りりさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

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ディアボリカル(2014年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

オカルトと思いきやSFだったという意外な展開のホラー。怪物の正体など、その物語の核心部分はおもしろいなと思うけど、それを生かしきれてなかった残念な作りの映画という感じだった。
怪物登場時のCGが粗めで
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ザ・リング/リバース(2016年製作の映画)

2.5

比べるのもアレかもだけど「貞子vs伽倻子」と比較すれば映画としては全然ましで、ちゃんとおもしろいリングシリーズの1作になってる(これはハリウッド版だけど)。リングシリーズ特有の暗い陰鬱とした雰囲気をち>>続きを読む

FOUJITA(2015年製作の映画)

3.3

乳白色の肌でエコール・ド・パリの寵児となりパリで活躍した藤田嗣治をテーマにした映画。とはいえ、華やかなエコール・ド・パリ時代は思ったより短く、その後の戦時中の日本での生活の方が尺が長い。終戦あたりで終>>続きを読む

レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語(2004年製作の映画)

3.0

ヘビのお屋敷かわいい〜🐍 世界観の作り込みは凝っていて、すごくかわいいファンタジーワールドに仕上がっていた(内容はダークだけど)。でもやっぱり児童小説の映画なので物語は大人にはちょっと物足りないかな。>>続きを読む

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.6

この映画自体もちろんフィクションなんだけど、こんなに感動して心があたたかくなったんだから嘘か真実かなんて本当にどちらでもよくなる。

あと、私自身、父親が酔った時に楽しそうに何度も何度も同じ話をしてち
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.5

ホラーとSFの融合はさらに加速。前作はループで、今作はさらにパラレルワールド設定も追加‼︎ ループの謎が解明されたり、途中には感動シーンもあり、ホラー・スリラー要素は前より減った印象なんだけど、相変わ>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.5

ホラーとループSFの融合‼︎ 死んで目覚めるの繰り返しの悲惨な状況なんだけど、主人公が強めのビッチギャルでめちゃくちゃ根性あるキャラなのが爽快なのと、コメディ要素も多くてホラーなのに陰鬱な感じにならな>>続きを読む

ドリームハウス(2011年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

家系ホラーか?御近所トラブルとかストーカー系のサイコスリラーか?と思って見始めると、思いもよらない驚愕の展開が待っていて驚かされる。男女で年齢差ありそうな夫婦だなとか、なんで主人公は変なことがあっても>>続きを読む

ウォーターワールド(1995年製作の映画)

3.0

めちゃくちゃ懐かしい〜テーマ曲が流れると気分アガル!海の上で生活するあの世界観に惹かれて夢中になって見たものだよ…。でも最近はちょっと忘れ去られた感じがある映画かな。
改めて見るとまさに海上版マッドマ
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コールド・スキン(2017年製作の映画)

3.0

絶海の孤島を舞台に謎の生物と攻防戦を繰り広げる物語。映像きれいだし、なんにもない孤島の灯台ってのがムーミンパパの旅みたいで浪漫あるし(映画自体は血生臭い感じだけど)、ストーリーもひと昔ふた昔前くらいの>>続きを読む

トータル・リコール(2012年製作の映画)

3.0

あれ?「トータルリコール」ってこんな話だったかな?火星行かなかったっけ?って思ったけどディストピアSFものと思えばそこそこおもしろかった。街の様子なんかは「ブレードランナー」そっくり。主要キャラの女性>>続きを読む

サイコ(1960年製作の映画)

3.5

ヒッチコックのサイコスリラーの原点的作品、やっと見たよ〜。Wikiなど読むと色々と革新的な演出を取り入れた作品だそう。有名なバスルームのシーンはそうそうこれこれ!と嬉しくなっちゃった。

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.0

「ダークナイト」でジョーカーを演じたヒース・レジャー目当てだったんだけど、彼の繊細な演技はもちろん、映画自体も素晴らしくて本当に見てよかった…。めちゃくちゃ泣いた。最初の方は風景きれい〜羊めっっちゃ多>>続きを読む

ディストピア パンドラの少女(2016年製作の映画)

3.0

主人公がゾンビの女の子、しかも賢くて自分の意思が残っている、というゾンビものにしては異色設定。だけど内容は普通のB級ゾンビ系を踏襲してたので、突っ込みながら見るといういつも通りのゾンビ映画の楽しみ方が>>続きを読む

アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

3.0

静かで、不気味で、美しくて、恐ろしい。ひと言では言い表しにくい独特の世界観だった。とはいえ現代アートのインスタレーションかな?どこかのトリエンナーレ会場かな?と思うような美術に尖った映像美はなかなか見>>続きを読む

パシフィック・リム(2013年製作の映画)

3.5

日本の怪獣特撮+ロボットアニメのハリウッド版オマージュという感じかな?映画の中で怪獣のことを日本語の「カイジュー」って呼んでる設定からもわかるように、日本の特撮、ロボ系を原点にしつつも敬意をもって作ら>>続きを読む

ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.7

好き!!!懐かしい!!!子供の頃は割とガチで怖がりながら見てたんだけど、大人になってから見ると笑えるシーンばかりで楽しく見れた(ワニは結構怖かったけど)。ラスト近くのカオス感が勢いあっておもしろい。あ>>続きを読む

悪の教典(2012年製作の映画)

