りりさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

双子の兄弟と関係を持ってしまう女性の話。
役者のビジュアルも含め構図からなにから映像の全てが美しく洗練されていてフランス映画の美意識は抜かりないな〜と感動してしまった。映像面では初めの穴から内臓が覗く
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目撃者(2017年製作の映画)

2.0

偶然凶悪犯罪を目撃した男の話なのだが、さすがにあそこまでひどい犯罪を目撃して一切通報しないのはおかしいのでは? そこからまず納得できなかったし、その後の主人公の行動も勝手に自滅に向かっていて理解不能。>>続きを読む

デーモン・インサイド(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

おもしろかった! 初っ端からカメラワークが凝っていたり、意味深な弾き語りシーンで魅せてきたりと完成度への期待が高まったんだけど、その後の崖上のシーンの衝撃から一気にスリラーへ転じる展開は見事で、ゾクゾ>>続きを読む

キョンシー/リゴル・モルティス 死後硬直(2013年製作の映画)

2.5

現代版キョンシー映画。キョンシー作りの過程などなかなか不気味でおもしろかった。しかし、脚本のサディズムがすごいので好き嫌いはかなり別れそうな感じ。優しい性格の夫婦が連れ合いをキョンシーにする悲しみや心>>続きを読む

アンフレンデッド:ダークウェブ(2018年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

「アンフレンデッド」シリーズ2作目という位置付けのようで、固定されたPC画面上で物語が展開する作風は同じ。ただ前回はオカルトだったのに対して今回はハッカーの襲撃に遭うサスペンスなので、毛色は大分変わっ>>続きを読む

トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

2.5

タイムスリップして未来の侵略戦争に参加する話。同じタイムスリップものでも「テネット」を見た後だと非常にシンプルでちょっと拍子抜け。でもこれは「テネット」のせい笑 さっさとメスを殺さないし、やけにあっさ>>続きを読む

刑事グロム vs 粛正の疫病ドクター(2021年製作の映画)

3.2

ロシアのアクション映画。Netflixで配信きてて、なんじゃこりゃ?と見てみたら普通におもしろかった。主人公の刑事グロムの俳優がかっこよくて、途中で警官の制服を着る場面があったのだがスラリと着こなして>>続きを読む

アンフレンデッド(2015年製作の映画)

2.6

BGMなし視点はPC画面に固定、ブラウザ、メッセージ、スカイプでのやり取りで物語が進むという挑戦的な演出のホラー。正直字幕だとちょっと見づらいんだけど、低予算アイデア勝負って感じで新鮮な気分で見れて楽>>続きを読む

マーラ(2018年製作の映画)

2.0

就寝時に襲ってくる女の亡霊に取り憑かれる人々の話。最終的には眠ると亡霊が殺しに来るので眠るのが怖くなって錯乱してしまう。嫌すぎる笑。あとターゲットにされた人の白目の部分が徐々に赤くなっていく様子が不気>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.5

もう最高…最高じゃない?ポルノのカットが挟み込まれる演出も含めて最高にカッコいいラストシーンだった。私が映画に求めたいものはこれだ。強引な展開で力強く観る側を翻弄しあらゆる方向へ思考を揺さぶって、高ま>>続きを読む

ザ・ウォーカー(2010年製作の映画)

3.2

なんか久々に見たくなって見た。初めて見た時、ラストに驚いたのを覚えていて懐かしくなった。
内容は文明崩壊後のロードストーリー。「ウォーターワールド」や「マッドマックス」っぽい。聖書が焚書により消えてい
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天使のたまご(1985年製作の映画)

3.2

ファンタジックでダークな世界観とアニメーションは素晴らしかった。特に水面の表現が多種多様で感動した。
ただストーリーは意味不明。少女と青年の組み合わせもほのぼのではなくなんか妙に艶かしいので正直きもか
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.5

は???なにこれ????わけがわからなすぎて笑う。でも、ほぼ理解不能だったけどめちゃくちゃおもしろいね。ノーラン監督は時間の魔術師ですかね…もしくは囚われ人か…。

タイムスリップの話の、あの時のあい
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リトル・アクシデント 闇に埋もれた真実(2014年製作の映画)

2.8

クライムサスペンスなのかと思いきやヒューマンドラマ色が強かった。子役の少年を筆頭に主要な3人の登場人物の繊細な演技には魅入るものがあったが、とにかくやるせなさに満ちた暗い内容で、一応物語の流れは良い方>>続きを読む

ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.2

現代版「人魚姫」を描いたポーランド映画。舞台は80年代だそうで流れる曲もステージ演出もレトロでかわいい。人魚は人喰いという設定なので、童話の「人魚姫」というよりはセイレーンのイメージに近い感じかな。人>>続きを読む

ミッシング・レポート(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ハードボイルドなサスペンス映画かと思ったら意外にもエモーショナルな雰囲気だった。白昼夢みたいな画面作りは嫌いじゃない。
若い女性への性的衝動を抑えようと葛藤するインテリ中年男性(しかも抑えきれていない
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ダークタワー(2017年製作の映画)

3.2

スティーブン・キングのファンタジー小説の映画化作品。少年が主人公でジュブナイルな雰囲気。この手の映画作品って近年は珍しいな〜と思ったらキングが原作と知ってちょっと納得した。
 原作未読だと異世界の世界
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コーリング(2002年製作の映画)

