boisさんの映画レビュー・感想・評価

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処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ(2014年製作の映画)

4.5

冗談抜きでかなりの良作。
映画内でもメタ的に言及されていた通り、あまり見たことないタイプのゾンビ映画だが、風変わりなだけではなくしっかり面白い。

サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

3.8

自分も歳をとったせいか、サイダーのように湧き上がる愛の言葉よりも、デイサービスのおじいちゃんの回想シーンの方がグッとくるものがあった。
ただ、いくらなんでもデイサービスでその名前の呼び方はまずいだろう
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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

3.5

まぁジョジョ4部の第一章(なお、続編は無し)なので仕方がないが、2時間じゃ全く足りないということで。。

桃太郎 海の神兵(1945年製作の映画)

3.8

もっと抽象的なプロパガンダなのかと思っていたらモロだった。
アイウエオの歌があるようにかなり小さい子向けに作られているように思うが、ある意味とても怖い映画。

メトロポリス(2001年製作の映画)

4.2

絵が凄いので最近の作品にも見えるし、手塚治虫原作なのでもっと昔の映画にも見える20年ちょっと前の作品。
映画においては「でっかい」とか「いっぱい」は魅力になると思っているのですが、あれだけたくさんの人
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.2

90分だったから観たら、90分である理由があった。
「幸福はソウゾウの敵」
きっと『創造』なのだろうが、作中、僕は『想像』と認識していた。
…と思っていたら、この言葉はキャッチコピーにもなっていたよう
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ゾンビプーラ(2018年製作の映画)

3.8

シンガポール初のゾンビ映画…ってことは知らずに鑑賞。パッケージの言葉通り抱腹絶倒…する事はまったく無かったが、この映画は単なるゾンビ映画ではなく、“我々のような取り柄のない人間も、困難にぶち当たった時>>続きを読む

BEYOND BLOOD(2018年製作の映画)

3.8

00年代に起きたフレンチホラー・ムーブメントに関するドキュメンタリー。
出てきた作品のうち8割ほどは鑑賞していたが、当時(リアルタイムではない)はちょっと表面的なものに気を取られ過ぎていたかもしれない
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.8

なぜかイイ話みたいな終わり方が謎すぎた。
チュティモン・ジョンジャルーンスックジン。僕には主役の女の子の名前さえ覚えられなさそうだ。

海獣の子供(2018年製作の映画)

3.8

結構はっきりと言葉にしてくれているので「さっぱり分からん」という状態にはならない。多分、この映画が難しいのではなく“宇宙”や“生命”が難しすぎるのだろう。
宇宙は光の速度以上で膨張しており、観測可能な
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アス(2019年製作の映画)

4.2

1回の鑑賞で、自身の力だけで、この映画の本質をすべて見抜けるほど僕は賢くない。ただ確実に言えるのは、この映画は、ラストがどうのこうのとかそんな単純な映画ではないってこと。
「なぜ」を考えるべき作品だと
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.5

普段ゾンビ映画を嗜まない方が時々観るゾンビ映画…としてなら需要があるかもしれない。
とてもじゃないが登場人物の言動が前作から10年間も生き抜いてきた人間のそれとは思えない。

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.2

エンドゲーム後の世界なので比較してスケールが小さく見えるものの、彼は親愛なる隣人なのでちょうど良い。
ホラー映画で例えると“ドラキュラ伯爵よりもそこら辺のゾンビ の方が好き”と一緒。

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

4.0

自分が子供の時は気がつかなかったけど、大人になってみると「子供って大人びてるなぁ」「大人って子供だなぁ」と思う。
こんな境遇の子供たちをつくるのは大人だけ。救えるのは大人も子供もだ。

隣の影(2017年製作の映画)

4.0

この映画では「隣家の木の影」だったが、「」内の部分は様々に言い換えることができるだろう。とにかく確証もないのに人を疑うことはやめた方が良い。
世の中不思議なもので、悪いことは重なって起きる。

グラビティ 繰り返される宇宙(2019年製作の映画)

3.2

“中途半端で短い映画”が観たくて選びました。
正解でした。
同じ気持ちの方におすすめ。

ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

4.2

これは良い棒読み。
一見すると力の抜けた楽曲も良い。
映像に賛否が分かれるのも理解はできるが、別にイカれた表現をしているわけではないので僕は普通に楽しんで観ることができた。

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.0

1でも改心したはずの場面で他人の頭にココアをかけていたことに“こいつマジか?”と思っていたのですが、今作も“こいつマジか?”で暗転しました。
心を入れ替えたように見えても根っこは嫌な奴のままって映画な
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.0

