りんたろうさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

りんたろう

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ブラック・クラブ(2022年製作の映画)

3.3

凍った海をスケートで敵陣に潜入するというスウェーデン映画。なかなか珍しい設定。

ゼニガタ(2018年製作の映画)

3.0

ちょっと変わった闇金もの。金主の正体がなかなかなので、続編も作れそうだ。

空白(2021年製作の映画)

3.6

悪人はいないけれど、強くはない普通の人々が巻き込まれる物語。

岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.4

貧困を人情から描いた成瀬 巳喜男、木下啓介、政治面から描いた今井正、性的面から描いた田中登。全方位がら描くとこうなってしまう。リアルでちょっとつらい。

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

2.6

韓国映画にたまにある、プロットが混乱しているが熱量で押し切ってしまう作品。國村隼の存在感。

ケミカル51(2002年製作の映画)

2.9

もう少し化学知識的なものを期待していたが、ギャングコメディ色が濃かった。リバプールの街の描写はよかった。

リトル・シングス(2021年製作の映画)

2.6

プロットが今一つのところを、デンゼル・ワシントンの存在感と名演技で最後まで引っ張てしまう作品。

ミナリ(2020年製作の映画)

3.6

この映画、アメリカに渡った娘夫婦を助けに単身渡米する韓国人のおばあちゃんが軸になっている。悪態をつき、孫に花札ばくちを教える婆さん。貧富の差と経済の悪化で渡米せざるを得ない。かつてジャガイモ飢饉で渡米>>続きを読む

魚影の群れ(1983年製作の映画)

3.7

大間のマグロ漁を描いた作品。一人船の上でテグス(釣り糸)を直接手で操りながら巨大なマグロと格闘する。板子一枚下は地獄というより、板の上も地獄の世界。

弁護人(2013年製作の映画)

3.6

休戦中とはいえ、臨戦態勢での民主主義。相手国はもっとひどい独裁国家。
そんな韓国での裁判の物語。ソン・ガンホ安定の名演技。

バックコーラスの歌姫たち(2013年製作の映画)

3.9

複数の口パクアイドルのヒット曲に自分の歌を使われたりしながらも、好きな歌を唄い続けるバックコーラスの歌姫たち。ゴスペルで才能を見出し、世界の音楽ビジネスに影響を与え続ける。

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.5

エンジニアではなく、ユーザーレベルのインターネット駆使のシーンはあるようでなかったような気がする。

ブギーナイツ(1997年製作の映画)

3.6

バブル成功者のストーリーとしては「ウォールストリート」「ラリー・フリント」と共通したパーティーシーンがあって興味深い。

バイス(2018年製作の映画)

3.7

レズビアンの娘のために一時政界を引退。大統領の死を待つだけの仕事と蔑んでいた副大統領に就任。意外なチェイニー副大統領の裏の顔。

彼と娘のリズ・チェイニーはトランプ支持者の議事堂襲撃を批判する数少ない
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北国の帝王(1973年製作の映画)

3.7

無賃乗車するホーボー(流転する失業者)と敵視する鉄道員との漢の戦い。
こういった映画を観ていればトランプの台頭を理解できたかも。

目撃者(2017年製作の映画)

2.8

プロットにちょっと無理があるところを、演出と演技で力業でそこそこ見れる映画に仕上げた感がある。

悪人伝(2018年製作の映画)

3.1

ノワールというにはヤクザと刑事の関係がマンガチックかな。

奴隷の島、消えた人々(2015年製作の映画)

3.2

ミスディレクションな手法で筋を進めていくところが面白い。

殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.7

現実の事件では20年懲役した犯人が冤罪だったことが判明する。
それでも家族への迷惑を避け沈黙する。

最近被害者や加害者家族への二次被害が問題にされているが、冤罪の関係者
は全くの理不尽であり絶句する
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葛城事件(2016年製作の映画)

3.4

池田小事件の異常な犯罪者を描く映画と思っていたが、家族の物語だった。
アメリカ映画でいえば「わが谷は緑なりき」で古き良き家父長制が描かれ、
「普通の人々」で一見理想的な核家族の崩壊が描かれた。その後「
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貸間あり(1959年製作の映画)

3.2

ふすま一枚で他人と住む貸間という貸部屋が昔あった。今は子供部屋さえ独立しているのに。「ひきこもり」など存在不可能な時代。

カリフォルニア・ドールズ(1981年製作の映画)

4.0

場末のヒロインたちが感動的。ピーター・フォーク、ミミ萩原といった昭和のアイコンもいる。

ロバート・アルドリッチ監督の「ロンゲスト・ヤード」「何がジェーンに起こったか」「北国の帝王」を見ると無骨なアメ
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.5

かつての韓国映画は、勧善懲悪がシンプルでサザエさんのような単純さだったが、最近はだいぶひねりが出てきた。アカデミー作品賞を受賞するくらいだから、すそ野は広い。

Mank/マンク(2020年製作の映画)

3.3

MGMの会長や映画会社首脳陣、市民ケーンのモデル(ウィリアム・ランドルフ・ハースト)がヒトラーの台頭を危惧しているシーンが面白い。

灰とダイヤモンド(1957年製作の映画)

5.0

ソ連の指揮のもとヒトラーと戦ったポーランドのパルチザンが結局はスターリンに利用され捨てられる。右だ左だと言っている人はよくよく考えるべき教訓。

スキャンダル(2019年製作の映画)

3.8

保守もビジネスというFOXのマーケティングに、もっと尖ったターゲットで乗り込んできたトランプ!

岸和田少年愚連隊(1996年製作の映画)

3.0

25年後の時の人、山本太郎、宮迫博之が共演している。

甦える大地(1971年製作の映画)

3.5

茨城県鹿嶋地区の洪水被害をくい止めるための大土木工事を描いた作品。
江戸時代と昭和の奮闘を描く。

今では土木工事は映画のテーマにはなりにくいが、水道利権を描いたロマン・ポランスキー監督ジャック・ニコ
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