台詞の力強さで感激した冒頭だった。これをまだ見ていなかったとは!ヴィヴィアン・リーとローレンス・オリヴィエの共演作なのに!と。
ただ、最後まで見ると凡作の娯楽大作だなと。イギリスの『風と共に去りぬ』に>>続きを読む
’91年にソ連邦解体、その後の設定であるアゼルバイジャン映画。静謐で美しい画が続く中、耐え切れない哀しみが身を包み始める。戦争で失くした息子と、老衰により亡くなる夫。形見分けのような狼の姿が、彼女を見>>続きを読む
印象的な太陽のドデカいショットから始まる記録映画。『もののけ姫』に抜かされるまで、興行収入はずっと一位だったという往年の大ヒット作品を、今頃見た。
初の柔道競技でありながらヘーシングに負けた無念。バレ>>続きを読む
リンクレイターは1周してしまった。トリュフォーが5本かけてやったことを、たった1本の映画でやった。9年に1本×3本が終わった後の12年ですよ。これが終わった後、『バッド・チューニング』に繋がるというね>>続きを読む
囚人映画はやっぱ好きだなー。オーストラリアの一攫千金モノで、乾いた風景も良いし。ユアン・マクレガーの悪役も味があって、主役を演じた新人のブレントン・スウェイツ君が可愛くて素晴らしー!私の好きな水中ファ>>続きを読む
豪華キャスト過ぎ!ウェズリー・スナイプスはもう52歳なのか。シュワルツェネッガーは全く動いてなかった。相変わらずジェット・リーは可哀想。メルギブは年取っても変な映画作ってるし、見た目もカッコイイな〜。
『頭文字D』では、「日本製の原作なのに、実写版は香港だからこんなにちゃんとしてるのか、うわーん」とショックを受けたけれど、こちらも良く出来たカーアクションもの♪
ちゃーんと面白かった。
アンソニー・ウ>>続きを読む
冒頭、なかなか面白そうな描き方で惹き込まれたけれど、
「背景の説明」がすべて終わって、事件が始まり出した途端に期待がヘナヘナと萎んでしまった。
だって依頼者の声で一瞬で真相分かっちゃうよね。
あとは平>>続きを読む
凄いスケールのこれぞイギリスの超大作映画!を今頃。
一番痺れたのは、陽炎を捉えた砂漠の中の酋長アリの登場シーン。
しかしこんな名シーンがどんどん出て来て、完璧な一瞬を捉えたシークエンスの連続。圧倒的。>>続きを読む
『プレイヤー』、『海の上のバルコニー』、『君のいないサマーデイズ』、この作品とジャン・デュジャルダン作品を見過ぎてしまった。
フランス版OO7という感じだけれど、女にモテる訳でもなく、適当極まりない>>続きを読む
ヴィジランテ映画大好物!&武器の創意工夫ぶりが楽しい快作。アクションも見せすぎじゃないからこそ楽しめる。これはイイ。手堅く面白くまとめるアントワン・フークワ。前作はエメリッヒの方が〜と言ってしまった私>>続きを読む
カマキリとルトガー・ハウアー!
