「日日是好日 にちにちこれこうじつ」
進路に悩む大学生のりちゃんは、ズンズンと前に進んでいく従姉妹のみちこと茶道に通い、人生に少しずつ訪れる変化を感じていく。
のりちゃんの大学生から30代までが描>>続きを読む
「マスカレード・ホテル」の続編!事件自体は繋がっていないので、1作目観てない方でも楽しめると思います。キムタクと長澤まさみの関係性のドラマを楽しみたかったら、1作目を観てからの鑑賞がオススメ。
ミス>>続きを読む
若い心を持つことと、自分は若いと思うことは違うのだなと思った。
女優マリアの元へ、若かりし頃に出演した作品のオファーが来る。しかし、かつては周りから愛される若い美女役だったが、今回は彼女に翻弄される>>続きを読む
イタリア系アメリカ人のトニーは黒人ピアニスト、ドクの演奏旅行の付き人を務めることに。行き先であるアメリカ南部は人種差別が色濃く残っており、二人はさまざまな対応を強いられる。
白人でも黒人でもなく、ゲ>>続きを読む
ホン・サンス監督でちゃんと観るのははじめて。変なズームが面白かった。
一人目に再会した先輩との会話の「牛が食べられたくないと思っているかは分からない」が一番印象的。人と人の勝手な思い込みは気になって>>続きを読む
ついに週末、エヴァの世界に足を踏み入れた。宇多田ヒカルの主題歌は何度も聴いたのに、映画は観たことがなかった。
すごい異世界が描かれているのに、日常のシーンにありふれた消費財が出てきてホッとした。これ>>続きを読む
冬/春はいち子の人生、母親との関係、友人Kikkoとの関係がより色濃く描かれていた。もし自分にも田舎があったら、いち子のようにいつ出るべきか、そもそも残るべきなのかすごく悩むだろうなと思った。
東北にある小森での暮らしが主人公・いち子の一人称で語られる。長い長いVlogを見ている気分。
料理シーンは北欧暮らしの道具店の「ひとりごとエプロン」の田舎版に思えた。すぐに真似できるレシピばかりでは>>続きを読む
「養子」を取り巻く物語を産みの母、育ての母それぞれの視点から丁寧に描かれている。まるでドキュメンタリーのような映像もあり、フィクションでないよう。
わたしは、産みの母のストーリーに心が揺らいだ。自分>>続きを読む
愛する女と駆け落ちしたら、どんな結末が待っているのか。
恵まれた家庭はあるけれど同性愛者で孤独を感じるレイとひとりぼっちの七恵。レイは七恵のためなら人も殺せる。そんな二人が過去と今を重ね合わせながら>>続きを読む
笑えるループもの。
リゾート地が舞台だからずっと陽気。ちょっとシリアスなこともあるけど、プールに浮かぶ絵で全部吹き飛ぶ。
変わらない毎日でも気の持ち用で十分に楽しめる。愛も生まれる。今生きている毎>>続きを読む
ドラえもん。PARCOやGUCCIで最近よく見かけていた。なんでこんなに愛されてるの?と思ったら、ドラえもんは守られていた子供時代を思い出せてくれる存在だったんだ。
誰かに甘えて育って、いつしか自立>>続きを読む
1964年に撮られたフランスの不倫映画。
いや、面白かった。こういう男性、今も普通にいると思うけど、美しい森のある街で描かれると、ちょっとギョッとするな。舞台も純粋、男も純粋、でもやってることは不純>>続きを読む
卒業前夜のパーティデビュー。
再生すると、タイトル通り卒業前日から始まる。大親友同士のガリ勉女子二人がパーティに乗り込むために冒険をして、一皮剥けるお話。
親友同士しか通じないあのやりとりの感じ、>>続きを読む
ステファン・リートハウザー監督のドキュメンタリー映画。
ブルジョワ階級の祖母と同性愛者の息子の対話のドキュメンタリーと聞くと、保守的な祖母に理解してもらえない孫の様子が連想される。しかし、本作では、>>続きを読む
ようやく鑑賞!
