ニコラス刑事さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.2

賢二と小日向さんの妄想シーンには、声を出して笑っちゃたし、心を打たれ泣いてしまうシーンもある良い映画でした。
本編前説の「内野聖陽さん」は男性臭プンプンですが、本編が始まるとまさに女性。
毎回「内野聖
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仕掛人・藤枝梅安(2023年製作の映画)

3.9

仕掛人藤枝梅安というと「緒形拳さん」のイメージが強いのですが、「豊川悦司さん」が演じるとどうなるのか?
興味津々で鑑賞。
「豊川悦司さん」良いですよ。
これは、原作に近い藤枝梅安のような気がする。(原
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ルパン三世 the Last Job(2010年製作の映画)

3.2

作画はキレイだし、話しも面白いはずなのに、盛り上がらなかった。
残念です。

必殺仕掛人 春雪仕掛針(1974年製作の映画)

3.5

飄々とした前作と比べて今回はシリアスタッチでした。
「岩下志麻さん」が画面に映されると妖艶さが漂うなあ。

好みからいくと前作かな。

必殺仕掛人 梅安蟻地獄(1973年製作の映画)

3.6

面白かったですよ。
「緒形拳さん」の軽妙な演技が良かったな。
クライマックスがちょっと物足りないし、人知れず仕掛けるなら闇夜の方が良かったような気がする。

劇場版マクロスF〜サヨナラノツバサ〜(2011年製作の映画)

3.7

前作より盛り上がって面白かったです。
バジュラの心が消化器官にも存在するというくだりは、「織田裕二さん」がMCを務める「ヒューマニエンス」の「腸」の回を見たので納得がいくなあ。
クライマックスでの戦闘
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劇場版マクロスF〜イツワリノウタヒメ〜(2009年製作の映画)

3.6

テレビ版を観ていないので、???がいっぱい。
次回作「サヨナラノツバサ」を観たら解決するかも。
美術、バトルシーンの出来映えに圧倒されたのですが、キャラクターデザインに馴染めず馴れるまで時間がかかりま
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ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

3.7

モンティ・パイソンの「テリー・ジョーンズ」が監督なので鑑賞。
何と、「ミッションインポッシブル」の「サイモン・ペッグ」が主演なのね。
前半はモタモタしてたんだけど、中盤からイギリス独特のブラックユーモ
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ルパン三世 sweet lost night ~魔法のランプは悪夢の予感~(2008年製作の映画)

3.7

テンポも良く面白かったです。
最近放送された「ルパン三世スペシャル」の中でも上位に入るかな。
オープニングクレジットも良い感じで、エンドテーマは「原田知世さん」が歌ってるんだね。
銭形警部を記憶喪失に
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MEMORIES(1995年製作の映画)

3.5

総監督「大友克洋さん」のオムニバスアニメ。
細部まで書き込まれた映像に圧倒されました。
第1話、「2001年宇宙の旅」「シャイニング」を思い起こさせるなあ。
第2話、ミサイルがもう少しハチャメチャに飛
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座頭市物語(1962年製作の映画)

3.9

面白かったですよ。
時代考証もしっかりしていて(そんな気がする)モノクロで撮っていることで更にリアル感が増している。
座頭市はシリーズが進むごとに市の髭は延び放題、着物は薄汚れていくのですが、この時代
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SPACE ADVENTURE コブラ(1982年製作の映画)

3.4

公開当時劇場で鑑賞して今回40年ぶりにテレビ放送で再鑑賞。
劇場での鑑賞時、コブラの顔はジャン=ポール・ベルモンドがモデルということを聞いて、吹替えは「山田康雄さん」だろうという強い思い込みがあったの
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リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

3.5

大正時代の雰囲気が再現されストーリーも分かりやすくテンポもよかったのですが、後半の展開に合点がいかなかったので話しに没入出来なかったぞ。
でも、アクションに関しては満足しております。
あれだけ撃たれて
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凪の島(2022年製作の映画)

3.7

温暖な瀬戸内海にある島を舞台にしていたので、明るい映画をイメージしていたのですが、ところがどっこい重たいエピソードもあり涙を誘われました。
前半はテンポが悪かったのですが、主人公凪の成長とともにテンポ
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0

母親の深い愛。
安澄が制服を着て帰ってくるシーンに泣き、安澄と君枝が再会するシーンに泣き、双葉の涙が頬を流れるシーンに泣き、滝本が真由に母親のことを話すシーンに泣き、等々。
「宮沢りえさん」「杉咲花さ
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テルマエ・ロマエII(2014年製作の映画)

3.8

話し自体はベタな展開なのですが、いろいろなエピソードを盛り込んでいて笑わせてもらいました。
前作よりこちらの方が好みかも。
「阿部寛さん」の怪演に磨きがかかってましたね。
ラストもベタでこうならないと
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テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

3.7

どう盛り上がっていくんだろうと心配しましたが、後半から史実に絡んできたので面白くなりました。
「阿部寛さん」の怪演と「上戸彩さん」の魅力で楽しませてもらいました。
ラストは私の好きな定番の落ちでした。

眠狂四郎 無頼剣(1966年製作の映画)

3.4

オープニングは、テンポよく話が進んで行くのですが、中盤から説明ぽいセリフが多いので引き込まれないぞ。
クライマックスは、同じ流派の愛染との円月殺法対決。
そのうえ不安定な屋根のうえでの対決は、盛り上が
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.8

