このレビューはネタバレを含みます
「行き場のない世界でどう振る舞うか」的な設定はとても好きだし、オーガスティンの行動にも共感できるんだけど、結末があまりにも愛がない。
まず幼女アイリスが空想上の存在なのを隠せてない。登場の状況の不自>>続きを読む
展開はベタだが、シーンごとのギミックや演出が独創的で素晴らしかった。死者を蘇らせて聞き込みをするシーン最高。
ガーディアンズオブギャラクシーをリファレンスにしてると感じた。同様に、ぜひ続編を。このパ>>続きを読む
ミリー・ボビー・ブラウンに似てるなと思ったら本人だった。ずいぶん大人になられて…。スカーレット・ヨハンソンみもある。
主人公を女性にしたランボーみたいな、もしくはダイハードみたいな展開が面白かった。
不安のコレクション。
仕事への不安、環境の不安、隣人に対する不安、便利さを失うことへの不安、情報のないことへの不安、自己嫌悪、喪失、病気、社会情勢、戦争、分断、そういう誰もが抱える現代的な不安を、静か>>続きを読む
誰もがインディペンデンス・デイの二番煎じ、またはジェネリック品と認識するだろうし僕も常にそれを感じたけど、だがそれがいい。人類に迫る危機を脇役のだらしない観測者が最初にキャッチして真顔になるやつって、>>続きを読む
「現代人のための暗殺マニュアル」、または「フィンチャー流の仕事術」の映画化的な。
劇中では主人公のポリシーが独白の形で繰り返し語られるが、
「計画通りにやれ、予測しろ、即興はするな、決して優位に立たせ>>続きを読む
監督のマイク・ミルズは、僕の認識では映画監督よりもグラフィックデザイナーの人で、90年代のストリート/ヒップホップカルチャーの真ん中にいた人だ。いつもピースでおおらかな雰囲気を持った人で、現在のメイン>>続きを読む
治安も感情も殺人も革命もセックスも等しく重みは無くて、大事なことはタバコと食事と彩度と幾何学的な画角。
それらはユーモアとコケティッシュのために用いること。
何より表現の努力を惜しまないこと。
って>>続きを読む
虚飾と鬱屈しか持ち合わせのない同じ名前の男と男が、いびつなホモソ空間で互いの膿汁をぶちまけあえば、挿入はなくともふたりはひとつ。ドロドロだ。
社会から見放された地に派遣された惨めな男たちが罵り合う映>>続きを読む
CIAの殺し屋たちの戦いなどというベタな設定は意図的にどうでも良くしたもので、その実のところは、ルッソ兄弟がやってみたいアクションシーンを撮りまくった映画。ネトフリあるある。
悪くない。どのシーンも外>>続きを読む
プロップは良かったんだよなあ。衛星アンテナとかカッコよかったし。
舞台が西暦何年か見逃したが、現在の世界線から150年くらい先なら、たしかにこういう感じかも?と思わせてくれた。序盤は。
でも月での>>続きを読む
仲間内での口喧嘩の数はシリーズで1番。特に「死ねばいい」だなんて酷すぎる。
でも、傷つけあっても関係が揺るがないのは、彼らが家族だからなのだろう。傷つけたり傷つけられたりしても、それでもあのチームこそ>>続きを読む
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中盤までは高級レストランとカルトな気配の組み合わせがユニークで(そして荒木飛呂彦風でもあり)惹きつけられたんだけど、シェフのキャラ変、というかトーン自体が変わる構成に、そのままのトーンで上げていくネタ>>続きを読む
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コア中心部の量子世界の中でスコットが増殖してうろつくシーンは、アントマン自身が蟻のような生物の振る舞いをして、すげえアイデアだなと思った。
展開はベタベタだし質量問題とか量子世界の重力問題とかの説明>>続きを読む