りんさんの映画レビュー・感想・評価

りん

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蛇の道(1998年製作の映画)

4.0

不気味な長回し、印象的な演出、無駄のない脚本、至高の演技。
どこを切り取っても洗練された恐作。
人間の醜い部分が垣間見える中、ラストにかけてどんどん面白くなっていた。

愚行録(2017年製作の映画)

4.1

え、世の中ってこんな人しかいないんだっけと錯覚してしまうような愚行録。
後味悪い感じはたまらない。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.3

これは歴史上、最も重要な話であり
映画史上、最も重要な作品でもある。
これが作品賞を獲ったことには大事な意味がある。と感じた。

伝記映画でここまで仕上げるノーランが恐ろしすぎる。

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.2

今見たら面白いと思えそうだったので久々に観たら傑作だった。

学校っていろんな社会のカオスが織りなす青春なんだなと。2度とこれが味わえないなんて悔しい、、、

愛様が本当にお美しい。

アイスクリームフィーバー(2023年製作の映画)

4.4

夕立のような轟と清々しさ。
ビジュアルも音楽も最高で、アイス作りのあたりが特に好き。ラストも良き。
おしゃれ映画にとどまらず、脚本もしっかりしていて、思いの外面白かった。

マイブルーベリーナイツのよ
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.5

浅はかな感想で申し訳ないけど、スポーツの素晴らしさを分からせてくれる。

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.2

すごく嫌な気持ちになるのに、それがたまらなく面白い!
ハラハラドキドキで見応えあり。
ジェイク・ギレンホールの闇落ちウッディ感。

恋は光(2022年製作の映画)

3.9

文学的だけどライトに見れて、みんな可愛くてあっという間に終わった。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

見応えしかない狂った傑作。

不気味な脚本と、過激な演出が
少々ストレスで去るもの追わず感あるのに
美の暴力となぜか心地良い不協和音が
アート要素全開で見入ってしまった。

欲望の先に見た希望溢れるラ
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

4.3

最高な音楽と自然をバックに、バイク乗って旅する2人が超クールでかっっけえええと思ってたら面食らった。
アメリカの歴史を物語る、残酷さを持つ名作。

生きる(1952年製作の映画)

4.3

人生を見直すきっかけをくれるような作品。

モノクロでも伝わる、戦後の昭和を映す華やかさは圧巻。
長回しカットにグッと引き込まれるカメラワークと、社会に対するアンチテーゼと人生観を描く哲学的要素を含む
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

4.0

思ってたのと違う!よい!
きれいな映像から感情が滲み出るように揺さぶられて、独創性に富んだカメラワークと主張しすぎない音楽で、より一層映画に溶け込めた。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

ヴィム・ヴェンダース×役所広司が観れるなんてあまりに幸せな時間だった。

情報が交錯する可変的な都会とは対照的に、
不変的でひっそりと心地良いミニマリズムと文化的生活。
静かな暮らしの中で人との交わり
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.9

夜のんびり更けてオシャレに浸る映画。オリエンタルとは違ったアメリカならではの爽やかのおかげで何も考えずに観てられる。
比較的ライトで心地良い。

正欲(2023年製作の映画)

3.6

原作超好きがゆえ、もっとこの作品はこうなんだ!と思う部分がぽろぽろと。

リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

4.0

渓流釣り欲を掻き立てる、自然と人の共生を描く上質な作品。
生命の儚さ、賛美を派手な演出ではなく素朴で雄大に滲ませるところに寛大さを感じる。

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