シカゴの街角の小さなテーラーで繰り広げられるワンシチュエーションクライムサスペンス。
主人公のレオナルドは、腕のいい仕立て屋で好々爺。
しかし彼のテーラーにやってくるのは横柄なギャングたち。
街を牛>>続きを読む
美化してはいけない。すべての「大事にされない子どもたち」のやるせない現実。
父親を擁護するような意見が散見されるが、そういう方々は男性だろうか?
あみ子が必要な療育や支援を受けられず、挙げ句厄介払い>>続きを読む
暗いなぁ。とにかく暗い。
こういう排他的で閉鎖的で産廃業で成り立ってる過疎の村って、実際あるのかもな、と思わせる映画。
主人公の疎外感には同情するけど、まぁそれだけかな。。。
観終えたあとに重い気分>>続きを読む
いいんだよいいんだよ、こういうのでいいんだよ!
めちゃくちゃ馬鹿馬鹿しいことをとことん本気でやる大人って、なんでこんなに好感が持てるのか。
予備知識無しのまっさらな状態で(しかも全く期待せずに)観た>>続きを読む
これ、みんなの気持ちわかっちゃうのよ。
あとに引けなくて意固地になっちゃう旦那の気持ちも
そんな旦那と現実と子育ての間で、限界をとうに越えちゃってる妻の気持ちも
娘と孫のために住み慣れた国を捨てて尽く>>続きを読む
クソ男たちに制裁を
クソみたいな人生に精算を
女として共感しかないメリーバッドエンド。
サイコスリラーにカテゴライズされているが、これは紛れもなくヒューマンドラマだと思う。
主人公キャシーはあの時>>続きを読む
同じようなジャンルで以前観た「ハートオブストーン」より面白かった。
華麗なる窃盗集団がバランスよく多国籍になってるのが、ポリコレってやつかしら。
ペーパー・ハウスのTOKYOことウルスラ・コルベロが>>続きを読む
バリーさん怖いって!
しかし似合うねぇ、こういう役。
どうしても「聖なる鹿殺し」のバリーさんを呼び起こしてしまうが、二者二様の恐ろしさがある。
可愛さ余って憎さ百倍、究極のBLの成れの果て。
ラスト>>続きを読む
サム・ライミ制作!と謳ってはいるけれど、監督はアイリス・K・シムという女性なのね。
母と娘の呪縛と解放の物語ってことで、女性監督ならではの視点があったりするのかと思ったけど、特にそういうこともなく。>>続きを読む
ワンカットで撮ってるというのがほんとスゴイ。
メイキング観てみたいなぁ。
主役のシェフがまーーーなかなかのダメおやじ。
よくここまでそれなりのレストランを経営できてたね?というレベル。
しかし次々と>>続きを読む
あれ? あなたもしかしてデュークさんではないですか?!
なんだろうなぁ惜しいんだよなぁ。
前評判がよかったから、配信されるのを楽しみにしていたのだけど。
監督のパーカー・フィンが制作した短編「ロー>>続きを読む
丸美屋食品ミュージカル「アニー」
と同じ感覚で観たら最後まで観られた。
主役の子どもたち(浜辺美波は成人だが)、まぁ全員腹から声を出す。
いつ誰に聞かれるやもわからぬ状況だが、かまわず各々声を張り上>>続きを読む
王道すぎるデストピアサバイバルアクション。
この手の映画あるあるを全て集約したらこうなりました、的な作品なので最後まで安心して観られる。
逆に言うと意外なことが何一つ起こらないので、この映画でなけれ>>続きを読む
最近寒いな~ と思ったら、この映画を思い出した。
【陰キャ老人がうじうじしてた過去の妄想恋愛と負け犬人生を吹っ切る話】と言えばそれまでだが、不安感を煽る描写の数々に生理的不快感を感じる女子は多そう。>>続きを読む
先程サラ・ポールソンの「RUN」のレビューを書いていて思い出したこの映画。
同じ毒母でも実話ベースである分たちが悪いのはこちらだろう。
この国の大部分を占める(と信じたい)真っ当な人間からすると、こ>>続きを読む
恐ろしや、サラ・ポールソン!
自分の中ではすっかりアメホラファミリーのイメージが確立されていたサラ・ポールソンであるが、実は結構な佳作にたくさん出演しておられる。
善人も悪人も演じられる女優さんだが>>続きを読む
アガサのミステリーは永久に不滅です!
