このレビューはネタバレを含みます
カラーグレーディングが抜群に良く、観ていて気持ちのいい映像の連続。メイクや衣装も際立っており、ストーリーの不穏さを際立たせるには十分威力を発揮していた。
母親の職業設定も独特で、どこか皮肉な視覚効果>>続きを読む
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これぞ暇を持て余した時に見るB級映画という感じだった。殺人行為の理由や所作に美意識が感じられず、同じ展開の繰り返しなので物語として面白いかと言われると微妙だった。
グロデスクさを押し出しているが、グ>>続きを読む
水俣の人々がどのように闘い続けているのか、ユージンの仕事を通してその片鱗を知ることができ本当によかった。
彼の写真は感情を攫われるほど威力があるけど、映画を見たことで彼の写真の見方に奥行きが増したよ>>続きを読む
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作画が魅力的で感動した反面、環境問題が軸足の割に風息側の救済が提示されず苦しかった。
共存の中でも妖精は正体を明かさず暮らさなければならないし、不均衡な関係性を肯定したまま終了したように見えた。
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彼女は耳が聞こえないのに、作中では音がつぶさに拾われていて、自分はそれを享受してしまうことが悲しくもあった。
溢れる音を聞きながら彼女の隣に完全に並ぶことはできないのだなと思いつつ、画面の中では彼女>>続きを読む