全米俳優組合のストライキで来日出来なかった「トム・クルーズ」ですが、オープニングで「マッカリー監督」と「トム・クルーズ」のメッセージが流れて驚きと嬉しさで映画の期待値がMAXに。

疲れちゃったぞ。
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アドレナリン・ドライブ(1999年製作の映画)

3.3

オープニングの追突事故を起こすまでの主人公悟の上司(店長?)の行動にイライラしてしまった。
その後、悟と看護師静子がヤクザの闇金を盗んだことから逃走劇が始まりますが、中途半端な印象でもう少しハチャメチ
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若い人(1962年製作の映画)

3.3

「石原裕次郎さん」「吉永小百合さん」「浅丘ルリ子さん」の豪華キャストと「若い人」というタイトルに引かれて鑑賞。
「若い人」っていうタイトルから爽やかな学園青春ドラマをイメージしていたんですが。
ところ
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劇場版ラジエーションハウス(2022年製作の映画)

3.7

テレビドラマを劇場版にすると今一つっていうことがよくありますが、この映画はドラマの雰囲気を上手く引き継いでいますね。
難を言えば、感染症の原因が呆気なく分かってしまうことと、その原因を匂わせるシーンが
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

何とも不思議な映画でした。
「ハウル」のような「トトロ」のような「もののけ姫」のような「千と千尋」のようなファンタジー。
いつもの宮崎作品を越えるリアルな動き、映像、効果音、音楽なので、セリフは最小限
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ルパン三世 霧のエリューシヴ(2007年製作の映画)

3.2

今回のルパン三世は登場人物全員のキャラデザインが統一されていて、すごく観やすかったです。
ところが、中盤の部族間の争いの話がモタモタして退屈でした。
後半、魔毛狂介が頻繁に現れるようになってからテンポ
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.2

面白かったです。
クライマックスからは、もう圧巻。
ラストで里香が姿を現した時、私も心が解き放たれたようで涙が溢れてしまった。
五条悟、カッコいいぞ。

ルパン三世 セブンデイズ・ラプソディ(2006年製作の映画)

3.2

何か分かりづらく盛り上がらなかったぞ。
クライマックスから多少面白くなったかな。
ところで、なぜ場所の表記を英語にしてんだろう?
ストレスでしかなかった。

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.0

オープニングから、息をのむアクションの連続でもう夢中。
その後もスクリーンを観ながら身体が左右に動いたり思わず頭を下げたり、こんな反応は久し振り。
全編ノンストップアクションなのでクライマックスあたり
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慕情(1955年製作の映画)

3.4

主題曲とともに空撮で香港の街並みを捉えるオープニング。
そして、主題歌で終わるエンディングはすごく良かったです。
セリフも洒落てましたね。
でも、話が盛り上がらない。
ラストの丘のシーンは「風と共に去
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史上最大の作戦(1962年製作の映画)

3.8

ノルマンディー上陸に特化した映画で残酷なシーンが多く描かれていると思っていたので、今まで鑑賞するのを躊躇していました。(しかも長い。)
オープニングと同時に打楽器による曲が流れると今から「長い1日」が
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恋人たちの予感(1989年製作の映画)

3.8

出演者の表情と科白回しが面白いし、ラストに向けてだんだんと魅力的になっていく「メグ・ライアン」
そして、クライマックスでのハリーのセリフの畳み掛けに思わずウルウルしてしまいました。

「キャリー・フィ
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小さな巨人(1970年製作の映画)

3.4

長年「小さな巨人」というタイトルから歴史に残る英雄の映画と思っていて今回初鑑賞。
ネイティブアメリカンと白人、時代に翻弄された主人公の物語でした。
前半は「あれれっ?」っていう感じで後半から面白くなり
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弾丸を噛め(1975年製作の映画)

3.2

「ジーン・ハックマン」「ジェームズ・コバーン」「キャディス・バーゲン」が出演しているので気になって鑑賞。
馬が可哀想なロードムービーかな?
賞金レースにしては、誰が誰やら分からないままいきなりスタート
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.4

「ミッシェル・ルグラン」のもの悲しい名曲で始まり、俯瞰でとらえたオープニングに心を掴まれました。
でも、劇中のセリフを歌で通すミュージカル映画で、今一つ気持ちが入っていけなかった。

ところで、兵役を
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バルジ大作戦(1965年製作の映画)

3.8

長編映画でしたが、時間が気にならない脚本、演出で楽しめました。
タイガー戦車軍団の出撃、連合軍との攻防は迫力があり、戦車部隊を扱ったアメリカ製映画として最優秀作品として評価されたのも頷けます。
連合軍
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ドクトル・ジバゴ(1965年製作の映画)

3.8

バラライカで演奏される「ララのテーマ」は昔よく聴いていて映画も気になっていたのですが、その上映時間3時間20分弱という長さに躊躇してしまい、今回やっと鑑賞。
久びさに、序曲とインターミッション、間奏曲
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眠狂四郎 炎情剣(1965年製作の映画)

3.5

面白かったです。
「中村玉緒さん」が若く声も高い。
クライマックスで、眠狂四郎が多勢を相手に切りまくるのですが、何か腰が入っていないような。
それよりも気になったのが、クライマックスのロケ場所。
良い
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