ねこまるキャットさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ウォルター少年と、夏の休日(2003年製作の映画)

4.5

『生き様』×『癒し』
ティムバートン監督の「ビッグフィッシュ」が好きな人は、間違いなくこちらもいけるかと思います。

14歳のウォルターが、叔父たちの家に預けられ、一夏を過ごすお話。

叔父たちは頑固
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もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)

3.7

『自堕落』×『雰囲気』
何も起こらない、空気感を味わう、
"78分"という短尺映画。

ストーリーは、特にない。
四季を通してだらだら過ごす主人公をただただ見る映画👀

これだけ短ければ、面白くなくて
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ラッキー(2017年製作の映画)

3.7

『孤独』×『終活』
孤独な老人の老後を描いた"哀愁"を味わう映画。シンプルに見えてとても哲学的。

孤独に怖さを感じるも、頑固で素直になれない主人公。

カフェで喋りかけてくれた顔見知りの人に、
「つ
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.0

『破天荒』×『教育』
「天使にラブソングを」とかが好きな人は絶対にハマれる音楽系ハートフルコメディ。

思えばジャックブラックを好きになったのは、この作品がきっかけだったかもしれない。

売れないバン
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クロース(2019年製作の映画)

4.5

『欲』×『心』
Netflixオリジナル作品ですが、名作です。
とても素敵な映画でした。

タイトルの"クロース"とは、Mr.クロース、サンタクロースの事です。

クリスマス、サンタクロースにまつまる
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.0

『4DX』×『鬼滅』
先日ずっと楽しみにしていた4Dで鬼滅を再鑑賞してきました。
4Dの公開日は12月26日だったんですが、毎日オンラインで秒で完売するので、全然行けず…。

なんせ4Dの座席数は少
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オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

3.8

『親子愛』×『タイムトラベル』
自分の父がお気に入りだった映画の一つ。

ストーリーは、死んだはずの父親と交信し、過去と現在が繋がり、父親の死を回避しようとするとこから始まるも、そこからまた話が展開し
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

『大人』×『会話』
一作目と比較すると会話の内容は、仕事や結婚、家庭、地球環境と、かなり大人verに。

というかまずお互い別のパートナーがいる事にビックリ。

サラッと言ってサラッと受け入れるカルチ
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

3.8

『親離れ』×『子離れ』
「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」

全部嫌いって人はまだ出会った事はありません。

雨と雪、二つの話が同時進行していく構成。

雨は親離れをする自
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.8

『出会い』×『会話』
駅前でナンパしてる男は、この映画を見て、自分を見つめ直すべし。

コンディションによっては爆睡してたかもしれないし、批判してたかもしれない。
自分が十代の時に見たら何も響かなかっ
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みかんの丘(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

『偏見』×『戦争』
戦争や人種の違いに疑問を抱く主人公。

主人公によって、戦争で敵対する物同士が、同じ屋根の下で怪我治療を受ける。

主人公を仲介し、敵対する物同士が徐々に和解していき、そして結末は
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わたしたち(2016年製作の映画)

3.7

『いじめ』×『成長』
小学校という組織での派閥、貧富の差で形成されていく偏見、ローテーションされるいじめ。

小学生の純粋さ、不器用さを堪能する作品です。

音楽演出はなし。リアルな雰囲気を味わう映画
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フック(1991年製作の映画)

4.5

『サラリーマン』×『ピーターパン』
超豪華大人版実写ピーターパン!
監督/スティーヴン スピルバーグ

ピーターパン/ロビンウィリアムズ
ティンカーベル/ジュリアロバーツ
フック船長/ダスティンホフマ
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ジャック(1996年製作の映画)

3.8

『難病』×『純粋』
通常の人の「4倍の速度で成長していく」難病の主人公の映画になります。

小学校に通う事になるも、周りと違うもの、異物というものに対して異常なまでに警戒する生徒達。

最初は警戒され
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天国からの奇跡(2016年製作の映画)

3.7

『信仰心』×『努力』
お洒落なジャケットと、胡散臭い邦題で、若干抵抗感がありましたが、とても素敵な映画でした。

かなり宗教的で「神」という存在をこれでもかというぐらいごり押ししてきますが、スルーして
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ブレッドウィナー/生きのびるために(2017年製作の映画)

3.6

『歴史』×『文化』
怒りではなく、言葉を伝えて。
花は雷でなく、雨で育つからーー。
私は、生きる。

このキャッチコピーが全てです。
アニメで見やすいが、文化の違い、アフガニスタンの情勢、歴史を勉強す
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ビジョン(2015年製作の映画)

4.5

『隠蔽』×『誘導』
踊りなし、超本格的インドサスペンス映画。初速は悪くも、中盤からの加速度は異常。

インド映画あるあるですね^^

超面白いです。洋画でいうと「ゴーンガール」を見た時ぐらいの衝撃。
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.9

『青春』×『音楽』
「シングストリート」か「はじまりのうた」かで、結構分かれるみたいですが、私はこちらの作品の方が好きです^^

大人になると新しく何かを始める事へのためらいであったり、「やったところ
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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

