りりさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

りり

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ザ・フォッグ(2005年製作の映画)

3.0

海からの霧とともに恐ろしいものが…と少々ホラーとしては古めかしい雰囲気だなと思ったら、80年の作品のリメイクなんだね。ホラー視点で見れば無音で周りを包囲し、視界を奪い、隙間があれば入り込んでくる「霧」>>続きを読む

ウィッカーマン(2006年製作の映画)

3.0

カルト的人気ホラー映画のリメイク版。文明からあえて距離をとり自給自足生活を行う閉ざされた島、行方不明の少女、謎の風習や儀式、捜査に非協力的な島民…などかなり惹かれる設定。ラストの衝撃は健在だが、オリジ>>続きを読む

恋愛適齢期(2003年製作の映画)

3.2

熟年カップル誕生のお話。登場人物がみんないい人。

そういう役どころとしての演出なんだと思うけど、キアヌがめちゃくちゃかっこよくて彼だけおとぎ話の中の王子様のようで現実感が薄い。でも素敵だったからこれ
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ペット・セメタリー2(1992年製作の映画)

2.0

1はかなり好きなんだけど2はどうしてこうなった?というくらい安っぽB級グロホラーになっちゃってて残念! 前作は「亡くしてしまった死者を蘇らせたい」という切ない欲望が印象深く表現されていたので、悲しみと>>続きを読む

12モンキーズ(1995年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

昔々に見たけどなぜかブラピのケツの印象しかなかったからほぼ初見みたいな気持ちで見た〜あのタンゴのテーマ曲が最高!ストーリーはタイムスリップSFなんだけど、未来人が過去ではその言動から精神病患者にされて>>続きを読む

17歳のカルテ(1999年製作の映画)

3.3

初見は自分自身も映画に登場する少女たちに近い年齢だったのでそれ以来、本当に久しぶりに見たんだけど、非常にセンシティブな内容でまさに思春期のガールズムービーといった趣き。ガラス細工のような繊細で壊れやす>>続きを読む

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

久々に見た!よく家族と機械を操作するトム・クルーズの動きを真似してた思い出。いまみてもサスペンスアクションSFとして楽しめるんだけど、網膜認証やタブレットなどいまの社会で映画に追いついて実現している部>>続きを読む

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.4

おもしろかった!もちろん演技もあるんだろうけど、藤原竜也の浮世離れした雰囲気がミステリアスなキャラクターにぴったりだったし、伊藤英明も若造から渋い中年刑事に変化する様子もきちんと演じ分けられていてよか>>続きを読む

ミュージアム(2016年製作の映画)

2.2

チマチマレビュー書いたのに誤って保存前に消してしまった…なので要点だけ。猟奇的部分の再現はなかなかリアリティあってそういうのが見たい人は満足できると思うが、原作自体がその猟奇部分を過剰にアピールする類>>続きを読む

インシテミル 7日間のデス・ゲーム(2010年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

クローズドサークルでの心理実験なんて、ミステリ感強くて設定だけで楽しくなっちゃう。
でも排除ロボは動き鈍そうだし、登場人物の行動も全体的にリアリティなくてそこまで物語にのめり込めなかった。「そして誰も
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

世界観の勝利。凍りついた地球、生き残った生命は走り続ける列車の中にのみ存在する。その列車のなかはまさに人類社会の縮図そのものであった…っていう設定がおもしろくて、特に車両ごとに様々なセクションに分かれ>>続きを読む

めぐり逢えたら(1993年製作の映画)

3.5

ベタベタな展開なのに、会えた時は感動してむちゃくちゃ泣いてしまった…。冒頭のトム・ハンクスのラジオのシーンと、ラストの2人が会うシーンを100回くらい見たい。
原題と邦題が全然違うけど、これはこれでよ
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クリーブランド監禁事件 少女たちの悲鳴(2015年製作の映画)

3.0

怖いもの見たさでつい見てしまったことを後悔。痛ましさと犯人に対する怒りしか感じない。助かって本当によかった。日本でも同じように少女を長期間監禁した事件はあったし、判明していないだけでいまも同じように苦>>続きを読む

ブラック・ダリア(2006年製作の映画)

3.0

実際にあった未解決猟奇殺人事件、通称ブラック・ダリア事件を題材にしたフィクション。事件の真相にがっつり迫るというよりは、警察官の主人公とそのバディ、そしてその恋人との三角関係を中心に、戦後のハリウッド>>続きを読む

フック(1991年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

懐かしい〜子供の頃大好きで何度も見たので大筋は覚えていたけれど、大人になって改めて見るとセットも衣装も美術も音楽もこの上なくファンタジックで夢あふれる楽しい映画だったし、大人になったピーター役のロビン>>続きを読む

ザ・ボーイ 人形少年の館(2016年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

呪いの人形的ホラーか?と見せかけて…サイコサスペンスでした!な展開は楽しかった。怖い目に遭いながらも主人公と配達人の彼氏はなんとか助かるのもいい。ここでバッドエンドになる映画はそれまでのスリリングな楽>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

想像通り良かったしめちゃくちゃ笑った。事実に基づいた物語だということがすごく嬉しい。

インフェルノ(2016年製作の映画)