2.6

臨死体験とか亡くなった魂からのメッセージとか、それ系の神秘体験の物語。ラストがドラマティックでよかった。2002年公開なのでテーマも演出も少し今の時流とは異なる味があるんだけど、それがいいよね(テーマ>>続きを読む

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

2.2

普通に楽しめた〜けど、これは自分が原作を読んでいたからかも?とも思った。というのも、物語自体はかなりハードボイルドだがそこにシュール気味なギャグパートが加わることで軽みが加わり独特のエンタメに仕上がっ>>続きを読む

眠れぬ夜のカルテ(2014年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

催眠療法が得意な精神科医のもとへミステリアスな女性患者が訪れ、「自分は幽霊を見ることができる」と語り始める。精神科医は全く取り合わず彼女に催眠療法を試みるが…という物語。前半はどちらも隙がなさそうな美>>続きを読む

ザ・カナル 悪魔の棲む場所/運河の底(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

邦題もパッケージもくそダサだけど、本編はなかなか雰囲気あっていい。他の方のレビューでも指摘があるようにJホラー、とりわけ「リング」のフォロワーといった趣が感じられた。欧米のホラーではあまり見られない作>>続きを読む

屍憶 SHIOKU(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

未婚のまま亡くなった死者を死後に結婚させて弔うという、台湾で実際に行われていた(近年はほぼなくなってるみたい?)風習を題材としたホラー。真っ赤な封筒を道端に置いて、拾ってくれる人を待つという方法が興味>>続きを読む

エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年製作の映画)

3.2

なぜかこのシリーズは逆から見ているんだけど笑、1作品ごとに単体で見ても戸惑うことなく鑑賞できるので問題ない。単純なストーリー、主演の無敵感とヒーロー感、やけに派手なドンパチと、娯楽アクション映画はこう>>続きを読む

愚行録(2017年製作の映画)

3.7

未解決のまま犯行から1年経った一家惨殺事件を追う記者の話。心地よい話ではないだろうとは予測できたけど、ここまで人の心の闇を見せられるとは思わなかった。最初から最後まで人々の「愚行」で埋められておりまさ>>続きを読む

エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)

3.2

先に続編の方を見ちゃったけどこちらの方が規模が大きくドンパチやってくれておもしろい。大統領もかなり動けるので笑った。
それにしても各国代表のキャラ設定は偏見の塊。いくら日本でも首相が動けばさすがにもう
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エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

3.2

シリーズもの知らず3作目から見てしまった。スピード感あって楽しいし、超強なおっさんが主役ってのが最高だし父親もはちゃめちゃで楽しい。あと敵がバトルマニアすぎてヤバい。

ダーク・プレイス(2015年製作の映画)

3.1

映画の骨格は解決済みの過去の事件に目を向け、新たな真実を探るというサスペンスだが、事件の被害者遺族のその後(事件により運命を狂わされ遺族への寄付や告白本などで生計を立てている)や、事件の推理マニアのサ>>続きを読む

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.2

なぜだかコーエン兄弟は通って来なかったので、なんと初コーエン兄弟作品。身重の警察官が犯人を逮捕する映画なんてこれしかないのでは? 独特のテンポと生々しさとブラックジョークに満ちた作風はかなり好きかも。>>続きを読む

デス・レター 呪いの手紙(2017年製作の映画)

2.6

ロシアのホラー映画。ニコリともしない登場人物たちの様子はいかにもロシア。あと美女も。めちゃくちゃおおざっぱに言うと不幸を届ける手紙の話で、誤配送された手紙の配達を頼まれた主人公が不思議な体験をするスト>>続きを読む

Ink(原題)(2009年製作の映画)

1.5

大人向けダークファンタジーって感じかな。ちょっと作りがチープすぎて私はのめり込めなかった。

トゥームレイダーファースト・ミッション(2018年製作の映画)

3.1

ララの初めての冒険ということで、余裕たっぷりでセクシーなアンジーのララと比べるとアリシア版ララはフレッシュな小娘感があってかわいかった。卑弥呼については色々つっこみたいけど、日本人だったらこんな新解釈>>続きを読む

特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

3.6

もーほんと知らなかったの恥ずかしいんだけど、これシリーズ4作目なんだね。というわけで順番はおかしいけど初「特捜部Q」。変人カールと人当たりのいいアサドのコンビが楽しい。事件の猟奇っぷりと真相の闇っぷり>>続きを読む

テルマ(2017年製作の映画)

3.0

舞台はノルウェー。親元を離れて進学した大学生が、同性の女の子に惹かれることでなぜか身体の不調に見舞われてしまう。同時に周りで不可解な出来事も起こるようになり…という物語。「LAW少女のめざめ」みたいな>>続きを読む

シライサン(2020年製作の映画)

2.2

伝染系ホラー。Jホラー量産形の枠は超えられなかったようで特筆できる特徴は感じられなかったが、休みの日の前日とかに晩酌しながら見るエンタメと思えばそこそこ楽しめた。風鈴?の音とともに暗い夜道にポツンと怪>>続きを読む

映画 としまえん(2019年製作の映画)

2.2

去年8月に閉園した遊園地「としまえん」を舞台にしたホラー。女の子5人グループで遊びに来て、ふざけて都市伝説の肝試しを試したら恐ろしいことに…という物語。
としまえんといえば都民には馴染み深い遊園地だっ
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SAFE セイフ(2012年製作の映画)

2.7

そろそろステイサム摂取しとくか〜って感じで見た。前半のよわよわなステイサム、かわいそうでかわいい。