4.0

久々鑑賞。学校を舞台にした圧倒的不条理な殺戮ゲーム的な内容。三池さんは本当にバイオレンスものはうまい。ストーリーがストーリーなだけに好き嫌いがものすごく分かれる映画なんだと思う。私はサイコパスシリアル>>続きを読む

シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

3.4

1作目よりこっちの方が好き!イギリスからフランス、ドイツ、スイスとどんどん移動するので飽きないし、ホームズとワトソンの絡みがたくさんあって楽しい。前作はもうちょっとダークな感じというか、屠殺場や下水や>>続きを読む

シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.2

新解釈のシャーロックホームズ。バトル多めでかっこいい。19世紀末ロンドンのごちゃごちゃこきたない感じはおもしろかったし、建設中のロンドンブリッジが登場するあたりもいかにもで楽しかった。オカルトや秘密結>>続きを読む

インシディアス 最後の鍵(2018年製作の映画)

3.3

監督変更。脚本は変わらずリー・ワネル。今回はエリーズの幼少期の住まいを舞台にしたもの。指の先が鍵の形になっている悪霊の造形が不気味でよい。ストーリーも二段構えで明かされる地下室の秘密という感じでおもし>>続きを読む

オープンハウスへようこそ(2018年製作の映画)

2.2

他人が家の中を自由に隅々まで見ることができるオープンハウスって実は危なくない?っていう新視点で作ったスリラーなんだろうけど、ラストが…。そして主人公がアスリート設定なのにモブ並みに弱いのでいらいらする>>続きを読む

下妻物語(2004年製作の映画)

4.0

やっぱり何度見てもかわいい〜。ロリータとヤンキーの組み合わせの妙を軸にした友情物語。深キョンとアンナのキャスティングも最高。深キョンのロリータファッションがかわいいのはもちろん(ちょっとむちむちした感>>続きを読む

インシディアス 序章(2015年製作の映画)

3.3

脚本のリー・ワネルが監督も兼ねる。この方は本当に多才だなぁ。エリーズとゴーストバスターズ2名の出会いの話。つまりインシディアスシリーズの主役はエリーズだったことがわかる。監督が変わり、映画の雰囲気もグ>>続きを読む

インシディアス 第2章(2013年製作の映画)

3.3

今回はジョシュに長年つきまとう亡霊の正体をつきとめるストーリー。単なる続編でなく前作も含めた二部作だったのか〜と驚かされたし伏線回収が気持ちよかった良作ホラー。

2023.12
5作目を見るために見
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インセプション(2010年製作の映画)

4.0

なんかすごいもの見ちゃったな…という感想。入れ子構造で深く潜ると時間が長くなる設定がおもしろい。集中しないと話に置いていかれるので気を抜けない、でも脳はそんな刺激を喜んでる感じだった。何回も見るともっ>>続きを読む

嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃよかった。冒頭で松子の汚部屋にぶら下がっていたチラシを折って作られた埃まみれの花飾りが、後半ではこの上なくキラキラ輝く美しいものに見えてくる。そんな魔法にかけられる映画だった。
主演の中谷
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ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

3.0

久々二度目。初見はとにかく極彩色なアートワークに目を奪われた記憶があるけど、二度目の今回もやはり題名の「ヘルタースケルター」の意味の通り始めから終わりまで「騒乱」の約120分だなという印象。目まぐるし>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.2

思春期の自意識の映画。拗らせた感じが甘酸っぱいというか、これ系の痛々しさは人によっては激痛かもしれない。しかも主人公が虚言癖持ち(これは怒られても嫌われても仕方ない)。親子喧嘩のシーンの怒鳴り合いなん>>続きを読む

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.0

若返っていくブラピがかっこよすぎる。おじいちゃん期間が結構長いので、早くブラピになれ!と思いながら見てしまった。
割と長いのにのんびり飽きずに見れる構成すごかった。想像よりロマンチックな映画で、ロシア
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魔女の宅急便(2014年製作の映画)

2.0

物語は原作に沿ってるみたいだけど、魔女ヘイトの演出が辛すぎて全然楽しい気分になれなかった。児童文学の映画化だから、主な鑑賞対象は子供〜ファミリー向けだと思うんだけど、キキの怪我の傷口がやけにリアルで痛>>続きを読む

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.0

相変わらずの重厚さですごいおもしろかったんだけど前作の「ダークナイト」が良すぎたから少し物足りなさもあった。とはいえ3部作の完結編としてはうまくまとまっていたし、一応ハピエンなので後味はよかった。長か>>続きを読む

アダムス・ファミリー2(1993年製作の映画)

4.0

懐かしいよ〜‼︎ 1よりもブラック度高め、下ネタもあり。ウェンズデーがやっぱり魅力的なので、サマーキャンプはどのシーンもおもしろかった。悪女デビーもめちゃくちゃで憎めない。
コルトピみたいなカズン・イ
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.5

最高‼︎‼︎冒頭の、交差点にピエロマスクを持って佇む人物の後ろ姿を写したシーンからすでにかっこよくて痺れた。単なるコミックヒーローの実写化でなくヒリヒリする緊張感を湛えた上質のアクションクライムサスペ>>続きを読む

グレムリン(1984年製作の映画)

5.0

何度見ても楽しい!ギズモかわいい!!! 子供の頃は邪悪なグレムリンがとにかく怖かったけど、今見るとめちゃくちゃに暴れる奴らを見るのも楽しい。バーのシーンがやけに長くて笑える。個人的にクリスマスムービー>>続きを読む