mygさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(2015年製作の映画)

3.8

こういう愛の形もあるのだなと思う。
痛みで愛を感じるあたりは、「蛇にピアス」を彷彿とさせた。

兵隊やくざ(1965年製作の映画)

4.0

昭和18年、満州に入営中の大卒インテリ3年兵有田と問題初年兵大宮の話。インテリとヤクザという少し変わった組み合わせで結ばれる生々しい友情は、「真空地帯」や「きけわだつみのこえ」とは違う要領の良さという>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.5

この映画は数年後、はたまた数十年後、どのように評され語られ、議論されていくのだろうと考えさせられた。

詳しい経緯や議論は、皆様が書かれているので、割愛。

見て損は無い。

君の名は。(2016年製作の映画)

4.0

日本のアニメもここまで来たか、という印象。
「時空を超える恋愛要素のある映画」は、思えば「時をかける少女」とか「イルマーレ」とかあったけど、またそれとは違う要素がたくさん散りばめられている映画だった。
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首相官邸の前で(2015年製作の映画)

3.5

あんなクールな方がこんな熱い映画を作るのだな、と思った。

軍旗はためく下に(1972年製作の映画)

4.7

証言者の言葉を紡ぎ合わせて彼の輪郭が浮き彫りになってくる点では「永遠の0」と似通っているので、「永遠の0」みたいに美談で終わるのかと思いきや、それがもう全然。ずしりと。原作は直木賞を受賞している結城昌>>続きを読む

野火(1959年製作の映画)

4.0

塚本作品の後に鑑賞。

製作されたのが1959年。この年はまだ終戦から14年しか経っていないんだな。これをスクリーンで観た方々はどんな気持ちだったのだろう。

序盤、病院が攻撃に遭い、沢山の人が倒れて
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ターミナル(2004年製作の映画)

4.0

トム・ハンクスのキャラクターがすごくいい。こういう映画、ついみいっちゃうんだよなぁー。

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.8

最寄り駅前のTSUTAYAではいつも借りられていて、やっと運良く手に入ったので鑑賞した。

海兵隊訓練キャンプ時代からベトナムの戦地にわたるストーリー。

ちなみに「フルメタル・ジャケット」って完全被
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幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

4.7

感動して、本気で笑って泣いた。名作!!

1977年に制作されたとは思えないほど、平成生まれの私が見ても違和感なくどの世代にも共有される作品だと感じる。グイグイ引き込まれて見入ってしまった。
高倉健や
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日本女侠伝 激斗ひめゆり岬(1971年製作の映画)

2.9

私が沖縄の出身だからこんなことを言うのかもしれないが、地元の言葉ではなく標準語をメインにとりあげている点で見やすい人は見やすいだろうが、ちょっとした違和感があった。とはいえ、考えさせられる部分は多い。

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.4

梅宮辰夫が若いことに感嘆する。菅原文太がとてもカッコイイ。

先日「ダイナマイトどんどん」を鑑賞したが、仁義無きシリーズでもカラーが全然違う。血飛沫が遠慮無し。血で血を洗う、収拾のつかなさと、先の見え
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ジャズ大名(1986年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

冷戦の終息が見込まれる時期に制作されたこの映画。

アメリカから渡ってきた黒人らの演奏するジャズに、藩主をはじめとして城内がジャズの虜になっていく。

面白かったのは、「ジャズ」とは言っても一曲しか扱
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ダイナマイトどんどん(1978年製作の映画)

3.5

菅原文太の映画といえば『仁義なき戦い』シリーズが有名だが、今回の菅原文太主演の作品は、さほど「血で血を洗う」ような血生臭いシーンがなかった点で、気を張らずに観れる映画だったと思う。

岡本喜八監督があ
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血と砂(1965年製作の映画)

4.5

だだっ広い荒野で、敵がいてもおかしくないというのに、盛大に「聖者の行進」を演奏する楽隊の少年たちから、映画は始まる。まさに非現実的な部位を、ミュージカルのように表現している。岡本喜八監督は、よく戦争と>>続きを読む

俺物語!!(2015年製作の映画)

3.0

鈴木亮平が前作の役作りのため大幅に減量をし、本作ではわずか40日の間に増量に挑戦したと知り、留学生の日本語リスニング勉強も兼ねて、観てみた。

友情、無垢な恋愛の可愛らしさに微笑ましくなる。

キューポラのある街(1962年製作の映画)

4.0

続編よりは、後味すっきりだった。
続編からみたので、お父さんにこんな義理人情があるものとは思わなかった。監督がちがうせいか、やはり味がちがって面白かった。

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.2

アン・ハサウェイの美しさたるや、筆舌に尽くし難い。

未成年 続・キューポラのある街(1965年製作の映画)

3.5

高度経済成長期、時代の波からこぼれ落ちた昔カタギの職人の街、キューポラ(溶解炉)のある街。そんな埼玉県の川口を舞台にした作品。

私は『ニッポン無責任時代』の後にこの映画を観たのだが、否応無しに「封建
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ニッポン無責任時代(1962年製作の映画)

4.0

クレージーキャッツ主演のサラリーマン映画。高度経済成長に一時代を築いたクレージー映画は、今なお高度経済成長期の「明るさ」の象徴として想起されている。

植木等さんが演じる主人公の平 均(たいら ひとし
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山猫は眠らない(1993年製作の映画)

3.2

終始緊張感を持つ映画だった。
途中で鑑賞をやめたくなってしまったけど、結果的に止めずに全部観た。

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

5.0

危険を顧みない怖いもの知らずな所とか、後先考えず行動する所とか、成長するにつれて忘れていってしまったもの、あの懐かしい感覚を想い起こさせてくれる。

89分の映画だが、もうあっという間だった。

「死
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栄光のランナー 1936ベルリン(2016年製作の映画)

4.1

アメリカ滞在中に上映されていたので観てみた。

1936年のベルリン・オリンピックにて4冠という偉業を達成した黒人走者のジェシー・オーウェンスのお話。当時のベルリンはナチ政権下にあり、アメリカはボイコ
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