りりさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

りり

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(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

自分の半径15mに近づいたものは問答無用で死ぬ設定は斬新だし、ほぼ孤立無援状態でその謎を解き明かそうと奮闘する様子と、自らがシリアルキラーで同行してた女性は被害者だという真実がわかる流れはおもしろいの>>続きを読む

病院坂の首縊りの家(1979年製作の映画)

3.3

廃墟で怪しさ満点の結婚写真撮影…翌日生首風鈴死体発見と、冒頭の猟奇的な流れに心をつかまされた。いいね〜。その後のストーリーは人間関係が非常に入り組んでいて理解するのが大変だったよ。ラストの坂のシーンは>>続きを読む

女王蜂(1978年製作の映画)

3.0

今度の舞台は伊豆の立派な洋館…頼朝伝説ってのかまた渋くていいね〜と思ったけど、今回はなんかほぼ屋敷内でごたごたやってる感じで、画面にあまり変わりばえがなくてこれまでほどの見応えはなかったな…。秋のお茶>>続きを読む

レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

これ大好きなんだよね〜〜久々に見たけどやっぱり面白い。異常犯罪のヤバさに震え上がるし、レクター博士とグレアム捜査官のやり取りも緊張感あっておもしろいし、なによりそこに犯人と盲目の女性との恋模様が同時進>>続きを読む

ザ・ライト -エクソシストの真実-(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

信仰心に疑問を感じている神学科の学生が、ベテランエクソシストとの交流(もちろん悪魔祓い含む)を通して己の進む道を選び取るまでを描いた物語。
悪魔に知らぬ間に近くに忍び寄られていてゾッとするような恐怖表
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獄門島(1977年製作の映画)

3.3

今度の舞台は瀬戸内海に浮かぶ島。またもや狭く濃い人間関係が渦巻いている。振袖の三姉妹、座敷牢、俳句に見立てた殺人、崖の上の釣鐘など、ミステリ好きをワクワクさせるような要素がいっぱい。
物語自体は恐ろし
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悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)

3.5

これは…好きですね…。手毬歌になぞらえたおどろおどろしい連続殺人事件の裏に隠された因縁、意外な犯人と悲劇、元刑事の秘めた恋心。
テンポ良く進むのと、金田一の人懐こい感じがなごませてくれるので、凄惨な話
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八つ墓村(1996年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

金田一耕助シリーズ、実は全然知らないので見てみた。八つ墓村の映画は3作作られていて、市川崑監督のこれが1番新しいんだね。96年ということで新しいとはいえだいぶ古い。血のりの描写が、コントかな?ってくら>>続きを読む

サプライズ(2011年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

一般市民が残虐な暴力の標的になるサスペンス形式。ホラーとしてはよくあるパターンなんだけど、今作は襲撃される側にサバイバル能力に長けた女性が1人いたことで、襲う側の犯人が返り討ちにあい、犯人側の計画が狂>>続きを読む

ブルー・リベンジ(2013年製作の映画)

3.0

特別頭がキレるわけでも、ケンカが強いわけでも、特技があるわけでもない、どこにでもいそうな普通の人による復讐劇。悲しいし虚しい。
 テーマとは外れるかもしれないけど、銃社会の恐ろしさも感じた。

はじまりはヒップホップ(2014年製作の映画)

3.4

ニュージーランドのおじいちゃんおばあちゃんたちのヒップホップダンスグループの活動を追ったドキュメンタリー。大会にも出場し、振付師のアピールの甲斐もあってベガスで行われた国際大会にも特別枠での参加を成し>>続きを読む

グッドナイト・ムーン(1998年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

普通に素敵なファミリードラマって感じで出演者もみな美しく、愛情に満ちてとても感動的ではあったんだけど、実母vs継母という構図の元で、ストーリーの主軸を継母イザベルの奮闘記に据えるのか、実母ジャッキーの>>続きを読む

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.3

遭難者が便利な死体と共にサバイバルする映画。改めて文字にしてみてもその内容のシュールさに戸惑うが、さらに奇異なのがその死体との交流や問答を通じて「生きているとは」、「性欲とは」、「故郷とは」、など哲学>>続きを読む

ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷(2018年製作の映画)

3.2

増築に増築を繰り返して異常な間取りとなったことで有名なウィンチェスター・ミステリー・ハウスを題材にしたホラー。奇怪な建築もホラーも大好物で以前からこの建物に憧れを抱いていたので、この映画を見つけた時は>>続きを読む

ミラーズ(2008年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

警備員が廃墟にあった呪いの鏡に取り憑かれる話。しかも現場を離れても、鏡(鏡面)があればどこでも恐怖体験に襲われる可能性がある上に、被害が本人以外の身近な人にも伝染していくからたちが悪い。火災の跡が残さ>>続きを読む

ボディ・ハント(2012年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

引越し先の隣家は殺人事件のあった事故物件。そこに住み続ける遺族は憂いを帯びた物静かな雰囲気が魅力的な青年で、主人公はそんな彼に惹かれていく。しかし、青年にはある秘密があった…というサスペンス。
脳に障
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パージ:エクスペリメント(2018年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

パージシリーズ4作目。パージの仕組みがアメリカ社会に導入される前に、導入推進派により実験として実施された初めてのパージの話。
パージの起源という特色はついているが、大筋の流れはこれまでと同様。ただ、実
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ポゼッション(2012年製作の映画)

3.2

「呪いの箱」ってワードだけでもゾクゾクして楽しいのに、なんと「実話に基づく」というオカルト好きには最高の一文も付されている。後で調べると箱の存在部分が実話ベースのようで大変興味深かった。脚本はシンプル>>続きを読む

