とらねこさんの映画レビュー・感想・評価 - 36ページ目

シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~(2012年製作の映画)

4.0

『シェフ 三ツ星レストランの舞台裏へようこそ』、見た。気軽に楽しめる、フランスのコメディ。分子料理をdisって居たのが可笑しい。ラスト、ラガルドさんが働くお店のテラス、エル・ブリに似ていたような!?>>続きを読む

抱きたいカンケイ(2011年製作の映画)

3.9

楽しかった♪アシュトン・カッチャーはともかく、ナタポのラブコメって意外…と思いきや、監督がアイヴァン・ライトマンでそっちの方にもっとビックリ。
セフレをネタにした映画の中で一番これが好き。
ナタポみた
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クイックシルバー(1985年製作の映画)

4.5

めちゃ面白かった!ケビン・べ−コン映画としても、かなりの上位なのでは!?自転車映画としても、青春映画としてもクオリティ高くて、楽しめた。私もそう言えば、チャリで車に追いかけられたことある…。

(1957年製作の映画)

3.9

京マチ子がイキイキと動き回る、彼女の魅力たっぷりのサスペンス。ヒッチコック風を目指したかのようで、本格的な推理モノ、且つ軽快でテンポが良い。場面もめまぐるしく変わるけれど楽しくてライト。何より京マチ子>>続きを読む

9か月(1995年製作の映画)

4.2

結婚し、子供を持つことに対する、男が誰しも抱くような躊躇と恐怖を、コメディに仕立て上げる。コメディパートと感動パートが無理なく融け合っていて、脚本がいい。これすごく良く出来てるよね。ジュリアン・ムーア>>続きを読む

美輪明宏ドキュメンタリー 〜黒蜥蜴を探して〜(2010年製作の映画)

3.8

三島由紀夫に熱烈に愛され、寺山修司に求められた美輪さん。当時の日本のゲイ文化論を知る上で、彼の新時代の開拓者としての存在がとても面白い。

何よりも、ヨイトマケの曲を作ったキッカケに感動した。長崎の貧
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苺とチョコレート(1993年製作の映画)

4.8

これ大好き。ゲイとノーマルな童貞男が出会うキュートな話。キューバの社会情勢が二人の友情にも反映される。見た後で、トマス・グディアレス・アレアが、『低開発の記憶 〜メモリアス』の人だったと知った。

蟹工船(1953年製作の映画)

2.5

山村聰監督第一作目。弱いものが一致団結して、最後の力を振り絞るかのように立ち上がるが、最後陸軍によって突如鎮圧、集団銃殺され終わる。劣悪な労働環境に対し、極めて謙虚な要求、人として当たり前の要求をした>>続きを読む

10月の奇跡(2010年製作の映画)

3.5

ペルー映画って珍しい。赤ん坊を拾ってしまったヤモメ男の話と言えば、よくある童話的、シンボリックなテイストを予想するところだ。しかしありがちな展開にもならず、目に見えて驚くクライマックスは訪れない。ある>>続きを読む

ゴールデンスランバー(2009年製作の映画)

3.0

なんだかあちこち都合が良いですね…と思ってしまうと楽しめない。このファンタジー感が有りか無しかで、評価が分かれそう。15分で見るのをやめてしまった『ポテチ』とは違い、最後まで見れた。その点は「大変良く>>続きを読む

ポーラー・エクスプレス(2004年製作の映画)

3.9

全編CGアニメ。『銀河鉄道の夜に』ミーツ『チャーリーとチョコレート工場』。夜中に突然やってくる列車の行き先は、クリスマスの秘密の工場。アメイジングストーリーシリーズのスピルバーグオマージュが良いな。ク>>続きを読む

イヤー・オブ・ザ・スネーク 第四の帝国(2012年製作の映画)

3.3

今この時期に見るとロシアの闇の怖さが余計怖く感じる。ただ、これDVDスルーなのはよく分かる。ラストの終わり方が全然気持よく無い…。モーリッツ・ブライブトロイが、記者の割にただ巻き込まれるという間抜け役>>続きを読む

フライト(2012年製作の映画)