『視覚障害』×『努力』
視覚障害を隠して一流ホテルで見習い、研修。

ただでさえ緊迫感のある研修ですが、ほぼ全盲というハンデを負って緊迫感は倍に。

作品としては陽気な雰囲気で、コメディタッチな部分も
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アンドリューNDR114(1999年製作の映画)

4.5

『SF』×『ラブストーリー』
ロボットと人間の恋物語。
ロビンウィリアムズ主演映画の中でも特に思い入れのある作品。

学生時代見てもほっこり。今見てもほっこり。
自分の中では「ほっこり映画」の代名詞と
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永遠の僕たち(2011年製作の映画)

3.5

『洋画』×『加瀬亮』
当たり障りのないジャケットと邦題。
加瀬亮ががっつり出演している洋画。

カフェミュージックをバックに最後までゆるやかに進行していく、フランス映画のような作品。

臨死体験をして
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ゲーム(1997年製作の映画)

4.7

『ゲーム』×『サスペンス』
サスペンス好きなら一度は見ておきたい、元祖どんでん返し映画。

何年経ってもファンからまだかまだかと、Blu-ray化される事はなく、廃盤のDVDにプレミアム価格がついたま
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

3.5

『虐待』×『救済』
有料版フィルマークスにて検索第一弾。

訳有りのティーンエイジャー達が保護されてる施設で働く主人公のお話。
主人公も虐待などの訳有りの過去。

正直ストーリーが面白いという訳でもな
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.8

『天国』×『地獄』
前半と後半で全く違う映画。
天国と地獄。

天国から地獄への切り替え方に全身鳥肌。
どこから地獄が始まるのかは、見れば分かります。
そんな構成にも関わらずまさかの100分切り。
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

『余命』×『恐喝』
ジャケット、タイトル、あらすじ、インパクトが強く、ずっと気になっていて本日鑑賞。

しかし、余命がわずかな娘を喜ばせるために、娘の好きなアニメの、高額な衣装をプレゼントしようとする
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スポット(2001年製作の映画)

3.8

『犬』×『お笑い』
子供の頃、飛行機の中で見て、腹がよじれるぐらい爆笑して「うるせー!」と怒られた思い出の映画。

思い出美化というのもありますが、大人になって見ても同じシーンで笑い、最高に楽しめまし
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真実の行方(1996年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

『真実』×『嘘』
少し長めの法廷サスペンスという事で、個人的にはあまり見る気分になるタイミングがなかなかありませんでしたが、本日鑑賞。

「どんでん返し」「衝撃的ラスト」などの広告、レビューが定着する
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パコと魔法の絵本(2008年製作の映画)

3.9

『記憶』×『絵本』
頑固オヤジが素直になっていく描写とか、そういうの好きなんですよねー。

記憶だとかフラッシュバックだとか、そういうの弱いんですよねー。

ジャケットも作品の映像も、ガキくさいかもし
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ジョンQ 最後の決断(2002年製作の映画)

3.9

『医療』×『現実』
医療、保健制度についてのハラハラドキドキ社会風刺サスペンス映画。
息子の心臓移植費用を用意する事が出来ず、善人の主人公が病院をハイジャックし手術を強要。

かなり好きな作品です。終
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グレッグのおきて(2011年製作の映画)

4.5

『奮闘』×『成長』
グレッグシリーズが好きなやつに悪いやつはいない!
アメリカではめちゃめちゃ人気の作品ですが、日本ではいまいち浸透していません。

個人的には「ホームアローン」と同じぐらい殿堂入りし
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

4.0

『巨大ロボ』×『巨大怪獣』
これぞ男のロマン。ジャケットやタイトル、あらすじで偏見を持っている方も多いかもしれません。

安い映画ではありません。この重厚感を味わったら「トランスフォーマー」は見れなく
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.7

『静寂』×『モンスター』
映画館でアトラクション感覚で鑑賞するのが一番いい類ですが、そんなメンタルは持ってません!

「音を立てたら即死」という、ありそうでなかったような映画。あるのかもしれないけど。
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.8

『情熱』×『筋』
ベストムービーにしている方が非常に多い作品。

原作、ドラマ未視聴。予告やレビュー、あらすじも見ず、前情報一切なしで本日初鑑賞。

最初に言うと、今まで見てきた邦画の中で、演技力、熱
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キャリー(1976年製作の映画)

3.7

『超能力』×『覚醒』
古い作品ですが、テンポの良いホラー映画になります。

この映画、どういった映画なのか簡潔に言うと
「内気な女の子が、同級生のいたずらで豚の血をぶっかけられて、怒りで超能力が覚醒す
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

3.8

『ホロコースト』×『子供』
強烈的なラストの画は、脳みそに一生涯刷り込まれるでしょう。

ホロコーストが題材の映画は本当に沢山あり、最近では「ジョジョラビット」が有名かと思います。

ホロコーストが題
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アス(2019年製作の映画)

3.8

『不気味』×『恐怖心』
ジャケットこわ笑
「ゲットアウト」の監督ジョーダンピールの二作目。

自分にそっくりな人間が襲ってくるホラー映画ですが、そんなに構えなくても大丈夫です。

私は、ホラー映画を鑑
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