てっちんさんの映画レビュー・感想・評価

てっちん

てっちん

映画(93)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

夏へのトンネル、さよならの出口(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

昔に本で読んでいて、最近映画になったのを知って観てみた。

SFにはよくある設定だが、時間がずれていくという切なさ、恐ろしさがシンプルでストレートに描かれていて良かった。
細かいことは気にせずスナック
>>続きを読む

幸せになるための27のドレス(2008年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

勧められて視聴。

ノーと言えない性格で、人のために自分を殺して生きていく主人公を見ると少し心が痛くなる。
いつか溜まったものが爆発して取り返しのつかないことになってしまう。言わなきゃ伝わらないことも
>>続きを読む

バブル(2022年製作の映画)

2.0

世界観、ストーリー、登場人物の感情についていけない。奥が深いから、というわけではなく理解ができない。観たことないアニメの総集編を観ている気分だった。

映像は綺麗だが、ふた昔前のアニメのように感じた。
>>続きを読む

浅草キッド(2021年製作の映画)

4.0

「粋」と何か。この映画を観れば分かる気がする。
ビートたけしの半生がこんなにドラマチックだとは思わなかった。
人の心を動かすような人や物事は、常に固定概念をぶっ壊している。
その影響力は良い方へも悪い
>>続きを読む

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.0

劇的でないが人にはそれぞれの物語がある。そんな当たり前だけど忘れがちなことを再確認した。
時代を遡っていく見せ方はツールや背景が変わっていって面白かった。

個人的には響くものは無かった。

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

4.0

ちょっとくさい場面はあるけれど、観て幸せな気持ちになる映画。
日常は劇的ではなくても、些細なことが積み重なって現在があることを教えてくれる。
後半の場面は自然と笑顔になる。

出会いの下りは個人的に刺
>>続きを読む

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.5

本を読んで良かったので、映画も鑑賞。

何回も泣ける場面がある。登場人物が、聖人じゃなく人間臭さがあるところが現実味があり感情移入しやすい。

親子という関係、愛情とは何かを考えさせられる映画だ。

怒り(2016年製作の映画)

4.0

人を信じること、疑うことは難しい。簡単に人を信用するな、と他人目線では言えるが当事者ならどうするのか。罪悪感や取り越し苦労のせいで後の関係性に支障が出るかも、などと考えると疑い続けることもできない。>>続きを読む

セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

吹替にて鑑賞。

どうしても、現状が悪いのは過去の失敗のせいだと投げやりになってしまう。しかし、変えられるのは自らの考え方やこれからの行いだということを教えてくれる。

タイムスリップではなく、主人公
>>続きを読む

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.0

吹替にて鑑賞。

何事にも否定的になってはいけない。いつのまにか逃げ癖が染み付いてしまっていないか。
コメディを交えながら人生を楽しく生きるヒントが描かれている。

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

解釈が非常に難しい作品だった。
独裁的なミランダに対する世間的な評価が映画では言及されていない。

アンディは芋っぽい(エリートではある)女の子から、洋服のセンスを獲得し、どんな仕事もこなせる人物に成
>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.5

競争だけが人生じゃない。自分が何をしたいかが大切だ。(現実では型にはめてないと不安でしょうがない…)

初めてインド映画を観たが、急に歌って踊るのに、あまり違和感は感じなかった。

強烈な風刺と笑いが
>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.5

幸福感溢れる映画だった。

嫌なキャラクターが出てくることはなく、ほのぼのとファンタジーが楽しめた。

来る(2018年製作の映画)

-

ホラー映画全般に思うことだが、何だこれ感。

理解できる時が来るまでスコアは付けないでおく。…理解できる時が来るのかはわからないけど。

陽だまりの彼女(2013年製作の映画)

3.0

ほのぼのしたものを観たくなって鑑賞。

心温まるストーリーだったが後半の展開は予想してなかった。小さな違和感の見せ方が絶妙だった。
ファンタジーを入れ込むと失敗しないか不安になるが、それが悪さすること
>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.0

