RKさんの映画レビュー・感想・評価

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人間の証明(1977年製作の映画)

4.8

人間の証明を果たせたのは誰か?

30年前にレイプ事件を起こした2人(刑事とヘイワード父)、
息子殺しと口封じ殺しをした恭子、
轢き逃げした岩城滉一、

誰も果たせてはいないと思うが、唯一恭子のみが、
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

3.5

クローネンバーグ味は感じた!
てかむしろ、やはりエロ、グロ、は避けられないのか、DNAってすごい。
主人公の処女作の『変わりゆく鞘』だが、この内容がもう少し明るみにされて、物語とリンクさせる必要がある
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彼岸花(1958年製作の映画)

4.8

感情表現を排した、
まるで漱石の文章のような映画。
詩吟の意味、子に背かれた(と思っていた)、男たちの心…
全く異なる世界で生きていた男たちだからこそ、今の時代では想像を絶するような価値転倒が必要にな
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老人Z(1991年製作の映画)

4.4

素晴らしい。
大友流クローネンバーグ的、肉×テクノロジーのキモさと、江口的ハイカラギャグが相乗効果を成し、たいへん観やすかった。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.5

コンディション悪く、半分くらい寝てしまった、から評価できず。勿体無いことをした。

それから(1985年製作の映画)

3.4

なぜラストのだいすけの発狂のシーンを
描かなかったのだろうか。
それまで何度もメタ的に電車の演出を入れていたのは、前フリではなかったのか。

要所要所、このように突っ込みたいところがあったが、全体的に
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.5

森の中のところ、なぜかちょっと寝てしまった。全体的に、ずっと悪夢を見ているようだった…

最後の、屋根裏部屋いったあたりから、ちょっと説明的すぎるというか、言語的すぎて、白けちゃった節がありました。
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

原作を読んでみたくなった!
バービーとはまた違った観点から
女性とは、多様性とは、を考えられる映画でした。バービーより、男への可能性を残してくれたような気がします。

チャイニーズ・ブッキーを殺した男(1976年製作の映画)

4.4

堕ちれば堕ちるほど色気を蓄えるコズモ
沢田研二の時の過ぎゆくままにの歌詞のようだ
カメラワークが良い。マニュアル的技法からなんとか逃れようと苦心惨憺したものを感じる。

楽屋での駄弁り。
冒頭とラスト
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2046(2004年製作の映画)

4.0

ブレードランナー2049
のタイトルって、これと関係あるのかな
と思って色々調べたけど、出てこなかった。

キムタクの俳優ぶりが
良い感じに誤魔化し効いてるように思えて
良かった

恋愛に対して非情で
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

4.9

やはりやってくれた…
すごいなぁホントに
リンチ映画が安っぽく感じてきた笑

エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

4.9

監督インタビュー読んだら、どうやらこれはつまりオスカーの死ぬ前の夢、なのだとか。

なるへそたしかに、ルクスエテルナでも、死の前の(癲癇の前の、だっけ)エクスタシーこそ至上、みたいなこと言ってたもんな
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.5

評判良いので観に行ったら
すっげぇ面白かった。
立派な映画でした。

ドライヴ(2011年製作の映画)

3.5

車というマシンへの依存
人間とのコミュニケーションが出来ない
悲しい男の性

とするならば、もっと車との友愛というか
車への依存度を高くする描写が欲しい。

クローネンバーグのクラッシュとか、やはり
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.5

最初の方、めちゃ良かったのに、後半になるにつれ、なんだか説教臭さが増してきて、冷めてしまった…


【良くないと思ったところ】
・アーシャが最初から人格者として完成されていて、キャラクターとしての成長
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ナポレオン(2023年製作の映画)

4.2

このフィルマークスのポスター、ダサすぎないか!?笑笑

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

4.3

ケイトブランシェットやっぱ凄かったな。
ルネの給士の男がリンチ味あるキモさで良かった。

タバコとコーヒーのランチなんて身体に悪いぜ

紅茶との対比は、つまり英国と米国との対比だろうか。
歴史や文化は
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

4.2

なるへそこれは大傑作や。
てか、リンチ絶対影響されてるよなこれに。
特にマルホランドドライブ。
腹いせに車叩き壊す、突然現れる謎のカウボーイ、などが、モロ被りだ。

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

2.3

平均スコア2.3って、低すぎるだろ!
って思ったけど、2.3だった。

ビルマの竪琴 総集編(1956年製作の映画)

4.6

冒頭の、歌いながら戦闘準備するシーン。
カオスの中に切なさがある。

有刺鉄線越しの合唱。涙無くしては見られない。水島が琴を弾き出した瞬間の、隊員たちの子供のような笑顔が、切なすぎる。隊長はその場には
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台風クラブ(1985年製作の映画)

3.5

ここまで抽象的だと
抽象的にしてやろうという
鼻息の荒さを感じるような気がして
ちょっと苦手なのである。

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