隼人さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

人数の町(2020年製作の映画)

3.7

面白かった。なんとなく舞台くささ(演劇くささ?)があって最初は違和感あったけど、それが映画全体の雰囲気にもマッチしていた。架空のディストピアっぽいけど、実は現にいまの社会が既に一種の「人数の町」なんじ>>続きを読む

映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

3.9

クレヨンしんちゃんの映画は年によって豊作不作があるけど、個人的にこれは豊作だった。感動一辺倒ではなく、TVシリーズのバカバカしさもしっかり残していてバランスが程よい。現代社会の風刺になっているのも面白>>続きを読む

夜叉 容赦なき工作戦(2022年製作の映画)

3.7

イケおじがいっぱい出てくる。判事にはもう少し活躍してほしかった。
ちょい役だけど、イレブン(ハーレイクイーンみたいな臓器売買組織の元締)ちゃんがすごい好き。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.7

風刺が効いてて面白かった。案外、最後は本当にこんな感じなんじゃないかと思う。

砂の器(1974年製作の映画)

3.9

『男はつらいよ』もそうだけど、この時代の日本映画は少し前の地方の風景が残っていてそれを見るのが楽しみの一つなんだけど、この映画はそれがたっぷり味わえた。
後半はかなり印象的。一言も発さず、表情だけで魅
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パディントン 2(2017年製作の映画)

3.6

風景とか家具や壁紙、ファッション、小道具みたいな細かいところまでこだわりが感じられて可愛らしい。

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

3.7

主要キャストの熱演はもちろんのこと、「顔はよく見るけど名前なんだっけ」でお馴染みの日本を代表する名バイプレーヤーが集結している。
全体的に良い映画だったけど、
・病院の管理体制甘過ぎない?あんなことあ
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エース・ベンチュラ(1994年製作の映画)

3.3

ジム・キャリーがめっちゃジム・キャリー。なのに吹き替えが山ちゃんじゃないのが残念。この時代のアメリカンコメディってこんな感じだよなーみたいなあるあるを随所に実感。

ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.6

『ライオン・キング』以来、CGを使った動物の再現技術の凄さに驚いている。映像は綺麗だし、内容は分かりやすいので子供と一緒に楽しめる。子供いないけど。

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.6

戦争映画だけどクリストファー・ノーランらしい構造で理解するまで少し時間かかった。セリフが少ない分、緊迫感が伝わってくる

ザ・デイ・シャル・カム/オレたちの聖戦(2019年製作の映画)

2.8

人種差別を扱った社会派の映画かな~って思ったら全然違った。コメディなのかなんなのか、よくわからないまま終わってしまった。とりあえず、アナ・ケンドリックが可愛かったので良い。

スリー・フロム・ヘル(2019年製作の映画)

3.0

まさに地獄からの3人。前半の度を超えた極悪さと残酷さに途中で観るのやめようかと思ったけど、後半は割と普通だった。

寫眞館(2013年製作の映画)

3.7

短いけど味わい深い映画だった。市電の中で読んでいる新聞(報知新聞だった)の文字とか細かいところまでしっかり描いてあって美術としても楽しめる。

ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

3.9

「マシンの反乱」も「家族の再生」もありふれたテーマなのにすごい面白かった。映像も凝ってるし、オシャレ。深くにもエンドロールの家族写真で泣きそうになった。

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.8

アクションがものすごいのはシリーズ共通だけど、今回は馬とか犬とかまで武器(?)にしていて、本当にどうやって撮影しているのか色々心配になる。
相変わらずゲームみたいな映画だから脳内で勝手に画面の端にジョ
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銀座カンカン娘(1949年製作の映画)

3.7

高峰秀子は可愛いし、笠置シヅ子の歌は最高だし、何より動いている古今亭志ん生を初めて見た。志ん生の「替り目」を聴いて笠置シヅ子、高峰秀子たちが笑っている映像、あまりにも貴重すぎる。

ブラック アンド ブルー(2019年製作の映画)

3.7

社会問題も踏まえつつ、スリル溢れる映画でエンタメとしても面白かった。エンドロールの冒頭に流れる映像が素敵

スキャンダル(2019年製作の映画)