自分の気の持ちよう次第で世界は輝きもするし曇天にもなる。
改心したはずの場面で他人の頭にココアをかけていたので、僕の中の豊田議員が違うだろー!と叫んでいた。

トラジディ・ガールズ(2017年製作の映画)

4.0

『食人族』のオマージュのようなシーンで胸熱。
全体的には何とも形容し難いが、映像が綺麗なのが救い。

岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.2

社会福祉については明らかに意図的に描かれていないように見えるので、そこを突っ込むのはあまり意味がない。むしろそれ以上に伝えたいことがあると考えるべきだろう。
じゃあ伝えたいことって何なの?と聞かれると
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ゾンビの中心で、愛をさけぶ(2018年製作の映画)

4.2

あくまで個人的な過去の経験と重なってしまう部分があったため少し評価が上がってしまった。
重なったのはもちろん、ゾンビになったこと(ではないが)。
P.S.
タバコがとてもおいしそうなので、禁煙しようと
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ある優しき殺人者の記録(2014年製作の映画)

3.5

作中に話も出てくるように、かの名作『素晴らしき哉、人生!』をモチーフにしているのだから、ほっこりラストもしょうがない。スーパー陰鬱エンドを求めてしまうのは僕の心が汚れているせいなのか。

空飛ぶゆうれい船(1969年製作の映画)

4.2

道徳観や倫理観、人間味などが欠落した頭のおかしい奴らの話かと思いきや…。
時々…いや、ごく稀に強烈なパンチラインがあった。

プロメア(2019年製作の映画)

4.2

「最初から最後までクライマックスだぜ!」
とある仮面ライダーの言葉が頭をよぎる。

ロボット系は詳しくないですが、これより大きいロボット(と呼んでいいのかさえ分からないが)って存在するんでしょうか。

燃えよ!失敗女子(2019年製作の映画)

3.8

ある意味では全ての映画はドキュメンタリーであり、ある意味では全ての映画はフィクションである。区別は何なのか。我々は何をもって区別しているのか。
彼女らがアイドルであることをエンドロールで知った僕は、鑑
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

3.2

かの名作『ピラニア3D』の監督作となるとおのずと期待度が高まってしまうが…

2020年2月10日時点で
ピラニア3D:平均スコア3.3
クロール:平均スコア3.6

僕にはさっぱり理解できない。

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.5

アウトな音とセーフな音の線引きが微妙なのでそれを楽しめば良いと思う。優しい気持ちで鑑賞するべし。
この映画を通して“飼料用コーンが入ったタンクに落ちた時の危険性”については学ぶことができた。

インスタント・ファミリー ~本当の家族見つけました~(2018年製作の映画)

4.2

本音の部分も隠さず描かれている印象で好感触。
理由は何であれ、まず動き出してみることは大切だ。理由や意味なんて後からいくらでも付いてくる。

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.8

自分に自信がない人間にとって自信を持つことは生半可なことではない。
この映画でも、ジムに行って、頭を打って、成功して、失敗もして、また頭を打って、自暴自棄を乗り越えて、やっと本当の意味で自信がつくのだ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

絵心と演技力の勝利か。
コンテンポラリーダンスのようなジョーカーの動きがゴッサムシティに映える。

ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

4.2

痛々しい描写もなければこれといって特に盛り上がるポイントもない。しかし常に不穏さが付きまとう。
人間はなぜ必要以上に意味や理由を知りたがるのか。知らなくていいこともあるのにね。

マスターズ・オブ・ホラー(2018年製作の映画)

3.8

大きな括りでは一応繋がっているが、5人の監督による5話のオムニバス。
観る人によって好きな(まぁまぁな)話とそうでない話にバラつきがありそう。一言でホラーと言ってももちろん色んなタイプがあって、色んな
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アクアマン(2018年製作の映画)

4.5

アクション映画でありファンタジー映画であり、アドベンチャー映画になったかと思えばまるでSF映画のようにも怪獣映画のようにもなる。
どうやって撮ったのかよく分からないカメラワークも魅力的。

今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

4.2

親子というものは不思議なものだ。下手したら一番素直になれない相手かもしれない。心の中では感謝しているし、大人になった今でもとても超えられそうにないとさえ思っている。でもそれを言葉にするのがあまりに難し>>続きを読む

ブレインデッド(1992年製作の映画)

4.8

センスの塊。
グロいのに笑える絶妙なバランス。アバンタイトルのテンポ感で僕はすでに安心しきっていた。

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