プロモーションの雰囲気で、今まで観ていなかったことが悔やまれる程良かった。
自分がいかに沢山のことを取りこぼしてきたか、自分が/を違う世界の人間だと思っていた人にどういう感情があったのかが、群像劇と>>続きを読む
伯山が好演で、世界観作りが良かった。
あまりにも短いので、展開に次ぐ展開に押し流されている感は否めない。
深掘りできそうな部分が沢山あって、時間をかけた描写が欲しくなる。
この時代の役者が持つ顔つきの強さ、役柄も相まった精神力の高さが、今殆ど見れないようなクオリティと雰囲気で、それだけで物語とは別軸の価値がある。
財前五郎の、自身が持つ傲慢さと他人の欲の為に振り回され>>続きを読む
人間が皆んなやっていることを静かに覗くことの完璧な気持ち良さ。それだけの映画も好きだけど、節々に起承転結というほどではない、過去や地続きの未来を想起させる出来事と人間との繋がりがあって、より濃く解像度>>続きを読む
独特なテンションとペースに、最初こそキメキメな素っ気なさを感じるけれど、一歩進んで二歩下がって、その道中に色々な人との再会を果たす様子には強い人間らしさがある。
失業後の前のめりなエネルギッシュさと、>>続きを読む
線的なストーリーでは無いので、人物の情緒と印象的な画面のみ追って見ていく感覚。前半と後半で雰囲気が変わってきて、園が訪ねてきてから終盤までの凝縮と怪奇的な描写が良かった。
日本の映画だから分かりやすい>>続きを読む
見せ方が平面的で、奥行き < 一枚絵の連続という印象だった。人が前後に向かい合う構図がほぼ無かったり、雨をレイヤーで重ねて窓枠で漫画みたいに区切ったり、面白い絵が多い。スチールにもなっている冒頭〜顔が>>続きを読む
纏まりが良くて、描写にも見応えがあって期待以上に面白かった。
龍賀家のもっと繊細な人間関係とか心情をもう少し見てみたいなと思った。長田がなんであんなに一族に馴染んでるのか、いまいち分からない。あと、沙>>続きを読む
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マルチバースの自分を戦闘能力にできる設定、ガバガバだけど面白かった。あとトリップする前に変な挙動するのも良かった。
出てくるモチーフ(ベーグル、石、ソーセージの手、セサミ、アライグマに操られるシェフ>>続きを読む
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物語を通じて幼少期、その頃の両親や、カラムの年齢に近づいている自分自身と対峙していた。
31歳にして11歳の娘がいるという時間の集積、父親である手前の不安定な人間の機微が、会話の端々やカメラワークが>>続きを読む
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それぞれの人物が、過去の穴埋めには決してならないけれど自らに向き合い道を見つけていて、その決意の固さに嬉しい反面、今までの形ではなくなることがこんなに悲しいとは。
ピーターの決断と最後のシーンは、これ>>続きを読む
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再鑑賞
名シーンしかない。
愉快さと並行して、おもちゃとしての宿命や、それに対する死にも近い恐怖が感じられる。子どもにとって最も身近な存在を扱いつつ、ピクサー作品の中でも特に子ども騙しじゃない。けれ>>続きを読む
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十何年ぶりに再鑑賞。
ピクサー3Dアニメーションの基盤がこのレベルであることに改めて驚く。小さなキャラクターが大きなアクションを起こす仕組みや、ザ・ピクサーなやりとりが観ていて楽しすぎる。声も天才的に>>続きを読む
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こんなに素直に心から興奮を覚えた映画は久々だった。もう一度観たい。
試合中の激しい音の全てが立っていて、その後ろで流れる10-FEETの曲の疾走感がえげつなくカッコ良い。漫画をそのまま起こしたような>>続きを読む
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身体能力エンタメ戦争映画
色々と割り切って観るとしても、こういう見せ方をすればこのストーリーでここまで流行るんだ..という感想
じゃあエンドロール、敵も味方もみんな踊って欲しかったのと、レイアウトに愕>>続きを読む
おやすみ、おやすみ、おやすみ!
車に乗ってきた男がクラスメイトだったシーンとドーナツ屋の一幕が良かった。
テーマも相まって遠目で見たら喜劇だけど、マクロ視点で見ると全部が重要で目まぐるしい激情。
静と動のバランス完璧でハイライト多い>>続きを読む