ふるっとさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

綿の国星(1984年製作の映画)

3.8

全体的にほにゃ〜んな雰囲気
アニメの綺麗さやセリフ回しが印象的。

自称詩人とか予備校生の、いい大学入らなきゃ感が時代を感じる

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.1

説明せず、絵や演技で魅せる演出が素晴らしかった。

1940年ごろ当時の生活が
背景や小道具などで細かく表現されておりリアルに感じる。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.9

おじさんの完成された日常
頼む何も起こらないでくれ!と思いながら観ました。
30年くらいまえで時が止まっている
画面も4:3だし、古いアパートでテレビもスマホもない
特別贅沢をしたいわけでもなく
日々
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スローターハウス5(1972年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最初は走馬灯なのかと思ってたけど、ガッツリループしてた
そうだ、俺もいいことだけ思い出して生きよう

トラルファマドール星人=視聴者=神
の構図は面白かった。
動物園のパンダもこんな気持ちかも?

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.9

絵を描くコックスや、ブーメランなど
意味がなさそうなシーンもあるんだけど
人と人のコミュニティが形作られることで、バグダッドカフェという理想的な場が完成したので
人生に不要な事なんてない。という気分に
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地球の静止する日(1951年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

特に退屈せずに観られた。尺も短いし。



原子力はヤバいとか、戦争やめろってメッセージを携えてくるかと思ったが

他の星は、ゴートっていう宇宙規模の抑止力を使って意外と平和にやってるぜ
お前らも内々
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THX-1138 ディレクターズカット(1971年製作の映画)

3.4

囚人の扱いがザルだったり、登場人物が何をしたいのかイマイチわからないが
印象的なシーンはいくつかあった。

冒頭のエンドクレジットを逆再生したようなシーンは文明の衰退だろうか?

タイムマシンのドラマ
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機動戦士ガンダム Twilight AXIS 赤き残影(2017年製作の映画)

3.7

ビームが衝突した時の湾曲とか、腕が切断された時のロケットみたいにすっ飛んでいくのとか、
映像の魅せ方にこだわりを感じた

アールジャジャがガンダムにやられる場面は
ライフル構えるのを躊躇ったようにも見
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

一流の映像とはこんな感じなのかな、と思うほど、画に引き込まれた

リズベットがミカエルにおせっせした理由がわからなかったけど、男性優位への反抗なのか
ダニエル・クレイグを強い男のカウンターとして弱めに
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.3

この映画から何を受け取ればいいのかわからなかった。


何を観れば良かったのだろう
ナポレオンの人となり?
→内面を描写しているようには見えなかった
訛りイジリもなかったなぁ
家族のこともほぼ描写なし
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ダークシティ(1998年製作の映画)

3.8

人間の人格なんて記憶がほぼ形成してるもんね。
運河を渡るシーンでは、自分たちの過去すらあやふやで作る未来もない主人公達の心情が
我々はどこから来てどこへ向かうのか
って感じだったりで、暗ーい雰囲気出て
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アビス(1989年製作の映画)

3.7

海底から助かりたいのか、
異性体と接触したいのか
核を止めたいのか(極限状態で、精神錯乱した人に決断が委ねられてしまう)
どんな話にしたいのか、二転三転してるけど、展開が気になるので長尺でも観られた。
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トレマーズ(1990年製作の映画)

3.9

吹替で鑑賞。

キャラクターの深堀りが薄いが
吹替だと喋りに性格や所作を感じることができる。

マイケル・グロス夫妻や主人公二人の掛け合いは素晴らしい。

裸の銃を持つ男(1988年製作の映画)

4.0

吹替で視聴。
テンポがよく、ギャグだらけのやり取りは最高です。

市長のザマス調好き。

EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション(2021年製作の映画)

2.8

うーん…
エウレカセブンの良さである哲学的な部分がない。
途中でデューイが毎週やられに来るドロンボー化していて、シリアスな雰囲気を壊す(合体もかな)

各陣営がどんな想いで動いているのかわからない
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ダンテズ・ピーク(1997年製作の映画)

3.8

自然の描写が本物感すごい
火山、火砕流、噴火、湖畔の家、火口

ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ようわからんな…
レントンは何であんなことになってるんでしょ
次作に期待!

今までの作品は神の作ったゴミでした~

交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1(2017年製作の映画)

3.3

次作に期待するしかねえ…

冒頭15分は濃いメカニック描写が凄まじかった。

その後は総集編。
時系列をやたらと前後させる演出の意図は一体。

(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

江戸時代のことはあんまりわからないが、
信長の方言や、茂助の意地汚いなど、演技は真に迫っているものが多かった。すごい(小並感)

コミカルは部分はとても面白いので時代劇パロっぽい作品な印象。

数多く
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ブルークリスマス(1978年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

異端者側の方が優れているのは、地球最後の男っぽいですね。
青い血は宇宙人からの福音だったかもしれないのに…
(同士討ち目的かもしれないけど)
度々登場する赤と青の演出が印象的でした。
(バラとか照明と
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ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

3.3

全然刺さらなかった…
マーロウのやれやれ系面倒見良いおじさんには好感を持てたが
裸、猫、包帯男など何かを象徴するのかと思われた描写に意味を全く見いだせなかった。
原作だと、包帯男はレノックス?

マー
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処刑人(1999年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ウィリアム・デフォーがおもしろ過ぎた。

音楽は時にクール、時に厳かに

シンプルなストーリーと思っていたので、父親、デフォーの参戦はとても良いサプライズだった。

光の旅人 K-PAX(2001年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

主人格の辛い部分を逃避するために現れた別人格という見方もあるが、
ベスが消えたことでK-PAXは存在すると思いたいので、ポーターはプロートと波長(魂的な)が近く、プロートの魂が降りてきやすい状態だった
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

戦争に想いを残した人たちが
ゴジラを倒すことで、個々人の戦争を終わらせる。
すごく良かった。

(まあ倒せてないけど、常に争いは尽きないものなので)

命を粗末にしない戦闘機や、かつての海軍、民間船の
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(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

SFを期待してたらミステリーだった。
謎の力が物語にどう影響するか、が見所だったはずが記憶喪失犯罪ミステリー落ちなので設定が生かされず残念
描写とか話し筋に矛盾があるわけではなく映像の出来自体はいいと
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独立愚連隊(1959年製作の映画)

4.1

登場人物のやり取りすべてが面白い。

軽妙なやり取りの中で、笑わせてくれるセリフ回しや、
言葉ではなく、ちょっとした動作で見せる気遣いが好き。

ドミノ(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

見えている世界は虚構で、各々はその中で演じている。
という構図は映画のメタ表現として、観ていて面白い
バッドエンドとも取れるラストだったが
最近あまりないパターンだったので
スパイスとして面白かった
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