breatheonmeさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

紅いコーリャン(1987年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

揺れるコーリャンから漏れる紅い日差しが綺麗

子供が母に捧げる歌が心に響く

トリとロキタ(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

自分の仕事に密接に関わることでもあるので、結末から伝わる怒りに責任をも感じた。
静かな怒りをもとに、制度や仕組みを冷静に考えないといけない。

裸の島(1960年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

奥さんが、泣きはらした後に夫の姿を見て何事も言わず農作業に戻るあの瞬間!

何かを諦める悲しみや、それを受け入れる冷静さ・賢さ、もっと言えばその諦めがこれから先死ぬまで続くことへの絶望までもが、その一
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鬼が来た!(2000年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前半のコミカルでクスッと笑えるやり取りからは考えられないくらいの豹変ぶり、まさに鬼が来たと言う感じ

北京の自転車(2000年製作の映画)

3.8

お互いにとって大事な自転車だけど、どうにかお互いが納得する解決策がないかと考えてしまう自分に、実利的な考えの都会人になっちゃったのかと悲しくなった

たまゆらの女(ひと)(2002年製作の映画)

3.1

コン・リーさん綺麗すぎる

長江のロープウェイ、いつか乗ってみたい

黄色い大地(1984年製作の映画)

4.2

広大な大地に響く娘の声が哀しい
身売りされる自分の哀しさだけじゃなくて、どうしようもない哀しい運命を繰り返してきた中国何千年もの歴史や、それを変わらずに見てきた荘厳な自然をも背負って歌う歌声。

広い
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活きる(1994年製作の映画)

4.4

激動の時代の中で何度も悲惨な目に遭いながらも、人としての道義を忘れないこの家族に心が奪われ、この人たちが食べる山盛りの餃子や饅頭に目が奪われます

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

唐突で意味不明な世界観から、普遍的で射程の広い哲学への突き抜け方、広がり方が凄い!

マルチバース転生ていうビジュアル的にもワクワクする楽しいトリックを使って、単なる家族の分断と統合の話から、色んな価
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グッド・バッド・ウィアード(2008年製作の映画)

3.6

本編はもちろんだけど、主演の3俳優と監督による音声解説も面白かった。ソンガンホの面白顔をチョンウソンとイビョンホンがいじったりして。

「A」(1998年製作の映画)

3.9

メインで映ってる広報部長が本当に普通に気のいい穏やかな人で、周りの人も落ち着いた人が多くて、世間的なイメージとのギャップが怖い。

むしろ一般市民、マスコミ、警察役人とかの方がヒステリックで話の通じな
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

3.8

アドレス交換したりして相手のことを全部知るんでなくて、謎な部分は謎なままで一期一会な旅、憧れる。