りりさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

りり

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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

少女がカニバリズムに目覚めるまでの話。ホラーっぽい作りではなく青春期の葛藤系ヒューマンドラマかな?という雰囲気なので、そのギャップが少しおもしろい。ラストのオチといい、なかなかエグい内容だった。

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デッドプール2(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ楽しかったんだけど、
え…恋人死んじゃったの…っていうショックをずっと引きずってたのでラスト!!!よかった!!
もうそれだけで最高な気分(ちょろい)

デッドプール(2016年製作の映画)

3.7

2を見るために見返した。
とにかく楽しいんだけど、
超能力に目覚めるまでの回想が苦しそうで見ていて結構つらいから、2の方が好きかも。

あのスケルトン棺桶みたいなポッド、すごい丈夫なんだね笑

Diner ダイナー(2019年製作の映画)

2.5

蜷川実花監督作らしく映像は極彩色できれい。藤原竜也のシェフ姿も様になっているし、玉城ティナのドーリーな可愛らしさも味わえる。このように美術は美しく、登場人物もキャラクター化されていて見応えはあるが、一>>続きを読む

ダウンレンジ(2017年製作の映画)

1.0

久々に胸糞グロ映画見ちゃったな。
最初の犠牲者が出た時点でゴア描写のレベルに無の心になったんだけど、あの状況でどう物語が展開するのかが気になり一応最後まで見た…。

プロメテウス(2012年製作の映画)

3.0

「エイリアン」の前日譚的ストーリーであること、これを前提において見ればそこそこ興味深い。知らなければちょっと美術造形の尖ったSFスリラーだなという感じ。
楽器を奏でるようにコンピューター(?)を操作す
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バサジャウンの影(2017年製作の映画)

3.1

バスク地方を舞台にしたスペインのサスペンス。「バスタン渓谷3部作」の1作目らしい(原作小説読みたい!)。
森の中に横たえられた裸の少女の遺体、陰部の毛は剃られ、なぜかそこにクッキーのような伝統菓子が置
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

2.5

ジュブナイルホラーサスペンスでしかもシリアルキラーものか?とワクワクして見始めたが、悪くはないけど思ったよりも刺さらなかった。ラストは確かに急展開でスリリングなんだけど、そこまでがすげー退屈。80'に>>続きを読む

オーメン/オーメン666(2006年製作の映画)

3.0

76年の「オーメン」のリメイクかな。恥ずかしながらオリジナルは未見なので比較はできないが、不吉な予兆にあふれたベタな悪魔ものという感じだった。リメイク作を見るとどうしてもオリジナルの存在が気になってし>>続きを読む

オキュラス 怨霊鏡(2013年製作の映画)

3.0

これまで見たフラナガン監督作はどれも結構好みなのでこちらも鑑賞。日本語タイトルはB級感満載だが、シンプルなストーリーでありながら過去と現在、幻想と現実が交錯して鑑賞者を惑わす構成がなかなかおもしろくて>>続きを読む

エスケーピング・マッドハウス(2019年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

テレビ映画かな? 全体的なチープ感は否めないがストーリー展開もスリリングで割としっかり作ってあった。
記憶をなくし精神病院に入院させられた女性。閉ざされた病院内では、治療や衛生管理と称して患者を抑圧し
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アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

3.5

古い映画だが、楽しくてあっという間。見終わってハッピーな気持ちに包まれるラブコメディだった。シャーリー・マクレーンがかわいい。粋なセリフも多くておもしろかったし、トランプしながら終わるラストかわいかっ>>続きを読む

ペット・セメタリー(2019年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

リメイク版。オリジナルとは微妙にストーリーが変わっているが(ベッドの下から…くるぞくるぞと思ったらいない!笑)、ほぼほぼ同じなのであまり新鮮味はない…残念。
そして「あの場所」が空間的広がりを感じられ
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.3

爆弾テロの第一発見者である主人公が一転して容疑者となってしまった…という実話の映画化。
シンプルなストーリーではあるが、丁寧に映像化して見応えのある作品へ仕上げているなぁという印象。イーストウッド監督
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

4.0

マフィアへの極秘の潜入捜査を命じられる警察官と、逆にマフィアのスパイとして警察内部に送り込まれた人物、それぞれの運命が知らず知らずのうちに交差し激動の渦を巻き起こす物語。スピード感ある展開で、出演者も>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

悪魔崇拝モノ。すべてが不気味で怖かった。全編にわたり不穏な空気に包まれていて、生理的に拒絶したくなる一歩手前みたいな不快感のギリギリを攻めてくるバランスが新鮮で私は結構好きかも。ラストとかちょっと意味>>続きを読む

百日紅 Miss HOKUSAI(2014年製作の映画)

3.6

久々に見たけどやはりいい。原作が大好きなのだが最高のアニメ化だったと思う。アニメ化期待してクソみたいな例をたくさん経験したので、こんなに素敵に作ってもらって製作側へは感謝しかない。
元々短いストーリー
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マーシュランド(2014年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

冒頭、不思議な地形の湿地帯を上空から撮影したシーンに惹きつけられ期待が高まる。スペインの湿地帯を舞台に2名の捜査官が連続猟奇殺人を追うハードボイルドなサスペンスで結構見応えがあった。フランコ政権の独裁>>続きを読む

インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

3.5

南アフリカにおける人種間の軋轢をラグビーを通して緩和させようと働きかけたネルソン・マンデラの話。実話を感動的に映画化していてすごくいい。

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.5

アメリカ西部開拓時代に実在したヒュー・グラスの伝記的物語。グラスがクマに襲われ負傷、その彼を森に置き去りにした人物へ復讐するまでを描く。
この映画、予告などを見る度にとにかく「寒そう」って印象だったが
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イノセント・ガーデン(2013年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

パク・チャヌク監督作だし、紹介文を読むと無垢×官能×サスペンスって感じで自分好みな予感だったが思ったより刺さらなかった。ミア・ワシコウスカに色気があまり感じられなかったからかな(ニコール・キッドマンの>>続きを読む

ワールド・オブ・ライズ(2008年製作の映画)

2.5

テロ組織を狙うCIAの話。命がけの緊迫感ある場面が多いが、それにしては思慮が浅い判断や行動が多かった気がする。あと、ラッセル・クロウが余計なことばっかりするので、始終意思疎通できないパワハラ上司に振り>>続きを読む

デンジャー・ゾーン(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ロボと人間との交流…的なのが大好きなので、ロボ部隊が実装されていたのと、透明ボディを晒して上官がAIって判明したときは期待度が高まったけど、性能が高く人間味がありすぎるためAIというよりただの超人にし>>続きを読む

ベニスに死す(1971年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ビョルンの美少年ぶりがとにかくすごいと有名な作品。やっと見た〜。私は美しいものが大好きで唯美主義的な嗜好があるため背徳的な恋情も含めて楽しめそうだと思ったが、確かに金髪にマリンルックのタージオは少年時>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

3.4

おもしろかった。地球に飛来した謎の生命体となんとか意思疎通を図ろうとする言語学者の話。この手のSFにしては非常に静かで淡々と展開していく。毛筆で円を描くような彼らの文字を解読すべく、研究者達がアカデミ>>続きを読む

2012(2009年製作の映画)

3.0

地球崩壊系パニックムービーであり、現代版ノアの箱舟伝説。VFXの量でぐいぐい攻めてくる感じで、いや100回くらい死んでるだろっていうスリリングで無茶なシーンがどんどん来て忙しい笑。

クライマックス付
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八つ(2016年製作の映画)

2.5

すごい映画だ。主人公の強迫性障害の女性が起床し、家を出るまでの約80分をワンカットで映した内容。
主人公はどうやら8という数字に囚われてしまっているようで、これがタイトルの由来なのだが、最早儀式めいた
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サイトレス(2020年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

犯罪被害により両眼の視力を奪われた女性。退院後、離れて暮らす弟が用意をした部屋で介護士の世話になりながら生活することになったが…なにか不穏な空気を感じとる…というサスペンス。
最近よくみる「◯◯できな
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.2

意外にも映画化は74年とこれの2作だけなんだね。感想としては、個人的に好きな小説なので、その小説の世界が映像化された喜び。これに尽きる。映画として多少はアレンジされているとは思うが、伝説の豪華寝台列車>>続きを読む

エリザベス -狂気のオカルティズム-(2017年製作の映画)

2.0

カルトを題材としたフィクションかと思ったら実話再現ドラマだった…14歳の少女が拉致され9ヶ月間にわたって自由を奪われるという非常にキツい内容…。気軽な気持ちで見てはいけない。
映画のクオリティ自体はテ
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.2

コメディゾンビ映画。クイーンに合わせてリズミカルにゾンビを叩いたり、照明をつけたり消したりするシーンが最高に楽しかった。ここだけ何度も見たい。

親切なクムジャさん(2005年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

パク・チャヌク監督の復讐三部作の1つ。「オールドボーイ」が衝撃的だったので見てみた。おもしろかった!
女性の復讐物語なのだが、途中から被害者の遺族達をを巻き込んだ私刑が実行されるという予期せぬ展開を見
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

美しくも恐ろしい独特な雰囲気のあるSF。好きな感じだった!僻地に位置する秘密の研究施設で、人間型AIロボットの性能実験を依頼された男を主人公とするSFサスペンスなんだが、女性型のこのAIロボットがとに>>続きを読む

漆黒の井戸の底から(2020年製作の映画)

2.0

インドのホラー映画というのがちょっと珍しいので見てみた。全体的に暗い画面構成や、謎の人物が鏡に映ったり机の下居たりと、じんわりと驚かす演出はJホラーっぽい(ある井戸がポイントなのも「リング」を思い出す>>続きを読む

隔離(2009年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

パニック障害で家の外に出られない女性、ある日夫が何の前触れもなく失踪してしまう…というサスペンス。メンタルが不安定ながら必死に頑張る主人公の話かな?と思いきやオチはまさかのSFで意外な感じだった。主人>>続きを読む

ザ・コール(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

異なる時代を繋ぐ不思議な電話を通じて知り合った2人の女性。別の時代に生きている2人の運命が通話を通して交錯するスリラー。おもしろかったし、こ、怖かった…とゆかオカルトホラーかと思って見始めたけどサイコ>>続きを読む