ベタな映画なんですよ。
でもそこがいーんです。
台湾映画は本当に光がキラキラ綺麗で、空気感も良いよね。
ラストの辺りは甘いけど。
いいんだよそんなの。
“愛する者に死を与える”というテーマに、だんだん惹きこまれた。
確かに難しいことだよなあ。
「あなた達は勝手な愛し方をするだけ。箱の中にラベルをつけて、その時々で利用して使う。これは私の友達、これは犬>>続きを読む
タイトルや雰囲気で損をしてる…というか、自分が単にラブストーリーを避けているだけか。
ようやく見てみたら、なかなか楽しめてしまった。
開始後1,2分でカーセックスしようとしたカップル(チャニング兄と>>続きを読む
さすが!韓国のミステリは面白いし、完成度が高い。
ウォン・シニョン、『セブンデイズ』同様の激しく細かいカット割だけど、アクションシーンは確かに迫力満点。
主人公の抱える哀しみが何より納得のいく深みと>>続きを読む
結構面白い。
終わった後、あれこれ考えるのも楽しい。
スティーブ・カレルが付け鼻の特殊メイクをして、喋り方もまるっきり別人のよう。マークラファロとチャニング兄のレスリング練習風景は、ゴリラのじゃれ合>>続きを読む
孤独で偏屈な老婆の末路を描いた後の、甘美な彼女の思い出。
まさかこんな反転の仕方をするなんて。
途中からグイグイ惹きこまれる。
不思議に印象深い。
ナレーションと映像という相性の良くないものを、あえ>>続きを読む
ピエロが出てくるだけで「気狂いピエロ」なんでしょ…と思ったら、意外や意外、本当に”気狂い”だし、”ピエロ”っぷりもすごくて”決闘”してました。
この人…頭おかしいw
でも、泣き虫ピエロは最後に救われ>>続きを読む
いかにも80年代風の髪型と衣装、化粧法なんだけど、のんびりしたラブコメですっごくカワイイー。
アダム・サンドラーは本当に歌ってそう?
韓国物ミステリを見ているとかなりの確率で多いのが、「韓国の警察は無能」という描写。
もう分かったよ!(怒)と言いたくなるほど多い。しつこい。
この作品はそれに加えて、オチがあり得なさすぎてビックリし>>続きを読む
再見。素晴らしい映画は二度見ても本当に面白いなあ。
大好きなショットは二箇所あって、
1つはジャレッド・レトの鏡の前での表情の大写し、
それからラストのクルクル回るマコノヒーが、ロデオを柵の向こう側>>続きを読む
想像よりずっと面白かった。ベネディクト・カンバーバッチもいいけど、彼より上手を行くマーク・ストロングも最高!癒せない永遠の孤独…ラストはちょっと切ないな。
『陸軍中野学校』イギリス版、みたいな話だっ>>続きを読む
この映画の良いところは何処なんだろう、ラストショットの角度違いがカバーアートになっているところかな。ここだけシブいもんね。
自分が撃たれてなお悪口雑言を吐く、絶体絶命の状況でもカラッとした会話。
ア>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ゴヤ賞2010年受賞作品。
スペイン内戦に引き裂かれた家庭。
信じていた自分の世界が壊れ、父親と母親を憎むことによって金持ちの家に引き取られていく少年の話。
貧しさのため、家族のためとはいえ、間違い>>続きを読む
袴田さんトークショー付きの「死刑映画祭」で見たかった。残念ながら袴田さんは来ず仕舞いでした。
新井浩文の演技が素晴らしい!惚れ惚れします。
途中まではかなり良いのに、ラストがもうダメダメ…。ファン>>続きを読む
内容は相当キツイけれど、言いたいことは痛いほど伝わってくる。
相応の覚悟で臨んだ志の高い作品ではある。
でもトガニにしろこちらにしろ、悲惨過ぎて辛い…
このレビューはネタバレを含みます
2011年のゴヤ賞受賞作品。
なかなか面白かった。
冒頭の事件こそ、何の罪もない人を殺した通り魔殺人であるのは確か。
ここで、悪徳刑事が平気でやってしまう単なるピカレスク物かと思わせるけれど、その後>>続きを読む
一切退屈する瞬間が無いばかりか、まばたきさえしなかったかもしれない。
最高だった。言葉もなく息もできないエンドロールが凄すぎる。やっぱ、ジャージーボーイズを一位に選んでる場合じゃなかったよ、某誌は。>>続きを読む
レース前レースも相当面白く、それだけですでにお腹イッパイ☆なのに、まだまだてんこ盛りだぜ!
…的な、ダブルバーガー的楽しみ方の出来るカーレース物。
特に、ストリートレースとしては決定版ではなかろか?>>続きを読む
ここ最近精神状態もあまり良くなく体調もすぐれなくて凹む毎日だったのだけれど、映画を見る前に会った友人の不幸話と、映画の主人公の不幸そうな話に、逆にホッとした。
デニス・ホッパー演じる死神が「デジタルはいくらでも加工が出来る、本質を捉えない」「俺は誤解されている、本当は優しいのに」などと言い、
主人公は「俺に何か出来ることは無いか?」と言って、二人は抱き合う。>>続きを読む
涙無しには見れない。
初めこそ退屈に思えたものの、最後には涙涙…。大感動。
戦前・戦中・戦後を通じて描かれているけれど、大石先生が女ながら一度もその言を覆すことがなく、彼女の思いがずっと一貫していて>>続きを読む
ラムシュタインの曲から始まるオープニングが最高だし、一人でも多くヤった方が勝ちのビッチ電車杯で『Bone to be wild』がかかるしヒャッホー!
でも何より最高なのは、オヤジ・スカルスガルドな>>続きを読む
『Fear X』、もうレフンには付き合わざるを得ないのだ。大コケして莫大な借金を作ったこちらだけど、『オンリーゴッド』やこの作品が本当にレフンのやりたい事なんだなあと思ったりも。”赤の感染”!
ただ>>続きを読む
またも同じ導線上にでどこか繋がっていると思える、小津ワールド。
笠智衆、佐分利信、中村伸郎、北竜二。
男同士の口さがない会話が飛び交うのだけれど、小津世界ではえげつない印象は全く受けない(でも、よくよ>>続きを読む
ビル・ナイが素敵♪軽めのアクションコメディ。
マーティン・フリーマンが悪役で出てた。笑顔のままどんどん殺す。きゅーと。
エミリー・ブラントの着てる服がとっても可愛い。おちゃめで魅力的で、一見悪女なん>>続きを読む
ローレン・バコール追悼をまだやっていなかったので、こちらの作品で。
「チャーリー・チャンのヒゲに似ている」という台詞が出てきて、もしやタランティーノの『レザボアドッグス』はこの映画からか!?と思った。>>続きを読む
初見時には、これから起こること全てを前もって台詞で説明しているのが気になった。でも再見してみたら、一つ一つの“台詞”が優秀過ぎる脚本だからこそ、このやり方で持つという稀有な例なのかもしれないと思った。>>続きを読む