ふぁぶさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ふぁぶ

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東京物語(1953年製作の映画)

3.5

画角がどうだとかセリフがどうだとか、そんなこともちろん何にも説明できないただの映画好きが、劇的なことが起こらない古い白黒映画に最後まで惹きつけられたのは、やっぱり何かしらあるんだろう。

わざわざ東京
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女王蜂(1978年製作の映画)

3.5

「悪魔の手毬唄」「獄門島」、そして今作を一気見したせいで、集中力も落ち、しかもキャストがお馴染みメンツなせいで、理解力はかなり落ちた状態で見てしまったが、それでも面白かった。

なにより、仲代達也のど
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ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

3.0

うーん、結局分かったかと言われるとわからなかったし、そもそも何が分からなかったのかも分かっていない。
けど、それぞれの舞台がそれぞれ魅力的だったし、登場人物も魅力的。
なんかミシェル・ゴンドリーを思い
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砂の器(1974年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

近年の邦画は全く見ないから分からないけど、昔の邦画は音も良いし(過剰なBGMもなく)、声も良くて、ASMR感があるくらい。

丹波哲郎が県を跨いで捜査してる様は、なるほど確かに2時間サスペンスとかで見
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アップグレード(2018年製作の映画)

3.5

良作。
アクションは結構爽快感もあるし(マトリックスっぽい)、ストーリーも斬新とは言えないけど、テンポの良さでこっちが察する前に結末にたどり着くし。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

良かったね。とは思うけど、スッゲー面白いよ!この映画!と他人に言いたくなるかと言われるとそうでもない。
旧劇で納得していた自分にとっては、少し蛇足感は否めなかった。

終わらせるために作ったんだなと。
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天気の子(2019年製作の映画)

2.0

捻くれてるとは思うけど、新海誠作品は感動の強要に感じて苦手だ。
それでも、「君の名は」は確かに面白かった。
超一流のプロが売れるものを作ってやろうと集った商業的ポップスバンドのデビューアルバムのような
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ロンドンゾンビ紀行(2012年製作の映画)

2.5

まあまあ高評価だったので、ちょっと期待し過ぎたかも。
良くも悪くもB級で、ゾンビと老人の追いかけっことか銃をぶっ放す老人を撮りたかったんだろうなという感じ。
その思いつきに、あとはゾンビ映画をギャグ寄
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ミスト(2007年製作の映画)

3.2

賛否両方で名前を聞きすぎて、あえて観なかったんだけど、そろそろ観とくかという気になったので鑑賞。
ある種、王道というか、結構引き込まれる良い映画だった気がする。
ラストのオチは、まあ評判通り胸糞だけど
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.5

大きな意味でのオチは、観る前からネタバレしてたので驚きはなかったけど、内容は良かった。引き込まれるいい映画。

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「ジョーカー」でこの作品の存在を知ったが、「ジョーカー」は今作のリメイクだと言われても信じるほどには似ている。
リメイクではなく、オマージュなのかな?
しかし、順番が逆になってしまったがために、主人公
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ジャケットだけ見て、ただひたすら海を渡っていく物語かと思ったら、割とすぐ陸についてまだ尺余ってるけどどうすんの?!と思ったら、ラドクリフ喋り出して笑った。笑
音楽と映像もろもろの演出が、どうしたいのか
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残酷で異常(2014年製作の映画)

3.5

タイトルで気になって、評価もなかなか良いので鑑賞。
うむ、確かに良作です。見入ってしまうし、物語もよくできてると思う。
観賞後感も良い。なんであんな邦題にしたのよなんて思って原題みたら、そのままなのね
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.2

終始頭の上にはてなマークが踊りました。

それぞれの要素は決して新しいわけじゃないから、どこか既視感は感じるのに、組み合わせられると途端に理解が追いつかない。(自分の頭が悪いのが主要因)

伏線回収は
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プレステージ(2006年製作の映画)

4.5

代数を用いて綴られる
モニターを横切る夥しい数の
自己達成的予言
よじ登ることのできないフェンス
韻を踏めていない文章

それらを自分が望むように
変えることはできない
それで参ってしまう

暗闇の中
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あした世界が終わるとしても(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

キャラデザ、特に女の子は可愛くて良いです。
ストーリーは雑と言うか、ご都合主義と言うか、既視感のあるもののごった煮で、その割にサクサク進むとは表現できないような…。
結局、一番注力したのはCGだったん
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

2.3

何となく、もうちょっと笑いに振ってくるのかと思いきや、まあまあ悲しい展開と結末。
個人的にはいろんな要素がお互いを打ち消し合って、薄くなっている印象。

ヴィデオドローム(1982年製作の映画)

2.0

特殊メイクはよくできてると思うけど、基本的にグロ描写苦手だし、ストーリーも良く理解できなかった。。

SF核戦争後の未来・スレッズ(1984年製作の映画)

2.9

他の方の評価を見て、ある程度覚悟して観たが、グロさで言うと思っていたほどではない。
やはり、幼少期に見たはだしのゲンがあるからだろうか。

それにしても制作年が1984年!まさに自分の産まれた年!
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ヒドゥン(1987年製作の映画)

3.0

普通に面白いし、カイル・マクラクランもミステリアスで魅力的ではあるけど、どこかB級。良くも悪くもB級。
ラストはある種、ウルトラマン的な友情というか愛情(ある種歪んだ)を感じた。

アトラクション -制圧-(2017年製作の映画)

2.5

うーん…VFXの評価が高いですが、2017年だからこれくらいは、ねぇ?
言いたいことややりたい事はわからなくないけど、どうにもこうにも二番煎じにならないようにボカしてるから、観てる方もイマイチ熱が入ら
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フューリー(1978年製作の映画)

2.5

うーん…ラストがねぇ…もう笑かしにきてるよね?笑
でも、楽しめたからよし!

世界の終わり(2014年製作の映画)

2.5

ショートフィルムだから、当たり前だけど退屈はしない。
ただ、どこの部分が一番やりたかったのかは見抜けなかった。
無駄なBGMのない何気ない日常を切り抜いた感は好き。

大怪獣バラン(1958年製作の映画)

2.5

バランのデザインの良さ以外は、特筆すべきところのない作品ですかね。

宇宙大怪獣ギララ(1967年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

物心ついた時から、迷作だと刷り込みされていたせいか、いざ見てみたら、そんなに悪くないという感想。笑
確かにみなさんが指摘されてるように、脚本がつまらないとか登場人物に性格破綻者がたくさんいるとか、三角
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空の大怪獣 ラドン(1956年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

古い作品を見る上での一つの魅力は、その時代の人々の生活が見られること。
この1956年の映画の冒頭では、実際の炭鉱での様子が映し出されていて、それだけでもワクワクする。
しかし、その後の展開は結構シリ
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キングコングの逆襲(1967年製作の映画)

3.0

精巧なミニチュアや、意欲的な合成がとても素晴らしい。

フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ(1966年製作の映画)

3.0

子供の頃から、怪獣図鑑などで存在は知っていたが、サンダとガイラが気持ち悪すぎて避けてきた作品。
実に30年もの時間を経て、ようやく鑑賞。
やっぱり、サンダとガイラは気持ち悪かった。
おまけにガイラは人
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