隼人さんの映画レビュー・感想・評価 - 29ページ目

イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

4.0

痺れた!滾った!惚れた!論語に「子は温やかにして而も烈し。威ありて而も猛からず。恭しくして而も安し」とあるがこれは彼のためにあるような言葉。穏やかでありながら激しい拳、威厳があるのに猛々しくはなく、礼>>続きを読む

駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

3.4

聞いたことはあるけど詳しくは知らない駆け込み寺の世界。映像が綺麗で演技も良かったけど少し長く感じた。井上ひさしの原作も読んでみたい。

ルパン三世 アルカトラズコネクション(2001年製作の映画)

3.5

こういう史実にフィクションを織り交ぜていくストーリー大好物。何気ないセリフにも含蓄がある。下手なハリウッド映画より絶対面白い。2039年になったらもう一回観る。

幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

3.8

平成生まれの自分にとっては当時の流行風俗を知る歴史資料としても面白かった。武田鉄矢の絶妙なダサさと軽薄さが高倉健の渋い格好良さを引き立てて最高だった。名作はやっぱり名作。

ヘルボーイ(2004年製作の映画)

3.0

仮面ライダー(昭和)っぽい。ギレルモさんの特撮好きが影響してるのかなーって思いながら楽しく見られた。

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.8

映像、音楽、セリフ、先の読めない展開....すべてが最高にクールだった。どうやったらこんなカッコいい映画が作れるのか.....!オープニングから痺れて最後はにやにや。大満足。

GANTZ:O(2016年製作の映画)

3.9

実写がそうでもなかったからそんなに期待してなかったけど、かなり面白かった!妖怪の造形がちゃんと絵巻物や絵草紙の伝統的な姿を再現してて、それが生き生きと動いてるだけで妖怪好きとして感涙ものだった。武器も>>続きを読む

追憶の森(2015年製作の映画)

3.4

カンヌではブーイングが起きたらしいけど個人的には良かったと思う。確かに楽しい映画ではないけど幻想的で綺麗だし、日本とアメリカの霊魂観の違いなども面白かった。

女神は二度微笑む(2012年製作の映画)

3.3

サスペンス映画はじれったくて苦手だけど、緻密に作られてて飽きずに見られた。主演の女優さんすごく綺麗。

マラヴィータ(2013年製作の映画)

3.4

アダムスファミリーか。絶対お隣さんになりたくないこの家族。挿入歌がどれもセンス良くて使い方も抜群によかった。欲を言えばトミーリージョーンズもうちょっと活躍して欲しかった。

ペット 檻の中の乙女(2016年製作の映画)

3.2

なんか色々こじれ過ぎ!「うへぇ〜......」ってなるシーンも多くて観た後げんなりした。愛によってなされることはすべて善悪の彼岸にある。(ニーチェ)

カラスの親指(2012年製作の映画)

3.6

タイトルの意味が最後にわかった。村上ショージさんの演技は決してうまいわけじゃないけど妙にいい味出してた。親指の話、誰かにしたい。

小さいおうち(2013年製作の映画)

3.8

すごく上質な映画だった。歴史を俯瞰して観ると何年に政府がどうした〜みたいな大局的なストーリーについつい目を向けがちだけど、どの時代にも必ずしも記録には残されない歴史があって、家の数、人の数だけ物語があ>>続きを読む

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.0

そもそもなんでこの部隊を結成したのか明確な理由が分からなくて終始気になってしまった。魔女の暴走も部隊を結成しようと思わなければ避けられたのに...一体なんのための決死部隊なんだろう、とか考えてしまった>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦(1998年製作の映画)

3.7

ストーリーもアクションも声優も洋画だった。子供より大人向けに作ったんじゃないかっていうくらい。誰にも気づかれずにこっそり涙を流すしんちゃん堪らない。

星の王子ニューヨークへ行く(1988年製作の映画)

3.6

シンプルに面白かった!最近、闇系の映画ばっかりだったから癒される。ただNetflixの吹き替えがエディマーフィーなのに山寺宏一じゃなくて違和感あった🤭

シャイン(1996年製作の映画)

3.8

一応、ノンフィクションってことになってるけど、ヘルフゴットの家族には取材を行わず、そのため家族から事実と異なってるっていう批判を受けたという点を考慮して、あくまでも事実を基にしたフィクションとして鑑賞>>続きを読む

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.8

暗い色調、不安定なカメラワーク、どこか狂気を感じる音楽とダンス。全てが観ている人の精神をかき乱し、セルマと一緒に真っ暗な地の底を彷徨っているような気分になる。悪夢のようなミュージカル映画。二度と見たく>>続きを読む

モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル(1975年製作の映画)

1.7

モンティパイソンのシリーズはどうしても受けつけない。笑うどころか趣味の悪いジョークに嫌悪感すら抱いてしまう。じゃあ見なけりゃいいのにって自分でも思うけど、なぜか見てしまう。臭いものほど何度も嗅ぎたくな>>続きを読む

死霊館(2013年製作の映画)

2.2

西洋のホラーだな〜って感じ。日本人の霊魂観、恐怖感覚とはちょっと違う。そういう意味で面白い。

クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃(2016年製作の映画)

3.8

クレヨンしんちゃん映画は大人が見ても楽しい!報道ステーションとか大和田獏とか小さい子供にはわかりづらいギャグも思わず笑っちゃうし、みさえの子供に対する親の思いには感動した。この映画を見た子供も大人にな>>続きを読む

8 Mile(2002年製作の映画)

3.0

ラストのラップバトルは必見。映画館でもあのシーンは静かに座って見るんじゃなくて騒いで盛り上げるべき

ペントハウス(2011年製作の映画)

3.7

テンポがよくて楽しくみられた。コメディだけど人種とか格差とかアメリカの社会問題も背景にあって、だからこそラストは溜飲が下がる思いがした。

メン・イン・キャット(2016年製作の映画)

3.2

とりあえず猫が可愛かった。猫が9つの命をもってるっていうのはてっきり日本の俗信だと思ってたけど西洋の発想なんだねぇ

南極料理人(2009年製作の映画)

3.7

極寒の大地の上で命をかけて己の使命を貫こうとする熱き男達のロマン.....ではなく、仕事で仕方なく南極に来たおじさんたちがごちゃごちゃ言いながらも、ピーナッツで豆まきしたり、凍土の上で野球やったり、な>>続きを読む

劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル(2010年製作の映画)

3.7

映画館でも観たけど改めてNetflixで鑑賞。散りばめられた小ネタを発見する楽しみ。

ルパン三世 ロシアより愛をこめて(1992年製作の映画)

3.0

実在の人物の名前が出たり、明らかにあの人だろ!って分かるキャラが出てきたり、製作当時の世相が反映されてて面白かった

ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

3.5

真面目なボディーガード×破天荒なヒットマンの王道コンビもの。10年後記憶に残ってるような映画ではないけど、少なくとも観てる間は楽しかった。シスターとノリノリで歌うサミュエルジャクソンが可愛い。

ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢(2008年製作の映画)

3.8

今すぐブロードウェイミュージカル観に行きたい!!知らなくても楽しめる、でも知ればもっと楽しめる!ジェイソンのオーディションで思わず感動して涙を流す審査員が印象的だった。まさに、リアル、コーラスライン!>>続きを読む

ドラキュラ(1992年製作の映画)

2.8

古典作品の映画化の宿命かもしれないけど、どうしてもストーリーに古臭さを感じてしまう。衣装とかゲイリー•オールドマンの不気味な演技はとてもよかったから、もっと上手く料理したらそれこそドラキュラの如く鮮や>>続きを読む

ミステイクン(2011年製作の映画)

2.6

これは、どういう気分の時に観るのが正解なのか。くっきー好きだから、評価とか気にせず、自由にやってほしい

男はつらいよ(1969年製作の映画)

3.9

知ってはいるけど観たことない名作映画を観よう企画第一弾。落語の世界から飛び出してきたような寅さんの姿に平成生まれの自分もノスタルジーを感じてしまう。不器用な寅さんを見てると宮沢賢治の「雨にも負けず」が>>続きを読む

トリック 劇場版2(2006年製作の映画)

3.7

トリックの映画では2が一番遊んでる気がする。好き。ゴムゴムの〜が出たら、もはやこの世に霊能力ありや否やっていう話じゃなくなってきちゃうと思うんだけど。。

宇宙人ポール(2011年製作の映画)

3.6

「泣けないET」って書こうとしたのに、悔しいことに何故か最後のシーンでウルウルきてしまった。見た目キモいし中身おっさんなのに、だんだん可愛く見えちゃうのが不思議。

ミッドナイト・ガイズ(2012年製作の映画)

3.6

スーツが似合うイケオジたまらん。終わり方もクール!スッキリした。

先生と迷い猫(2015年製作の映画)

3.1

派手さはないけど、猫と街の人々の様子が暖かく描かれている。イッセー尾形さんがとてもよかった。動物愛護とか地域に馴染めなかった校長先生の成長とか明確なテーマを提示せずにぼんやりと匂わすくらいに留めていた>>続きを読む