もうちょっとエロが欲しい
コッポラ、トッド・ブラウニング、ムルナウのドラキュラが好き。
ヘルツォークのも嫌いじゃない。
真面目に仕事をしていたはずなのに、少し欲をかいただけでアレヨアレヨと悪徳政治家の仲間入り。彼と同じような事をやっている人はいくらでも居そうだし、まっとうに生きている庶民としてはムカつきますね…。
バリ>>続きを読む
最高すぎた。当時『キック・アス』に似てるからってスルーしてしまってゴメン。一つ一つのシュールなギャグの感触もたまらない。すごい好きだわこれ。
本当に倒すべき悪なのか、ヒーローとして活躍してみたいがた>>続きを読む
ジャパンプレミア、監督のトークショー付きで見た。
なかなか素晴らしかった!ジャンヌ・バリバールが出演、ヒッチはいいところ取り。女優としての内心の葛藤と国家の存亡の危機がミステリータッチに描かれて飽きさ>>続きを読む
自分には今ひとつだった。あれほどの殺人が犯人の思惑通りに次々起こってしまうなら、一晩もしくはその時限りの出来事にしてくれないとリアリティと疾走感が大分削がれる。警察に包囲された目の前で、気づけばたった>>続きを読む
電車男の二番煎じというけど、全然あちらの方がウェルメイドだよ。こちらは映画的超展開を狙いすぎて、全く面白みを失ってしまった迷作。2ちゃんまとめサイトの方がずっと面白いというガッカリ作品。
満島真之介>>続きを読む
とうとう見た、木下惠介監督。
抑えに抑えて最後に来るラストの長回し、涙せずには居られなかった。その美味しい部分だけパックリ使ってしまったのか…。
しかしこの程度で当時検閲されてしまうなんて。反戦なん>>続きを読む
スーパーを中年でリストラされるという、究極のルーザー主人公に、全くやる気のない性格の悪い女教師。途中まで全くノレずに見ていたのだけれど、終わりになるに従ってだんだん気に入り、終わりには感動すらしてしま>>続きを読む
やっぱり大林テイストまんまで、あちこち笑えるツッコミ所満載の面白ホラー。「可愛い悪魔」は火サスだったけど、TVだから適当なのかと思ったら映画でも同じだった…。
エミリオ・エステベスが自分の父親、マーティン・シーンを主役に起用した、スペインのサンディエゴ・デ・コンポステーラへの巡礼を描いたロードムービー。スペイン語では通称、「エル・カミノ」、フランス語では「サ>>続きを読む
「自分は疫病神だ。携わったもの全てを駄目にしてしまう。だから自分が1つのところに居てはいけないんだ。」
男の甘えだしどうしようもない奴だが、そんな放浪者の気持ちが、悲しいかな私にも分かる気がした。
途>>続きを読む
これまで挑戦した人全てが亡くなった前人未踏の飛行。後で調べたら、実際この映画のために飛行機を何台か作り、まだ飛べるものもあるらしい。男の夢が詰まった、爽やかな物語。出資者も設計者も人間味があって、今の>>続きを読む
トルコの自然の美しい町で、銅が採れることが分かり、採り尽くした後はゴミ捨て場に。出てくる一言は「資源の使い捨て」。ヨーロッパの基準に満たない裁判の行方、不名誉な汚水の垂れ流しぶりに、ひたすら腹が立つば>>続きを読む
うーん、出てる俳優的には良作としか思えないのだけれど、好みではなかった。ところどころ???となる台詞が多いし、設定にも入り込めず。ガツンとは来なかった。
ご存知、デヴィッド・リンチの娘、ジェニファー・リンチの最新作。
こちら、未公開映画祭でかかってたけれど、あまり評判が良くなくて見るのをやめてしまった一作。連続殺人犯に監禁されて大きくなる子供…うん、ア>>続きを読む
好きなものだけにシンプルで、やりたい放題に生きる。彼の生き方に、ピュアさに圧倒されてしまう。
彼の写真の何と温かいことか。人間味が写真に溢れているのが分かる。華やかなパーティに行っても何も口にせず、自>>続きを読む
世田谷区役所でロケしていて、思わず懐かしくなった。住民票も戸籍謄本もあそこで申込書書くんだよなあ。
エピソードのいくつかは良かった。ただ彼の真剣さを表わす、二人に何か決定的な出来事が起こるイベントを>>続きを読む
311の原発事故を扱ったドキュメンタリーの中でも、最も真面目で真摯なものかもしれない。ネットやTVで見たことがあるものばかりではあるけれど。市政について着目しながら、悲劇にばかり触れ原発マネ−には触れ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『パ−フェクト・スト−ム』見た。嵐がとにかく凄いのがやって来たけれど、ハラハラさせてどうせちょうど良くみんな助かるんでしょ〜、と思いながら見ていたら、何と船は難破しちゃった!そしてクル−全員死んじゃっ>>続きを読む