rさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

ルーム(2015年製作の映画)

4.2

エンドロールが終わって照明がついて、映画館を出て駅について電車の中でもまだ衝撃が現実には引き戻してくれない。体が宙に浮く気分。

オーストラリアの実の父によって娘が24年間監禁されたフリッツル事件が原
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白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

2.8

時系列バラバラ系サスペンス大好き人間。

いや、あんなたらたらツイッターにどうでもいいこと呟いて最後は自分にっ…て自業自得じゃないですか。(笑)

犯人もあっさり分かってしまう感じでサスペンスとしての
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.4

ごめんなさい。マフィア系だと知らず評価が高かったので期待しすぎたのがダメだった。

1時間と30分くらいまではマフィアの技とかに感動してた部分は多少あるけど、それからは、もう殴るの見たくない…血が流れ
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.5

再見2022/09/27
最高だ。


2016年メモ
時代背景とか独裁政権とか前知識全くなしで見るとたしかに難しい。

幼い姉妹2人が映画フランケンシュタインに影響されて精霊を探しに行くんだけど幼い
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SHIFT 恋よりも強いミカタ(2013年製作の映画)

4.0

TSUTAYAから帰ろうとしたら目にサッと入った…「胸騒ぎの恋人」の文字。ドラン?観ないと。

叶えることなんてできないって頭でわかってながらも少しの希望を片手にもう勝手に自分の許可なし恋するこの感じ
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.7

嫌なことが続いて全てを投げ出したくなって現実逃避をともめて急に映画館に走って行って観た。

この映画やっぱりエディの演技力の塊です。男性の顔、自分の性に迷走する不安な女でも男でもない顔、そしてやっと見
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シャレード(1963年製作の映画)

4.0

ストーリーは、オードリーが夫の死の後、彼が生前盗んだとされる25万ドル?の行方を盗まれたというスパイから返せと脅迫されるっていうの。

毎回の通りオードリーがまぁ可愛いくて話し方も上品だしファッション
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ラジオ・デイズ(1987年製作の映画)

3.9

冒頭の泥棒のところから面白いとは思ったけど、まさか泥棒のくだりそこだけ(笑)

全体的には見やすいし飽きないけどストーリーが1つにまとまってるわけじゃない。

でもラストのシーンの「どんな有名人もいつ
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ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

4.3

土曜日に補修授業に集められた5人。接点も共通点も何もない、チンピラ、スポーツ馬鹿、お姫様、ガリ勉、不思議ちゃん。その5人が共に補修授業を通して、というか授業なんてせずに遊んでるだけなんだけど段々と打ち>>続きを読む

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

3.9

いつもウェスアンダーソンの作品を見て思うのは、よくここまで大人数のキャラ設定を上手くできるなぁ。って。(笑)

個々の過去を上手く絡み合わせてたくさんの糸を最終的に1本に持ってくるこの感じ、スキです◎
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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

4.5

ストーリはリスボン家5人姉妹の次々の死。それらをとりまく男の子たち目線で語られているんどけど、少女たちは終始「死」なんて怖くないって目をしてる。もしかすると、現実に閉じ込められた彼女たちにとって、死は>>続きを読む

ウェルカム・ドールハウス(1995年製作の映画)

3.7

もどかしいなー。この小学生から中学生の「顔」で評価される時代。学校でのクラスの評判はもちろん先生や親まで他の人気者の男の子や女の子、可愛い妹を優遇しちゃう。もう可哀想なくらいブスブスブス!呼ばわりのド>>続きを読む

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

4.5

「あなたにも気持ちが赤く沈むことあるでしょ」

オードリー演じるホリーは自由奔放で気分屋なんだけど、どこか1人寂しくてそれが何なのかもわからなくて余計悲しくなる。人生上手くは回らなて自分に腹がたつ。そ
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おしゃれ泥棒(1966年製作の映画)

4.0

父と娘の秘密…それは所持している美術作品がぜーんぶ偽物だってこと。それを取り巻いて事件が起こるんだけど60年代の映画だからかさすが全体的にオシャレでカワイイです。今、こういうストーリーの映画を作ったら>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

3.8

旦那・ボーイフレンドと上手くいかない。そんな毎日にうんざりしていっそのこと現実から逃げ出してしまいたい。そんな2人の恋物語。

今の時代なら同性愛は認められ、という言い方は嫌だけど昔に比べると断然認知
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JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

3.6

16歳…初体験でまさかの妊娠!?