映像が本当に綺麗で、前半はただただ面白かった。半地下の家族の演技がお見事。金持ち家族の受け取り方が本当にシンプルで、立場によってこうも考えることが違うのかと思わされる。
後半はいく>>続きを読む
小さい頃から何度も見てる映画。
今観ると、フライトで起こるトラブルの原因がANAにならないように工夫されているな〜とか、撮影中からリリース出してたんだな〜とか、制作過程のことをいろいろ想像した。>>続きを読む
18世紀のフランスに生きる女性画家マリアンヌと娘エロイーズ。女性同士の追憶のラブストーリー。
波と崖に囲まれた島にある館、パンと固いチーズ、赤ワインだけの食事、暖炉と蝋燭の火。何もないからこそ、人物>>続きを読む
病気の診断結果を待つクレオが5時から7時まで明るいパリを彷徨う。重篤な病気の不安、周りに軽くあしらわれる悲しさと苛立ち。それだけでなくクレオは人目が気になり、余計に落ち着かない。しかし、モデルの友人や>>続きを読む
東京、パリ、ニューヨークを舞台にした大人のラブストーリー。
半分くらい経ったところで、ようやくドラマが始まった感じがした。それまではなぜ二人がこんなに深く愛し合うのかよく分からなかった...。
ロ>>続きを読む
天才作家の妻が40年間抱えてきた秘密。
観る前からだいたい想像がつく内容なのだけれど、秘密の後ろ側にあるストーリーが丁寧に描かれていて、妻ジョーンの葛藤がよくわかる内容になっている。
好きなシーン>>続きを読む
クリスマス5週間前からはじまる19人のラブストーリー。
祝祭って最近少なくなったけど、人が普段なら我慢してしまうことや控えてしまうことを思い切ってできる場なんだなと思った。ちょっとした勇気が人と人と>>続きを読む
現実とフィクションを行き来する人物たちと「真実」の物語。
家族の再会とSF映画撮影の重なり、日常生活での現実と虚構の重なり、その中で「真実」が練り上げられていく理知的な構造が面白い。
一方で、母と>>続きを読む
どんぱち映画苦手なのに見ちゃった。。ヒューマンドラマの浅い作品には感動するポイントがなくて、ただただ刺激を与えられていた気分だったな。
ノーランの中にある女性像、黒人像が浮き彫りのなっていて、そうい>>続きを読む
一通のラブレターが、二つの世代のやりきれない気持ちをゆっくりと動かしていく。
二人の母をする裕里の初恋、母を亡くした鮎美の願い、売れない小説家・鏡史郎の未咲への思い。
手紙が書かれるたび、記憶の>>続きを読む
カップルの不穏な帰省が映し出す、人生の理想と現実。
大雪の夜、暗い夜道を通り、農家を営む実家に帰る二人。辺りも、会話も、どよんと重い。さらに、実家の中で目にする、死んで凍っている子羊、安楽死させられ>>続きを読む
毎日見た目がまるっと変わってしまう家具職人ウジンが、美女のイスに恋をする。
外見ではなく中身で人を愛せるのだろうかというありきたりなテーマではなく、「今日の私は、昨日の私と同じだろうか」と問いかけて>>続きを読む
1991年夏。父親を失い傷心中の青年ダニエルが、海辺の町にある親戚の家で過ごす。物語は正体不明の男の子のナレーションによって進行していく。
この町の夏には「夏鳥」としてやってくる裕福な白人と地元民が>>続きを読む
【日本企業を知ろうシリーズ】
ラスト10分は、会社員人生の重みをずっしり感じる名場面だった。会社って本当に人生の中で長い時間を過ごす場所だよなー。
不祥事は個人の罪なのか、組織の罪なのか。責任を取>>続きを読む
夏のローマ。人気のないこの街で、ニーナは歌を教えて暮らしている。
筋トレ、書道、音楽鑑賞、針治療。彼女は夏なのに、なぜか精神を統一させるような活動に精を出している。けどたまに、ホールケーキ買って夜な>>続きを読む
ブランドを立ち上げることは、同じ感覚を持った人を惹きつけ、共同体を作ることでもあるのかと、マルジェラ設立当初のインタビューを聞いて気づいた。大抵大企業がつくるブランドはターゲットありきだけど、メゾンは>>続きを読む
「落ちているものを拾う様子」を中心に据え、その人の人生や哲学、廃棄物の問題や法律などに踏み込んだドキュメンタリー。
『落穂拾い』をテーマにすることで、そこにつながっている世界を一つの側面からではなく>>続きを読む
カトリックの町で問う、愛ってなんだろ。
エリーは頭が良く、クラスメイトの代筆をして生活費を稼ぐ。その一方で、中国人であることを理由に“チュウチュウ・ポッポー”と男子にからかわれる。
ある日、アメフ>>続きを読む
ファッションデザイナーのアトリエから自宅まで覗き見できちゃう作品。
アトリエで半年間練り上げたデザインを半年に一度あるショーで発表すること。それが仕事のルーティーン。ひと言で気持ちが伝わる仲間とデザ>>続きを読む
エルヴィス・プレスリーの故郷メンフィスを舞台にしたオムニバス映画。
日本人カップルの旅行記「ファー・フロム・ヨコハマ」は、タイトル通り横浜への言及も多く、横浜を知ってる人にとっては親近感が湧くと思う>>続きを読む