、いい役者だな。
「ハリーポッター」シリーズと『スイス・アーミー・マン』くらいしか知らんけど。
「両手に銃を固定された男」っていう設定だけで、ノリと勢いで突っ走るような物語。ストー
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熱海殺人事件(1986年製作の映画)

2.6

後藤隊長の「みんなで幸せになろうよ」の元ネタと聞いて鑑賞。
めちゃくちゃでわろた。時代だなあ。
映画として面白いかと言われると微妙だけど、嫌いではない不思議な作品。