今まで何度も映像化されている原作だけど、今作はなんたってギャラの額が違うよね~(当時のレートで50億円超え)
華やかで貫禄あるキャスト満載の古典ミステリーってだ>>続きを読む
可愛く見えてくるから不思議。
普通に考えたら怖いでしょ。頭と体の半身が羊なんて。
これが妖怪「くだん」のように、顔のほうが人間だったらグロテスクだったのかしら。いやどっちも怖いよ。
でも子供服を着て二>>続きを読む
ドキュメンタリーと錯覚するような臨場感。
監督が拘った圧倒的リアリティに脱帽する。
ウルグアイ空軍機墜落事故を描いた映画は93年の【生きてこそ】が高い評価を得たが、イーサン・ホークをはじめ出演俳優が>>続きを読む
棺桶のような密室の中で突然目が醒め、刻々と酸素が減っていく。。。
こういうシチュエーションの映画って、独特の閉塞感と息苦しさがあるよね。
「ゼロ・グラビティ」なんて観てて窒息するかと思ったわ。
酸素>>続きを読む
ダイエット中に観てはいけない映画ナンバーワン。
観たら最後、出てきたお店を調べて予約ボタンをクリックしたい衝動に駆られるからだ。
今こうしてレビューを書いている間にも、あの肉汁したたる上質な肉たちの>>続きを読む
ほぼワンシチュエーションながら完成度の高い作品。
ただ、中盤からトリックを想像できてしまったのがちょっと惜しい。
もっと主人公と一緒に騙されていたかった。
またクライマックスで犯人の動機が足早に語ら>>続きを読む
こんな人がいたら怖いねってことで。
「サイコパスあるある」を集約したらこういう人物になりましたって映画なのかな。
残虐描写にあそこまでフォーカスする必要あったかな?
阿部サダヲである必要あったかな?>>続きを読む
邦題もうちょっとどうにかならんかったんかいっ!
色々と惜しいところはあるが、映画としてそこまで悪いもんでもない。
ジョーダン・ピール作品が好きな人は見て損はないかも。
不気味で不条理でさくっと見られ>>続きを読む
ネトフリでドラマ版を観てからの映画版鑑賞。
基本的にドラマも映画も同じ内容だったけど、映画のほうが恐怖演出が具体的だったかな。
しかし何が恐ろしいって、台湾における中国の言論弾圧が1987年まで続い>>続きを読む
「どっちなんだいっっ!?」
と誰もが最後になかやまきんに君になってしまう映画。
時系列が前後しながら展開するところにまんまと騙された。
まさに予測不可能。
「タイトル 考察」で検索しちゃうこと必至。>>続きを読む
殺人ミステリーなのに誰も不幸にならないのって最高。
ダニエル・クレイグは007効果とガチスパイな風貌も手伝って、どうしてもシリアスなオーラを放ってしまいがちがけど「人のいいおっちゃん探偵」役も悪くな>>続きを読む
痛烈な【ブラック】ジョークの集大成。
単純なエンタメとして消化するには勿体ない!
黒人コメディアンであるジョーダン・ピールの監督デビュー作品。
この作品での成功がきっかけとなり、このあとコンスタント>>続きを読む
昭和レトロ好きな方におすすめ。
古典怪談のような独特の艶っぽさ。風情があるねぇ。
リリースされたのは2007年だけど(主演の西島秀俊が若い!)、万年筆に手書き原稿、三畳一間の下宿といった設定は完全に昭>>続きを読む
昨今の日本、自己肯定感の低い若者やアダルトチルドレンが増えているというが、そういう方々はこの主人公に共感する部分が多いのではなかろうか。
最初彼女のフラストレーションの原因は、他でもなくムナクソなボ>>続きを読む
「これが俺の流儀」
ってなことを淡々と独白ナレーションで聞かされながら、視聴者は殺し屋の「完璧」なお仕事を見守る…と思ってたらそこミスるんかーーーーい!!
むしろコメディなんじゃないかというくらい、こ>>続きを読む
不気味一択。何からなにまで不気味。
ただパスタ食ってるだけのシーンなのにめっちゃ不気味。
映画「ロブスター」の監督だと知って納得。
でもこちらはコメディ要素はほぼゼロ。
完全に詰んだ父は生き地獄の果>>続きを読む
この荒涼とした地域がどれだけ過酷な土地か、アメリカ合衆国建国の歴史がどれほど残酷なものだったのかを深く知らない日本人には、ただのムナクソ映画として映るかもしれない。
これについては「ウィンド・リバー >>続きを読む
ホラー耐性ない人でも大丈夫。
「すごいな~ これでどうやって撮影してるんだろ」と終始関心させられました。
肝心のストーリーはちょいちょい破綻しているところもあるけれど、まぁそれはこういう設定の映画なの>>続きを読む
「日本語吹き替え版」がない理由が、クライマックスで超絶納得できる。
騙された!でも気分爽快!
要塞のような洋館に幽閉された9人の翻訳家たちが、ただでさえストレスフルな状況で謎の脅迫事件の容疑者になっ>>続きを読む
世界一食べ物を不味そうに描く巨匠、ヤン・シュヴァンクマイエル。
今作もこれでもかというほど食べ物に対する冒涜が見られる。
「赤ん坊の生け簀」というパンチの効いた冒頭シーンで一気に不安な気持ちにさせら>>続きを読む