日本がとると「14歳の母」みたいに重くて世間から白い目で見られてその家族は崩壊して妊娠してしまった少女は人生のどん底。
みたいなのが支流?だけど流石アメリカ〜ちがう
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ピクセル(2015年製作の映画)

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フライト中途中まで…
笑えるけどすこしあたしには退屈でした

美しき棘(2010年製作の映画)

3.7

Lea seydouxファンにとっては、ほぼずっとleaがいるのでたまらなく素晴らしいんですがストーリーが…。

母親を亡くした17歳の少女(Lea)がこころの穴を埋めるために飛行に走り出すんだけど、
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汚れた血(1986年製作の映画)

4.1

最近のスパイ映画とはまるで違って、台詞は詩的なのが多いし、無駄な説明は無く静かに事件が進んでいく。爆破みたいな派手なアクションなんかないのが好きな私は好きな映画でした。

それにしても主人公アレックス
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.2

こういう近未来的な世界は本当に私たちの目の前にあって、むしろ今、現在有り得てるかもしれない。どんなに優れた遺伝子よりも夢を追う人が1番強くて輝いていた。好きです。この映画。でもなにってユマ・サーマンが>>続きを読む

アフター・ウェディング(2006年製作の映画)

3.7

父親とその家族、隠された秘密。決してだれも悪くないのに誰かを傷つけ傷つけられる。パッケージのシーンのアナは格別に表情がよくて胸にささる。やっぱり世の中うまくいかないのが歯がゆいけどそれはそれで気持ちが>>続きを読む

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.3

"American Beauty"
そう名付けられたこの映画からこれほどの奥深くシリアスで興味深いストーリーを想像できるだろうか。

まず、監督と脚本家を賞賛したい。練りに練られたストーリーとそれを余
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

5.0

スコアをつける気になれない。
私にとってこの映画はあまりにも衝撃的で、胸をハンマーで殴られて穴が開いた気分。私の人生はまだ浅すぎて戸惑った。

今までのxavier作品でここで言葉が見つからないのは初
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ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.8

流石ウェスアンダーソン監督。コミカルで流れよく進むストーリーに一瞬たりとも飽きを感じさせられなかった。男3人兄弟らしいバカな言動に笑わされたり、そんな3人の時たま見せる家族愛や行動力にホッコリして観て>>続きを読む

007 スペクター(2015年製作の映画)

3.8

初めての007シリーズ鑑賞ですが前知識0で十二分に楽しめました。ファンでなくてもあのオープニングのメロディには鳥肌たっちゃいます。おお〜!これが007か!

豪快なアクションに爆破!
見てて楽しくない
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マイ・ファニー・レディ(2014年製作の映画)

3.4

全体的に、アメリカンジョークが満遍なく広げられているんだけど日本人の笑いのツボとは少し違う感じがして残念でした。

時間構成が特殊で面白かったけどシリアスな映画が好きな私にとっては印象うすい感じになっ
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.9

ハンニバル役のアンソニーの怪演がもうほんと素晴らしかったです。目がイッてるし冷静を装ったその表情の奥に奇妙に微笑み何かを企む狂気満ち溢れるものがあって怖かった。

クラリス役のジョディが本当に可愛いし
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セブン(1995年製作の映画)

3.8

殺人鬼って冷静だからこそ怖い。最後のシーンは鳥肌モノでした。

こういうサイコサスペンス、怖くて人間のダークな部分しか無いけど好き!!!

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

4.3

やっぱりXavierの作品は好きです。色使いや音楽、セリフにまで全てにおいて完璧です。

ほんとうに人を愛することほどこの世で複雑で、でもシンプルなことなんて無いだろうなと思いました。

でも恋愛やそ
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.3

初め20分くらいのカメラワークが面白くて頭から最後まで一切退屈するどころか、素敵すぎて目が釘付けでこころ温まりました!時々くすって笑えるしなんて素敵な映画なんだ〜!

音楽の持つパワーは計り知れないし
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.7

暗号読解物語だと思っていたけど、その奥には壮大な愛の物語があり、戦争の悲痛さや残酷さを兵士でない、敵軍の暗号読解の数学者たちの目線から見るので新鮮でした。

戦争の裏に隠された今では考えられないような
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少女が大人に変わる夏(2013年製作の映画)

3.7

青春、友情、家族愛に終わらず恋愛に初体験…。贅沢なくらいにたくさんの要素が詰まってて素敵でした。大人になるっていう意味に奥深さを感じて、こんな親友いたらもう他に何もいらないって思えて心温まりました。>>続きを読む

トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

4.3

全体的に薄暗く、閉塞感があり気味も悪い。セリフも少なく感じられ、画とその奥にある意味を考えさせられた。

Xavier演じるトムが恋人の葬儀のために彼の実家を訪れる。しかし彼の母は2人の関係を知らず、
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