Rikuさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Riku

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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

マネーボールのような湯上がり感。結局人だし結局信じることが大事みたいなの、言葉にすると忌避したくなるけど映画だと気持ちいの何なんだろ〜とか考えながら観ました。

キング牧師のスピーチまわりのシーンよか
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.3

こんなわけわかんないものが形になってしまうから映画は最高なんだと思った。才能とユーモアと愛に満ち溢れた時間でした。

散歩時間~その日を待ちながら~(2022年製作の映画)

3.5

下北沢K2で観ました。コロナ禍の不安定で脆い人付き合いと、そこから希望を見出していくような群像劇で、好きでした。

帰りにポスターを見たら
「いつかきっと”今”を懐かしく思えるときがくるから」と、希望
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.3

登場人物全員バカ!って感じだったけど、多分自分もそのバカに含まれるんだろうな

※追記
面白く感じられなかった理由がわかった。テーマ設定がとてもわかりやすく一般的で、人物の描写も行動も動機もシンプルだ
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.6

奇跡的な作品。

数年前フジロックでSiaを観たときにも似たようなことを感じたんだけど、作品の言葉を借りると「この作品を鑑賞した」というのがいつか、大きな財産になる。って本気で思いました。

井上雄彦
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ポスト資本主義、陰謀論、フェイク / リアル、メタバース、信仰、洗脳、家父長制、マスキュリニティ、身体。

今年の締めにふさわしい最高のスリラーでした。

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

3.8

コリン・ファレル演じる不器用な父親がよかった。家族や関わる人との距離感がリアルに人付き合い苦手な人で、ちょっと胸にきちゃった。

展開はなだらかだけど、情感溢れる音楽と映像美で人を描写する作品は好き。
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

やっと観た。

初手のゴーディ怖すぎ。鳴き声、悲鳴、打撃音、破裂音。ゴーディから始まりメインのUFO的なものまで、音が良過ぎた。

演出はベタだけど当然巧妙だし、規模もすごいし、ここまで奇妙なホラー体
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

人が求め合う美しさが、自分にブッ刺さることを再認識した。Call me by your nameしかり。構図で印象付けられたシーンが多かった。お祭りのシーンはその究極。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

4.2

目を奪われる壮大な自然、かわいらしい動物の仕草、現代社会から距離を置いた人間らしい営み。そのピュアな美と悍ましく奇妙な出来事と造形のギャップに激萌え。

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.9

子どもの内なる美しさは、大人に真似できない。純朴な子どもは、奇妙な出来事さえも受け入れ、素直に向き合う逞しさを持っている。映像美とその神秘とも言える可能性を感じられるだけで大満足。