評論家は食を無くし
お店は解体され
リングイ二は給士になる
レミーによって固定概念から解放された彼らはようやくスタートラインに立てた
サラブレッドのリングイニが、ラストまで料理オンチ、というところ>>続きを読む
言語が通じないことで
互いが互いの「恐怖の対象」になる、
という設定は、とても妙だった。
単純に、怖い怪獣(加害者)と弱き子供(被害者)の交流、という設定だったら、ここまで奥深い映画にはならなかった>>続きを読む
めちゃくちゃおもろいんだけど、
今回の最大のテーマは
◼️恐竜との共生はいかに
◼️クローン人間の社会復帰
かとおもっていたので、これらはほとんど解決せず、いつものように極悪大企業の陰謀暴きで終わって>>続きを読む
ザーグの設定が、トイストーリーシリーズでは「バズの父親」だったのが「バズの未来」となっていたところに、哲学的命題のようなものを感じました。
「父殺し」の概念を信じる時代はとうに過ぎたんだなと。本当の>>続きを読む
ポルノへの挑戦というか、
キワキワを走ってるような作品。
クラッシュとかに比べたら
めちゃくちゃ安っぽいけど
やはりあぁいうヒルみたいな
グロ生物描写への偏愛は止められない…
たしか三島の小説で、>>続きを読む
アーミー描写が良かった気がした
シュワちゃん瞳が小さ過ぎて
プレデターより人間離れしていた
プレデターが最後、笑いを模倣してたの
怖かった
バッタのホッパーは
群集心理を愛読していた
ヒトラーを彷彿とさせた
大衆の心理を熟知していたからこそ
丹念な洗脳を施していたんだな…
戦争映画的観点から観ても
大変勉強になる映画でした
過去は足音を立ててやってくる。金輪際捨て去ろうとした人には特に、その音は喧しく響いて聞こえる。
因果の糸は、分かち難い。その分かち難さは、この映画では「幼少期のトラウマ」という形で描かれている。
離>>続きを読む
拍手を送りたいです。
一つの青春が、良い形で終わったような清々しさがありました。
阿部サダヲの言うように、
そっちの世界に行くと戻ってこれなくなる、というのはとてもしっくり来る。
こっちの世界でギリギリを保っている人はいる。ていうか、人間なんてみんなその綱渡りなのだけれど、それで>>続きを読む
傑作だった。
柏木くんをメタファー的存在として
簡単に解決させてなくて良かった、
と途中から思うようになった。
もちろん、変なサイコキャラとしても描いてなかったのは大前提だけど、そこも良かった。そんな>>続きを読む
藤野涼子が凄すぎた。
その他も、全体の色調が
薄暗く陰湿で統一されてて
観てて病みそうな感じが良かった。
役者の演技は過剰だけれど
この沈鬱なトーンには
演劇的な映え方をして
良いのかもしれない>>続きを読む
肉体的すぎても
言語的すぎてもいけない
ということか…?
やはり恐ろしいのは、
暴行されたアレックスに
誰も付いてあげていない
ということだ。
肉体で愛しても
言葉で愛しても
それはあくまでも
彼>>続きを読む
単に、
『無垢な少年によって、純粋な心を取り戻す大人の話』
に終始してなくて良かった。
きちんと少年の葛藤&成長の物語としても描けていて、
あぁやはり、人間関係というのはどうしたって相乗効果(良い意>>続きを読む
なんと、音楽はリンチ映画常連のバダラメンディだったのか!
気がつかなかった…。
奇想天外な物語、とかでは案外なくて、随所のクリエイティブによって
稀有なエンターテインメント作品に仕上がっている。
ミエ>>続きを読む
ゴジラ目が怖い。
てかなんで、重要な戦いのシーンを
あんなコマ送りみたいにしちゃうんだろ
前知識が無さすぎたせいか
地獄のような時間だった
映像的手法の洒脱さ、クリエイティブは素晴らしいけれど、脚本的にはまるで面白味が感じられない。
主人公に対して「あの哀愁が良いんだよね…」的な感想を持てる人って、どんな感覚してるんだ?「認めてあげられる>>続きを読む
そこまで酷いかね?
アルの悲哀は十二分に伝わってきたから、それだけで僕は満足。
アルの実存問題こそが、この作品の根幹だと思っているから。
ウェスアンダーソンの中で
一番好きかもしれない。
三島の豊饒の海シリーズにも通ずるものがあった。傷心し出家した女は、追ってはいけないんだ。彼女たちは、もう決して帰ってこない。恋人の元へも、息子の元へ>>続きを読む
完全なる予定調和な物語なのだけれど、
傑作だった。
そもそも、「けれど」という接続詞がおかしい。予定調和なものは、文字通り「調和」なんであって、本来であれば心に安寧をもたらすものに違いないのだ。
で>>続きを読む
心臓無くなるくらい辛かった
序盤あたりのミュージカルシーンで
「もう見るものなんてないわ」
とセルマは歌っていた
だけど息子のジーンには、
母親より<目>が必要だと言う。
それはたぶん、セルマの>>続きを読む