光をくれた人(2016年製作の映画)

3.0

実母役に感情移入してしまったので、悲しくて憎くてしょうがなかった。どんなに善人でも、悪気はなかったとしても、罪は罪だ。それを認めたイザベルは正しかったと思う。

ロスト・アイズ(2010年製作の映画)

3.3

自殺した双子の姉の死に疑問を抱く妹、彼女は姉と同様に視力が衰える遺伝病を患っていた。徐々に視力が奪われていくなか、自身の身にも魔の手が忍び寄る…というスリリングなサスペンス。登場人物もみんな怪しくて、>>続きを読む

フレディVSジェイソン(2003年製作の映画)

2.3

ネタ系だと思って見てみたところ、まぁ全体的に言えばその通りなんだけど、フレディとジェイソンをどうやって対決させるのかって部分の物語運びが意外におもしろかったのと(なんせフレディは悪夢の中の存在だから)>>続きを読む

ハロウィン(2018年製作の映画)

4.0

シリーズ未見なのにこれから見ちゃったよ〜でもスリリングで十分おもしろかった。ゴア系は苦手なんだけどこれくらいなら全然大丈夫だった。画面の奥の方でチラッと犯行が行われていたり、ガラスや鏡の映り込みをうま>>続きを読む

セル(2015年製作の映画)

2.0

携帯電話の発する電波?電磁波?により人々が凶暴化する変化球ゾンビもの。日常が一瞬で修羅場と化す冒頭の空港のシーンはおもしろいんだけど、稀に見るヘタレ主人公と謎なラストによりなんでこんなの見ちゃったのか>>続きを読む

ダークハウス(2015年製作の映画)

3.0

かつて殺人事件のあった廃屋で学生たちが降霊会を行ったら取り返しのつかない事態になっちゃった話。ホラー映画らしい突っ込みどころは多く、映画としても特段光るものがあるわけじゃないけど、ちゃんと怖いシーンは>>続きを読む

インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016年製作の映画)

3.0

普通に楽しい娯楽SFではあるが、スケールはでかいんだけどどうしても1作目は越えられなかった2作目のパターン。地球の科学レベルが上がりすぎちゃってて、前作で胸を熱くさせた地球より科学の進んだエイリアンを>>続きを読む

サイレントヒル:リベレーション3D(2012年製作の映画)

3.0

1作目は見たけどゲーム未プレイ。もとから世界観を楽しむ映画だと思って見ていたので割と楽しめたし、1作目は後味悪かったのでそれに比べればハッピーエンドでよかったなというところ。怪物のビジュアルデザイン大>>続きを読む

マザーハウス 恐怖の使者(2013年製作の映画)

3.2

途中まではチベスナ顔になるくらい映画自体のクオリティは低めなんだけど、それをもってしても高評価をつけたくなる緻密な脚本に驚いた。後半の伏線回収が超気持ちいいし、ホラーなのにまさかの感動作だったので隠れ>>続きを読む

ディアトロフ・インシデント(2012年製作の映画)

3.1

実際にあった超有名な未解決不審死事件、ディアトロフ峠事件を題材にしたPOVホラー。こう書くとヤバい趣味だなと思うけど、未解決事件に興味があるのでディアトロフ峠事件がテーマってだけで期待が膨らんだ笑。>>続きを読む

MAMA(2013年製作の映画)

3.5

おもしろかった!!父親とともに行方不明になっていた幼き姉妹が、5年後森の奥に建つ荒れ果てた家の中で見つかるが…という導入部だが、社会と隔絶して成長した子供たちの姿や姉妹が語る「ママ」の謎というホラー部>>続きを読む

ザ・リトル・ストレンジャー(2018年製作の映画)

3.3

舞台は戦後すぐのイギリスの田舎町。かつては栄華を誇ったがいまは没落し古びた大邸宅でひっそりと暮らす人々と、なぜか幼少の頃からその屋敷に魅了されている医師が、屋敷内で不可解な出来事に遭遇する話。
概要は
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.1

実在した株式ブローカーのとんでもない成功と破滅の映画。全編ほぼ金とドラッグとセックスの話で、金があるからってなにしてもいいわけじゃないぞ!ってくらいとにかくめちゃくちゃに放蕩するのであきれて笑ってしま>>続きを読む

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.2

テンポよくてスマートなクライムサスペンス、「オーシャンズ11」のリブート作品で、オーシャンズシリーズでは4作目。今回は女性ばかりのチームで華やか〜〜しかも犯行の舞台はメットガラ!!犯行計画の鮮やかさに>>続きを読む

グリーン・ゾーン(2010年製作の映画)

3.0

ボーンシリーズの監督。映像はリアルで見ごたえある。脚本はちょっと強引なようなところも。

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD(2015年製作の映画)

1.5

頑張って後編も見てみたけど、前作同様原作との違和感が払拭できず楽しめなかった。いっそキャラ名全部変えてくれたらよかった。
最早原作とは独立した作品だと考えてみても、演出として違和感を感じる部分も多く、
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

宇宙船内の設備が豪華で見ていて楽しかった。広々しててジョギングもできるし、料理や掃除もなんでもロボがやってくれそうだし、あの船なら全然生きていけそう〜。宇宙空間にせり出したインフィニティプールいいなぁ>>続きを読む

キャリー(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

有名な76年版を見る前にリメイク版を見てしまった。血のプロムのシーンがよい。血みどろドレス姿で超能力使って大暴れ、楽しいプロムが地獄へ様変わり!なんてホラー的に最高。でも追い詰められたキャリーの気持ち>>続きを読む