りなさんの映画レビュー・感想・評価

りな

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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

宮崎駿監督が私たちに想いを投げかけてくれた一夜の夢に感じました。覚えておくのも、見たことを忘れてしまっても、悪夢に感じるのも自由にしなさいと。

時代を、生活を、群衆を、日本を描いてくれるのはやはりこ
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ナショナル・シアター・ライブ 2023 「かもめ」(2022年製作の映画)

5.0

芝居っていいなあ。人間の感情のシンプルさを複雑さを感じられた演出だった。かもめを観るのが初めてじゃないのに初めて見た作品にさせてくれた。愚かで身勝手で盲目で。抗えなくて。それが愛しい。

1番好きなか
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あつい胸さわぎ(2023年製作の映画)

-

母に会ってまた、散歩したいそんな映画。
よくある日常のような非日常な毎日が突然やってきた時、優しい言葉をかける人でありたいなと思いました。

サーカスがすごくて、どの場面も映像がすごく綺麗。前田さんの
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

5.0

誰もが寄り添いあいたくて、掴める手もあれば、すり抜ける手も、わざと伸ばさない手も、掴めない手もある。そんな物語。
世界観も人物像も魅力的で、いつ来てもJKローリングの世界は最高。

今作はハリポタ好
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あなたを抱きしめる日まで(2013年製作の映画)

5.0

信じている世界があって、それからはみ出ると許せない。それを仕方ないことだと赦すのか、それとも戦うのか。流れに身を任せるのか…

彼女が赦し、彼が彼女を想い、彼を想い怒った。その事が現実であるということ
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ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

5.0

ハリポタ好きにとっては、最高のプレゼント。
愛に溢れていて、人間性が垣間見えて、最高に素敵な空間。私たちファンにも見せてくれてありがとうという気持ちになります。

とにかく最高だった✨

忘れずにその
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ARIA The BENEDIZIONE(2021年製作の映画)

5.0

非凡に憧れた人ならだれでも刺さる。
藍華の成長に垣間見える晃さんの物語。

日々を丁寧に楽しく生きること。頑張っている自分を認めてあげること。時にはひとやすみしてもいい事。沢山のことを教わった。最後ま
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天使にショパンの歌声を(2015年製作の映画)

5.0

修道院の非日常のようで、日常の感情のながれをしっかり丁寧に描いた作品。
ハッとするほど生々しく。ピアノの旋律がその思いに寄り添ってくれる…

美しかったし、ドキュメンタリーを思わせるようなキャラクター
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ダンシング・ウィズ・バード 驚きの求愛ダンス(2019年製作の映画)

5.0

音楽のさり気ない仕事ぶりが憎い(笑)色んなドキュメンタリーでこの鳥の種類を見てきたんですが、まだこんな種類の子達がいた!とか、このダンスにメロディが乗ることで魅力が増すんだとますます好きになりました。>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

5.0

美しく切り取られた、美しい家族と姉妹の物語。ジョーとお母さんが好きだったなあ。家族にハグしたりして甘えたくなる物語。こんな家族素敵だなあ。この衣装素敵。この景色好き。この描写印象的。いろんな角度から物>>続きを読む

魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

4.0

アン・ハサウェイの怪演。おばあちゃんの愛にくるまれ、おばあちゃんの人間くささに勇気をもらえる。コメディとしても楽しめるし、誰に感情移入するかで見方を変えて楽しめる面白い構成。

見方を変えたらいいかも
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ARIA The CREPUSCOLO(2021年製作の映画)

5.0

アリスちゃんとアテナさんの関係がでっかい素敵で、2人の思いあっている気持ちがあたたかく、そしてくすぐったい。

アリスちゃんは、プリマになるまでを見守って、一緒に景色をみてきたからこそアテナさんに、今
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

5.0

人間味溢れた作品。オリエント急行を舞台にケネス・ブラナーが豪華スターと作り上げたマジックショーをスクリーン越しに見たという感覚。IMAXでもう1回見たい。

神ではなく、警察でも、判事でもない。探偵と
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告白(2010年製作の映画)

5.0

まぎれもない傑作。エンタメを武器として首元に包丁を突きつけてくるような作品。役者も、カメラワークも、音楽も、構造も本当に緻密で繊細で。考えろと殴られている。世の中にこんな作品がある。映画っていいなあと>>続きを読む

ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

5.0

子供は子供だけど、子供じゃない。1個人であるということ。親と子、先生と生徒、世の中と子供たち、それぞれが、しっかり描かれた傑作。

子供の強さに、親の愛に、大人のエゴに、ハッとする。

花戦さ(2017年製作の映画)