3.6

こんな映画だったのね。パニック映画の人ではないのに、タイトルで何となく勘違い。
 力作だけど、お酒に対する考え方が厳しいアメリカならでは。友人のアメリカ人が言っていたことを思い出す。
「向こうではアル
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メゾン ある娼館の記憶(2011年製作の映画)

4.3

これは面白い。高級娼館にたゆたう気怠さ、ムードたっぷりの映像の美しさ。雰囲気だけでなく、物語にも魅せられる。笑う女に象徴される人間の残酷さ。もっとこの手の話が見たくなってしまう…。

ラヴ・ストリームス(1983年製作の映画)

4.0

ジーナ・ローランズの演技が痛くて、悲しかった。見ている間はストレスばかり溜まった挙句、絶望してばかり。なのに後から思い出すと何故か心を掴まれてる。

ワンダーランド駅で(1998年製作の映画)

4.3

PSHの追悼で何気なく見たのだけれど、これ大好きになった。好きなラブストーリーのオールタイムベスト10に今後挙げてしまいそう。ブラッド・アンダーソンてミステリーのイメージが強かったのに、全然違う監督の>>続きを読む

ドリアン・グレイ/美しき肖像(1970年製作の映画)

4.5

これは気に入った。イタリアンジャーロ的に始まる出だし、ユラユラ揺れるランタン最高。ヘルムート・バーガーの若さ・美しさは輝くばかり。オスカー・ワイルドの深遠さ、知性は見るべくもないが、B級映画的魅力に溢>>続きを読む

M★A★S★H マッシュ(1970年製作の映画)

5.0

アルトマンだと私はこれが一番好き。ヤケクソ感はジャッカスレベル。でも後者には無い強烈な知的な諷刺がたまらない。シネフィルその1がアルトマンを敬愛してるので、次回彼に会うまでに毎回何かしらアルトマン復習>>続きを読む

風にそよぐ草(2009年製作の映画)

3.0

これは変わった映画だった。『去年、マリエンバードで』しか見ていないアラン・レネの追悼で見たのだけれど。
ある被害者を助けた第三者が、今度は加害者になり被害者のストーカーをし始める。警察の対応も被害者の
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ハードエイト(1996年製作の映画)

3.0

Filmarksのサイトが使いやすくなっていて、PCとも連動化していた。前はPCとは連動してなかったよね。というわけでback again!
PSH追悼がまだ個人的に続いている。PTA作品で未見だっ
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永遠の0(2013年製作の映画)

1.0

『永遠の0』のどの辺りが特攻隊賛美で、どう違う風に見せようとしているかを詳しく書いたので、よかったら読んでね〜 http://t.co/zJf6zNkNdZ

マイ・ライフ、マイ・ファミリー(2007年製作の映画)

4.2

すでに2007年に介護問題をテーマにしていたのね。これDVDスルーだけれど、早すぎたのかも。老人ホームに入る年老いた親の物語のみならず、突然親を介護しなければいけなくなった息子・娘の物語でもあり。大き>>続きを読む

ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

4.5

つまらないことを言う相手が目の前にいたら、「お前の話はつまらんのじゃー」と、この映画みたいにずっと踊って居たい。「映画とはまず楽しくなくてはいけない」という選手権があるなら必ず優勝するであろう映画。昔>>続きを読む

死霊のえじき(1985年製作の映画)

4.1

 正直前半の哲学論争がさほど好きじゃなくて評価してなかったのだけれど、『ウォーム・ボディーズ』を見たら、ゾンビ覚醒モノとしてオマージュ捧げられてたなーと。あの現場用カートをゾンビが運転するシーンを見て>>続きを読む

遺体 明日への十日間(2012年製作の映画)

3.3

311から3年たった日の夜に見た。見なくちゃと思いつつ辛そうで避けてしまったこの映画。3年、まだ全然ついこの間の事にしか思えず、やはり辛い。西田敏行の演技の鬼っぷり。心で仕事をする姿が沁みる。佐藤浩市>>続きを読む

ミラノ、愛に生きる(2009年製作の映画)

3.4

ティルダ様を堪能しまくる2時間。彼女じゃなければもたなかったかも。アルバ・ロルヴァケルはイタリア映画の若手売れっ子なのかな?美人じゃないけど、印象に残るタイプ。

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