ぴぴぴんさんの映画レビュー・感想・評価

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オットーという男(2022年製作の映画)

4.1

オットーという名の偏屈なおじさんがご近所さん達と交流していく中で少しずつ絆されていくお話。

気軽に見れて、元気ももらえて良いお話でした。
老いていく中で、大事な人との別れ、病気、環境の変化、様々なネ
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スティルウォーター(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

フランスのマルセイユにて投獄されている娘のため、アメリカの地方から父親が単身赴き、その無実を証明するため奮闘する日々を綴ったお話。

後味は良くない映画でしたが、別の世界を知らなければ幸せでいられたの
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エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

3.8

シャーロックホームズの妹、エノーラの物語続編。

有名なホームズの小説の登場人物をベースに、フェミニズムの視点を加えた物語。
自立した女性として育てられた主人公の視点が個人的に共感できる部分もあって面
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.1

大きな食用豚と彼女を育てた少女のお話。

現状ヴィーガンではない自分は後ろめたい気持ちを抱えながら鑑賞した。まさに劇中に出てくる観衆と同じ立場なんだろう。

TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

4.2

ムーミンの作者、トーベ・ヤンソンの半生を描いた作品。


とても綺麗な映画でした。
あくまで芸術家として認められたくて、カートゥーンアーティスト(=ムーミンを描くこと)として評価されることに対して葛藤
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.2

女子2人で出掛けたところ片方がレイプされそうになり、揉めた相手を撃ってしまったため、逃避行することになった2人のロードムービー。

2人以外の登場人物(警察や旅の途中に会う人)はほぼ男性。物語の始まり
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スリーデイズ(2010年製作の映画)

3.0

殺人容疑で逮捕された妻を無実だと信じ、彼女を脱獄させるために何もかもを犠牲にして夫が頑張るお話。

妻が本当に殺したかどうかは最後まで語られません。彼女を愛し、信じ抜き、それ以外の全て(モラルやら何や
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軽い男じゃないのよ(2018年製作の映画)

4.5

ミソジニーな男性が男女の立場が逆転した世界へ飛ばされた話。

日本ではない社会で暮らすことによって、日本に蔓延る自分でも無意識だった女性軽視に気づくことが増えたけれど、これを見てさらにまだまだ自分には
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.4

自分の好きな相手へのラブレターの代筆を頼まれたエリーと頼んだポール、そして2人の意中の相手のアスターのお話。

NetflixではLGBTQのお話、というタグ付けがされていたけど、それだけのお話ではな
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

3.2

療養のために義母から離れて過ごすことになったアンナの一夏のお話。

鑑賞のタイミングが悪かったかな、と思いました。疲れ果てた時にぼんやりみても景色や雰囲気が素敵、最後なるほどね、で薄くおわっちゃった印
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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

3.1

昔教科書で読んだ竹取物語は、女性を完全に男性の消費物、所有物としてしか描いていなかった、そして女性の幸せはその関係性の中でしか得られないものとされていたのを、今回の映画では「誰のものにもなりたくない」>>続きを読む

好きだった君へ:P.S.まだ大好きです(2020年製作の映画)

3.6


前作から続き、両想いになった2人のその後のお話。

前作あっての今作、というのが印象です。これだけだと物足りないかな。
ララジーンの周りの大人は皆しっかりしていて、安心できる存在なのが素敵。ちゃんと
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.0

90年に一度行われるスウェーデンの村のお祭りに招待され巻き込まれていく大学生たちのお話。

日本語も英語字幕も使えない環境でみたので、スウェーデン語のところがからっきしだったのが功を奏したのか否か内容
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.5

離婚を決意した2人のお話。

最初の気軽にお互い同意の上で離婚しようとするところから、法律や第三者の意見がどんどん介入して複雑になってお互いの嫌なところばかり掘り下げられていってお金も凄くかかって..
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.3

岡崎京子の漫画が原作、バブル崩壊後の時代を生きる高校生たちのお話。

漫画が原作なので設定はとんでもないかもしれないけれど、高校生までの狭い世界で生きている感じ、抜け道は本当はいくらでもあるのに自分の
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.9


小説家を目指すジョーを中心とした4姉妹の物語。

一見すると、恋ではなく好きなことに一直線なジョーを肯定する映画かな?と思いきや、そうではなかったのが良かったです。
好きな人と結婚をする長女、病気を
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.2

イタリアで起こった一夏の恋のお話。

こうまとめてしまうと、ありふれた物語に聞こえてしまうし、はじめはわたしも相手が同性というだけでそのレールをなぞった話なのかな、と思ってました。
だから、明るくて眩
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.2


バットマンにおけるヴィラン、ジョーカー誕生までの物語。
悪役になるまでの背景をここまで丁寧に描いた作品をみたことなかったので、(羊たちの沈黙のレクター博士誕生のハンニバルライジングを思い出しましたが
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.5


まず、キャストが全員アジア系のハリウッド映画ということが、この映画のもつ大きな魅力で、それだけでも画期的(と言わなきゃいけない世界が辛いけど)。

そしてそこから生まれる個人主義か家族を尊重するのか
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.2

オーシャンズシリーズの全員女性バージョンなお話。

盗みの舞台が、Met Galaなところが本当に華やかできらきらしてて世界観ぴったり!で良かったです。ストーリー自体はある意味お決まりのオーシャンズな
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好きだった君へのラブレター(2018年製作の映画)

3.8

高校生のララジーンは姉の恋人である幼馴染への思いを胸に秘めながら、本や空想で恋愛を楽しんでいた。いいな、と過去に思った男の子へこっそり渡さないラブレターを書き溜めていたところ、ある日それが本人達に送ら>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.5

正直なところ、2と3を観ていないのでそこまで巷の評価も全く気にせず純粋に単体の映画としてみた結果、ふつうに面白かったです。

おもちゃに限らず、人間でもなんとなく置かれた環境によって与えられる役割、そ
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アラジン(2019年製作の映画)

3.0

もともとのアニメーションも好きだし、曲も世界観も再現されてて楽しかったけれど、実写で見る必要性があまりないかな、と思ってしまいました。ディズニーがボリウッドやりたかったのかな、というのが正直な感想でし>>続きを読む

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