4.0

怒りと許しの物語。

森川葵ちゃん演ずる蓮の繊細な表現がすごく好きだった。
タイトルにある通りメインは生け花。素人目ですが素晴らしかった。

タイピスト!(2012年製作の映画)

5.0

チャーミングでキュートで大好きな作品。主役の2人がかわいいし、この時代のファッションかわいいし、目を意識的に見せる演出が好きだし、最初っから最後まであますことなくフレンチフルコース頂きました!!ごちそ>>続きを読む

劇場版 黒子のバスケ LAST GAME(2017年製作の映画)

5.0

みんながイキイキ楽しそうな感じが、ああ、懐かしい黒子だ…ってなりました。悩んでも、迷っても自分で考えて決めて目の前の壁をぶち破っていくところがこの作品の大好きなところだったので、みんなで共闘してて、と>>続きを読む

日日是好日(2018年製作の映画)

5.0

触れて、感じる作品。
今の世の中にピッタリな作品。今だからこそ見て欲しい。私もなにごとにも時間がかかる方だから、とても染みました。地上波で放送してほしい。心の隅に置いておきたい作品。

チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(2017年製作の映画)

5.0

いま、思いっきり頑張ったことは、必ず将来の糧になる。そのことを実感させてくれる作品。

一人一人のリアルが人間臭くて大好き。
役と、本人とが近いからこその一体感がすごく好きだったし、それを活かしたカメ
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四月は君の嘘(2016年製作の映画)

5.0

タイトルすら愛おしくなるキラキラした青春の1ページ。等身大の俳優が、楽しそうに役に全てをぶつけてくれたからそこがなによりも魅力的。叔母さん美しくて優しいまなざしが大好きだったし、姪っ子愛しすぎた。

羊と鋼の森(2018年製作の映画)

5.0

小説に真摯に向き合って映画を作ってくれたのだろうな、と感じる伸びやかな映画でした。自然の雄大さも、監督の見せ方も、役者さんが役の人生を生きてくれたことも、スタッフさんのがんばりも、たくさんのものを感じ>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

5.0

誰もが正しくて誰もが間違っている哀しい愛の物語。前作でも思ったけど、哀しくて愛しいなあと。最高。続きも楽しみ。JKローリングの世界はいつ来ても最高。

ズーウーと二フラーベビー二フラーがめちゃくちゃか
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~(2018年製作の映画)

5.0

ヒロアカらしく、そして劇場版に相応しいスペクタクルだった。

ロングホープフィリアという曲がこの作品の随所に重なりあっていて、胸が熱くなる。友よ、が、オールマイトとデイブにも感じられるし、デクと雄英の
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ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

5.0

フィクションのようにも思えるけど、ほんとの夫婦の深い愛のお話。やっと見れた。出てくる人みんな愛おしくなる作品。頑張らなくていいんだよ。ってそっとホットミルクを差し出してくれるような作品。

エッセイも
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わたしのハワイの歩きかた(2014年製作の映画)

5.0

疲れたなあと体に疲れが溜まって、寝ても、酒飲んでも、遊んでも、疲れが取れてない気がする…そんな時この映画に出会ってほしい。ドキュメンタリーのような不思議な映画。途中中盤カオスだけど、最後まで見て欲しい>>続きを読む

ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出(2015年製作の映画)

5.0

戦争や生活をまた新たな視点で見れた作品。非日常な一日が、この物語を彩ってくれる。リリベットとジャックの関係が可愛くてずっと見ていたくなる。昔の話なのに新しくて、新たな時代を感じさせてくれた。

ロケットマン(2019年製作の映画)

5.0

とても脆くでも立ち上がれる強い人の物語。キャラクターがみんな際立って、エルトンの孤独も際立つ。そんな作品。笑えば笑うほど、孤独や悲しみが伝わってきて。

エルトンのことそんなに多くを知らないけど、曲は
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

5.0

アラン・チューリングの人生を史実として誠実に魅力的に作られた作品。彼の人生を通して、この人の人生が映画になったことで、救われた人はたくさんいるはず。時代を戦争を感じることができる作品。

みなさん素晴
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

5.0

感情が動く瞬間を丁寧に切り取った映画。どっちが正解の軸なのか、混乱するくらい2人に違和感がなかった。アルバムのようなクロッキーのような素敵な作品。

いわゆる、日々を大切に、大切な人を大切にタイプの映
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