Beausumさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.9

この作品、『P.S.アイラヴユー』と同じ作者さんで、『ワタシが私を見つけるまで』と同じ監督さんなのだね。良作。納得。

タイミングあれば観ようかなーくらいの後回し作品にしてしまっていたのですが、観てよ
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.9

駆け抜けていく疾走感。面白い!

試験中ならではのあの感覚、時間と記憶との戦いみたいなやつね、懐かしくなった。
答案用紙にかじりつくほどの熱量で全集中してたね。久しく体感してない。
いかに自分の世界に
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.8

ふむ。覚醒シーンはやはりテンションがあがる!逆にそこがピークだったかもしれない!

アクションがナイフみたいにキリキリしていて鋭かったー
主人公の子、どこか悪めいたお顔がちらつくなあと思っていたら、後
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

2人の空気感が絶妙だなーーこの作品の間の取り方がすきでした。
初めて会った日に憧れの女の子の誘い断って後ろから追いかけてきたシーンと横断歩道シーンがとくに好き。きゅんでした。

多方面から共感できるよ
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.3

いやもうずっと面白かった。なにこれ最高。
一貫して笑いの持っていきどころすべて好きだった。キャスト陣の表情豊かなところが本当によい。元気でる。楽しかった〜〜〜

班長の唐突の英会話が好きすぎたよ。
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.2

はあーー泣いた。こころ、あたたか。
心に響くと、多少の疲労感とどこか心地良さみたいのも感じるね。
観て良かった。よい時間をありがとう。

まず演出が匠やった。展開にダレるところがなく、どんどんお話に入
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オールド・ガード(2020年製作の映画)

4.3

好き………と何度もしみじみ呟いてまうほど好きな映画でした。強い女性キャラがお久しぶりの体感でとっても良かった。
こういう作品を鑑賞すると護身術を習いたいと強く湧き上がる欲。いつも現る。

アンディのキ
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フェイフェイと月の冒険(2020年製作の映画)

3.7

青い鳥文庫の「霧のむこうのふしぎな街」に出だしが似てる。つまり『千と千尋の神隠し』に似てる。
いつのまにか辿り着いたのは知らない世界的なストーリー。
けど見終わったあと、あれは全部フェイフェイの頭のな
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ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)

4.1

いや、思っていた以上に良かった。
ライトにさらりとお話は展開してくかんじあるけれどしっかり描いてる。響く人には響く。まあ境遇が似てるのもある。

主要人物たちは人として好感が持てるかんじなのもよいポイ
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架空OL日記(2020年製作の映画)

3.5

ところどころ絶対アドリブでしょうってところあってそこが良い!面白い。
女子会で志田未来に「いい女だな」とか、まんま素のバカリズムぽい笑

女子世界の体現が多く描写されていて、あるあるだなあと思ったと同
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いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.6

冒頭の音楽が掴み抜群でした。

え、これで金儲けできるのでは……?の顔とアウト感とてもええなーです。
全体的にハングオーバーシリーズに近いものを感じるね。自分で自分の首を絞めているかんじ、おもしろい。
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

3.7

『すばらしき映画音楽たち』とはまた違う角度からの、映画の音を深く知る映画でした。

『すばらしき〜』が個人的にとんでもなく刺さり、大好きな作品なのでそちらのレビューと比較すると熱量がけっこう違います。
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来る(2018年製作の映画)

3.6

こんなに主役が死に変わるとは思わんだ。

ホラー要素はだいたい大丈夫だったのだけれど、カラフルネイルのトイレ覗き母さんはちょっとビジュアルが怖しかったです。
あと玄関のお塩を踏み割る黒木華の笑顔が怪演
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ノーランは皆の“見たことない”を作り出す天才だな〜〜〜としみじみ。
映像の面白さがやはりピカイチ。そこに毎回期待と興奮を覚えます。

逆行の仕組みを一度で理解するのはまあ諦めました。わりと序盤で諦めま
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悪人伝(2018年製作の映画)

3.6

マ・ドンソクの平手なりグーパンチの一撃が人間とは思えない音でぶち倒すから、毎回すごすぎて笑ってしまう。
そして強い漢〜〜〜!!!と心で拍手しています。

犯人役の方、だんだん格好良く見えてきてしまった
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キングダム(2019年製作の映画)

3.8

アツい。
やーー良かったあ。映画館で観ていたらもっと評価あがるやつだ。

るろうに剣心を観たときも思ったのだけど、
役者とキャラクターの馴染み具合って本当に大事だね。漫画原作の実写化は、そこの溶け込み
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愛してる、愛してない...(2002年製作の映画)

3.5

とんだサイコパスストーリーでした。
愛は人を狂わせる言いますが、狂わせすぎだよ。オドレイ・トトゥわりと似合ってたよ。

全体的に映し方が上手くて最後の最後までこわい。
極め付けのあの縦長の箱の贈り物、
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.7

けっこう好きなつくりだった!
年齢的に間違いなく世代なのだけど、ポケモンの名前言えるの5つくらいなポケモン弱者です。
そんな私でも楽しかったな。エンドロールも好き。

ピカチュウがすっごい可愛い。
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ザ・ボーイ 人形少年の館(2016年製作の映画)

