澤登翠さんの活弁で鑑賞
フランス革命下で翻弄される姉妹の物語。
何度も苦境を迎えるも、姉妹の愛情はそれをも凌駕するほど深かった。
弁士さんの語りも相まって、すれ違いの悲しさをこれでもかと痛感。
活動写真弁士澤登翠さんの説明と
楽団の生演奏で鑑賞。
ノートルダム大聖堂の防人カジモドと一人の女の物語。
とにかく彼の生涯がもの悲しい
せめてもの救いは、女性を愛せた事か。
阪妻の『雄呂血』を思い出し>>続きを読む
ある公爵を通して描く貴族の埋没。オープニングから引き込まれる。音楽はニーノ・ロータ。衣装からなにから豪華でそれだけでも観る価値あり。長尺と感じるけど、それを補って余りあるは舞踏会のシーン。ずっと観てい>>続きを読む
優秀な兄貴との乖離に苦悩する弟キャル。演じるはジェームス・ディーン
彼の寂しさの塊と言えるその圧倒的な存在感は、唸ることしかできない。
音楽はレナード・ローゼンマン
ずっと聴いていたいと思わせる
容赦>>続きを読む
父を探す姉弟のロードムービー
その中で観客は、生と死、成長する事など
普遍的なテーマを問われている感覚
心の仮面を剥がされるような
それらがひとつの画面に凝縮され繋がれていく。
答えなんてないんだろう>>続きを読む
静寂から浮かんでくる光の流れ
色調、そして声
冒頭から心を鷲掴みされる
全体的に静かな印象だけど
内なる感情の波紋が心地良い
父娘のダンスシーンの昂りを
一生忘れることはないだろう