3.6

ラングドンが記憶喪失状態で目覚めるところから物語がスタートする展開がおもしろい。ラングドンを悩ませる悪夢の映像がなかなかに不気味でホラー好きの私は楽しかった。あとは毎回のことだけど、ロケ地の映像が素晴>>続きを読む

天使と悪魔(2009年製作の映画)

3.3

映画としては十分おもしろい! でも原作小説を読んで映像化が楽しみだったところがいくつかカットされていたので残念だったのと、さすがに撮影できなかったのか多くのシーンがセットだったので、ちょっと重厚感減。>>続きを読む

IT/イット(1990年製作の映画)

3.0

昔からレンタル店のホラーコーナーにはどのお店も必ずこれが置いてあって、気になりつつもジャケ写のペニーワイズが怖すぎてどうしても借りられなかった思い出…。リメイク版も見たし(前半のみ)、原作小説も読んだ>>続きを読む

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.5

なんだかシリーズ内で1番ボーンの孤独さが感じられてちょっと切なくなってしまった。
内容は普通にスリリングでおもしろいんだけど、俯瞰して見るとこれまでのボーンシリーズと同じ展開という印象。でもラストはボ
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ボーン・レガシー(2012年製作の映画)

3.8

ジェイソンボーンが出てこないボーンシリーズ。ボーンのポジション的追われる工作員アーロンをジェレミー・レナーが演じる。冒頭の山岳での訓練シーンは先日見たばかりのレナー主演の「ウインド・リバー」と重なった>>続きを読む

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

出演者の方々の演技もよかったし、歪だが愛情で繋がった家族の様子やお母ちゃんのキャラクターと生き様には心動かされたんだけど、ラストがまさかのエキセントリックで感動というよりギョッとしてしまった。出棺後河>>続きを読む

ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

人の顔と名前覚えるの苦手な私のような人にとっては、シリーズ一気見した方が前作までの記憶が残っててわかりやすかった。それだけごちゃごちゃしているというか、ボーン以外の組織側の人物の印象が残りにくいのかな>>続きを読む

ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前作のラストが最高だったから今作はじめて見た時はマリーの件本当にショックだったよね…。ボーンはCIAのごたごたに巻き込まれちゃって災難でした。でもパメラと出会えてよかったかな。アクションはちょっと激し>>続きを読む

ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

4.5

久々にシリーズ見返した。マット・デイモンが若い! スマートで最強な主人公ジェイソン・ボーンが本当にかっこいい〜なんだかんだアクション映画で1番好きかも。自分は一体何者なのか、わずかな手がかりを必死に辿>>続きを読む

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

2.5

孤独な少年と謎めいた少女の交流。といっても別にミステリ的な要素はなく、ホラー寄りの恋愛映画的な位置づけ。
初見なのに既視感と思ったら、「モールス」と同原作だった。こちらが2008年公開のスウェーデン版
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

鈴子のビルディングストーリーとして見れば爽やかな風が吹き抜けたような清々しい最高のラスト。だが、鈴子と中島の関係については付き合い始めの初々しさが超エモだったのですれ違ったままの終わりはほろ苦すぎてつ>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.1

笑えた。ローカルあるあるをこんな豪華な映画にしちゃった遊び心は評価したい。でもこれ地方の方は分からないんじゃないかってくらい微妙な小ネタ満載だったんだけどどうなんでしょう。
私はB組からZ組に移動した
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

久々に見てみた。「ジュラシックワールド」が大好きなので続編!わー!とドキドキで劇場に見に行ったら、ラストの少女の選択に驚いてモヤモヤしてしまった苦い記憶。今回見ても、全体通してハラハラして楽しいんだけ>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.8

ネイティブ・アメリカン居住区近くの雪山で発見された若い女性の遺体、その事件の捜査を通して浮かび上がる社会問題、という構造。現代アメリカの闇、そして人間の闇をもリアルに感じられる映画だった。
メキシコと
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.6

原作小説をやっと読んだので、映画版を見た!やはりあれだけの濃い内容を2時間半に収めるのは大変だよね、駆け足展開だったけど、そのスピーディーさが登場人物の頭の回転の速さを表しているようでおもしろくもあっ>>続きを読む

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.8

精神病院のある孤島を舞台にしたサイコサスペンス!20世期中頃という時代設定もいい〜。謎めいた精神病院での捜査と、意味ありげに随所に何度も挿入される主人公の過去や悪夢が視聴者の精神をも迷宮に誘い込んでく>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

3.9

どんな結末になるか最後まで予測がつかない展開の骨太SF。重量や多次元の話になるとちょっと難しくて理解が追いつかない部分もあったが、宇宙という舞台を活かして時間も空間も自由自在に飛び越える複雑な脚本が知>>続きを読む

ゾンビスクール!(2014年製作の映画)

3.0

楽しかった!子供たちがゾンビになった学校を舞台に、それぞれくせのある先生達が生き残ろうと奮闘するゾンビコメディ。内容はコメディなので笑えるんだけど、ホラーらしくちゃんとグロいし、特殊メイクもリアルなの>>続きを読む

ディアボリカル(2014年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

オカルトと思いきやSFだったという意外な展開のホラー。怪物の正体など、その物語の核心部分はおもしろいなと思うけど、それを生かしきれてなかった残念な作りの映画という感じだった。
怪物登場時のCGが粗めで
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