3.4

まあ悪くない。全体で見れば嫌いじゃない笑
ウォーキング・デッドを観ているので主人公のローレン・コーハンが強い女性であるとフィルターをつけて見てしまったところある。そんなに支障はなかった。

前半は音で
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.0

いやあ、面白かったーーー。

ストーリーも画面もすっきりシンプルで見やすい。脚本、脚色が秀逸なのだと思う。
全てをあからさまには見せず、ぶつっと画面切り替えてあとはこちら側に想像を委ねる演出が絶妙。
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.6

ずっっっっとマイリストに入っていた作品。ようやく消化しました。

お話のつくりが面白い。よくできているから、名の残る作品なのだなと思った。
ドーム型で街というか島ごと隔離しているほど壮大な設定なのは知
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ダークタワー(2017年製作の映画)

3.5

あらゆるところに少年心をくすぐりにくすぐられる要素が散りばめられている感じがしました。

そう思うのはまあ濃ゆい登場人物たちが活きていたからだろうなと思う。
序盤にマコノヒーが銃弾を背中越しでうけとめ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.6

んんーーある意味では見応えあった、うん。
いや何それ……となんとも形容しがたい謎笑いシーンが後半に畳み掛けてきて
クライマックスにはもはや何か熱量を感じるほどの勢いがありました。

全体を通してホラー
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ミスト(2007年製作の映画)

3.5

‪すごいーーー噂通りのオチの付け方ーーーー
やるせなさーーーー

苛々する系ぽんこつキャラクターが良い塩梅で登場していてなかなかでした(褒めてない)
クモとの格闘シーンはちょっとキツかったなあ……大群
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.9

『ミッドサマー』予習のため鑑賞。
怖い!おもしろい…ああ怖い!の連鎖。
これは劇場で観に行った方々に拍手を贈りたい。
暗闇の大スクリーンで耐えれる自信が私にはない。

不気味にじわじわ恐怖を植えつけて
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.5

完成度が非常に高い。
監督は原作の若草物語が昔から好きで、スクリーンで表現したいと熱望していたらしい。
そう思うと納得できる。
登場人物たちの感情の映し方がとても丁寧。それでいてたいへんにリアリティあ
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アメージング・ハイウェイ60(2002年製作の映画)

4.4

観終わったあとの気分がとても気持ちよい。好きな映画だったー。
ファンタジーロードムービー。
BTTFの主要キャストがサブキャラでどんどん出てくるのが、思わず顔がにこにこになる。

お話も適度に都合良く
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.1

マット・デイモン格好良かった〜〜
久しぶりにスクリーンでマットさんを観ました。
序盤のダイナーで少し笑いながらもぐもぐしてる表情がとてもかわくてすきだった。

クリスチャン・ベイルはこの作品のために2
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

これがポン・ジュノか。はじめまして。

凄いもの作るね。面白いの上をいく面白さだった。好みかと問われたら正直ちがうのだけれど、推せます。面白かった。
展開がくるくる変わる。
ストーリーのエンジンのかけ
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.8

観てよかった。そう思った。
繊細な心情の動きを全体通してナチュラルにストーリーが進んでいる感じ。
簡単には伝えられないそれぞれの空気感や表情がすごく良い魅せ方してる。
主演ふたり良い役者だね、改めて思
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ヒックとドラゴン 聖地への冒険(2019年製作の映画)

4.0

終盤に怒涛のファン歓喜ポイントが炸裂する。
あのシーンを盛り込むのは、涙誘われるしかない。本当良かったなあ。
なんかこう、我が息子の旅立ちを成長を見てるかのような温かみだった。

それと〜、もうとにか
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.8

高評価納得。
情報過多で時たま頭混乱するくらいスピードのある会話が続く。

キャスト陣の年齢層が高く、分かりやすいあほキャラみたいのが出てこないから、作品通して落ち着きのあるビターな感じがした。
ラス
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タグ(2018年製作の映画)

3.6

う〜ん良いね!
男同士のこういう本気でばかやるぜ!精神きらいじゃない。むしろ羨ましさみたいのも少しある。

最初の俳優本人たちがカメラ持って逃げてる視点の映し方がすき。臨場感ある〜。

こんなこと現実
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片桐はいり4倍速(2009年製作の映画)

4.5

『部長』が抜きんでて最っっっっ高に好き笑
高評価はほぼこの4話目に持ってかれている。
あの台詞でエンドロールが始まるのは誰しも絶対笑う。元気でる。

意味分からんこと炸裂で、最後にはぶっ飛んで爽快気分
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ポスト・イット(2014年製作の映画)

3.9

好きなタイプのやつだった!
どんなネガティヴもあの女性のような返しができるひとだとあたたかいよねと思う。

ポストイットの流れよかったな〜
褒めることが好きなので、とってもやってみたいゲーム!
おせっ
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怒り(2016年製作の映画)

3.7

苦しい。
全てのエピソードに、人間の感情が渦を巻いて絡みついている。

全く好きなジャンルではないし、もう一度観たいと思わない。
それでも評価が高めなのは役者さんたちの演技が本当に素晴らしかったからで
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