史実を基にしたストーリー。
戦争が科学技術を発展させることを感じられる。

大義のためには手段を選ばない天才の思考回路はほとんどの人は理解できない。すごくもどかしいし、観ていてイライラもしてしまった。
>>続きを読む

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

終始絶望感に溢れている。

「ここまで来て引き下がる」というのは、秘書の言葉でもあるように日常でもなかなか難しい。ましてや戦時中という非日常でその決断ができるのか。

ヒトラーの心情が理解できない。起
>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.0

アメリカでも日本でも、思春期は同じような葛藤や不安を抱えているんだなと思った。

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

メタ的で突飛な設定に最初は困惑したが、徐々に魅き込まれていった。

「頭の中にカメラは無い」という台詞は胸に刺さる。

どんなに物事に熱狂していても、隔たり(画面)があると人はすぐに無関心になり得る。
>>続きを読む

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.0

どこかと戦争している時代に生きていなければ理解できない心情があると思う。

そんな時代にどう生きるか。

主人公の信念を貫き通す姿、それを見て周囲が心動かされる様は感動する。
しかし、個人的に宗教への
>>続きを読む

清須会議(2013年製作の映画)

3.0

歴史に学ぶことは多い。

根回し、裏をかく、虎視眈々とした藤吉郎を面白おかしく表現している。

パッと見ただけで合成だと分かる様な場面が多く残念。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

バットマンのヴィラン、ジョーカーの誕生物語だが、バットマンを知らなくても全く問題は無い。

人に期待し、そして絶望し(文字通り)笑ってしまうほどの憎悪に呑まれていくアーサーの姿は観ていて非常に辛くなる
>>続きを読む

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.0

元兵士の男は、乱れた街に絶望しているが、自分の力でできるのは1人の少女を救うこと。

主人公の理性がギリギリの所で揺れ動く様は興味深い。BGMは割と好きだった。

何度も観たいとは思わないが、一度は観
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

人間臭い俳優と超人的なスタントマン。共に過ごし、同じ役を演じているが正反対な2人は、現実と理想を表しているのか。

それぞれの物語があり、どの登場人物も魅力に溢れている。特にクリフは、こんな大人になっ
>>続きを読む

アド・アストラ(2019年製作の映画)

2.0

SFにしては中途半端だし、ストーリーも中途半端。終始どういうスタンスで観れば良いのかわからなかった。

自分には合わず、心動かされるものはなかった。期待していた分残念。

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.0

大和に対する新たな解釈を与えてくれた。

自国を守りたいのに、その自国から邪魔をされるジレンマ。腐っている上層部。本質を見極めているごく一部の人間。
ストーリー展開はとても面白かった。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

なにが幸せなのか。無償の愛は存在するのか。

人の欲望の怖さが子供の視点から描かれている。登場人物の気持ちの揺れ動きに感情移入してしまう。

物語の大きな展開も淡々と進むことで、身近に起きるかもしれな
>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.0

常に一人称で物語が展開していき、主人公の気持ちに入り込みやすい。
人は夢見がちであり、他人に自分の価値観や理想を無意識に押し付けている。

なんの迷いもなく上手く生きている人などいないと勇気をくれる。
>>続きを読む

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.0

今やありきたりとなったゾンビ物と、パッとしない主人公が意外な特技を持っていてここぞという時に役に立つというストーリー。
内容としてはあまり新鮮味がないが見せ方が上手いのか、なぜか惹かれるものがある。

くちびるに歌を(2015年製作の映画)

4.5

15歳の時の世界はまだ狭くて、でもその中で苦悩しながらも必死に生きている。大人でも悩んだり迷ったりしながら日々を過ごしている。
登場人物たちがそれぞれ抱えているものに苦悩や葛藤し、お互いを支え合いなが
>>続きを読む

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.0

過去作は観ていない。

分かりやすいストーリー展開で色んな世代が楽しめると思う。深く考えずに観る分には、エンターテイメント性があって楽しめると思う。

トロイ(2004年製作の映画)

3.5

吹き替えにて鑑賞。

古代ギリシアの知識がほぼゼロだが楽しむことができた。物語は神話を元にされてはいるが、神々は信仰の対象としてのみ登場しており、人間同士の争いに焦点が置かれている(どうやら神話とは内
>>続きを読む

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.0

映画館で鑑賞。観られて良かった。


とにかくかっこいい。それでいて訴えかける内容は重く考えさせられるものだった。

どこの場面も芸術的。何度観ても楽しめる作品だと思う。

>|