3.3

この事件のこともFOX社のことも全然知らなかった(ルパート・マードックはギリギリ知っていた)。アメリカのメディア勢力図とか政治傾向とか知っていたらもっと分かったかも。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.7

色々な国の言語を楽しめる映画。現実にここまで世界待望の小説っていうと、ダヴィンチコードのダン•ブラウンとかがそうなのかなって思いながら見てたら本当にそれをもとにしてるんだ

いとみち(2020年製作の映画)

3.8

早稲田松竹にて鑑賞。良い映画だった。津軽弁が自然に映画のなかの雰囲気に溶け込んでいて、最初は全然分からなかったけど、聞いてるうちに分かってくる。
とよえつ教授すてき。
古坂大魔王もさすが青森出身だけあ
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子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

4.2

早稲田松竹にて鑑賞。最高だった。とにかく全てがかわいすぎる。沖田修一さんの映画見た時は毎回思うけど、独特の空気感が好き。オフショットかな、っていうくらい自然な演技がすごい。

薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

3.9

良かった。B級コメディみたいな邦題だけど、まさにこのタイトルが全てを物語っていると思う。主人公がやっていることは本来は一個人がやることじゃなくて政府当局がやるべきこと。

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.5

ピラメキーノのダルさんを久々に見られて嬉しかった。お久しぶりです。その節はお世話になりました。
自分の国が戦争になった時、敢えて「コスモポリタン」というアイデンティティを選び取る姿は今の時勢と重ねて色
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.6

ホルツマンが特に好き。
色んな映画のパロディがありそうだけど、全部のネタは理解できなかった。

ベスト・オブ・エネミーズ ~価値ある闘い~(2019年製作の映画)

3.7

未だに差別による事件が度々起きててうんざりするけどこれは希望のある映画。特にエンドロールが良かった。

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

3.8

こういう歴史を映画として残しておける(さらに言えば、それが評価される)ことは本当に素晴らしいことだなと思った。

望み(2020年製作の映画)

3.6

『ひとよ』『ミセス・ノイズィ』『空白』など、最近は一家族がある事件に巻き込まれてマスコミとか世間にわちゃわちゃにされる邦画ばかり観ている気がする。たまたま?それとも流行り?
この映画も例によらず重いテ
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ディアボロス 悪魔の扉(1997年製作の映画)

3.6

教会のシーンで聖水に手を入れようとする時、一瞬上を見上げたアル・パチーノのあの表情がたまらなかった。キアヌ・リーブスもアル・パチーノも好き。

スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

途中まで階級革命〜ッて感じですごい面白かった。だからこそ最後。蜂起しなかったら失われなかっただろう命が大量に失われている。この革命はいったい何だったのってなる。

神在月のこども(2021年製作の映画)

3.5

実在の神社がいっぱい出てくるのが良かった。miwaちゃんの挿入歌も良かった

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

3.7

気を抜くと分からなくなるから、ついていくのが大変だった。とても重厚な映画で、金正日との対面シーンとかいや~な緊張感がすごかった。

イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

4.2

イップ師父とお別れしたくない・・。
イップ・マンのシリーズでは1と2が好きなんだけど、これはその両方のいいとこ取りみたいな映画で最後にふさわしい作品だった。拍手。

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.6

出版業界ってこんな感じなんだなーって知って面白かった。國村隼さんの見た目が完全に筒井康隆。

パディントン(2014年製作の映画)

3.7

ロンドンの人々があまりにも喋る小熊に対してノーリアクションだったから、最初は何かのメタファーなのかな…みたいな深読みしてたけど、途中からそんな穿った見方はこの映画には必要ないと気づいた。

プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵(2020年製作の映画)

3.3

これ見ると、ネルソンマンデラってやっぱりすごいなーって思う。

ジョーンの秘密(2018年製作の映画)

3.4

壮大なファミリーヒストリーを見ているみたいだった。おばあちゃんが息子に「あのときは時代が違った」と何度も言っていたのが印象的。共産主義に対する感覚はその当時の人とソ連崩壊後の現代の人との間ではまさに隔>>続きを読む