bibooさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.8

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真っ直ぐな伝記ものという感じがする。結構しっかりプレーシーンを見せるし、観客もちゃんと見せていて、描き方が実直なのと、本物のビーナスとセレーナが制作に携わっているそうで、父リチャードの良いところも悪い>>続きを読む

友情にSOS(2022年製作の映画)

3.6

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嘘みたいなほんとの話っぽくてきっついとな思ってたら、脚本家と監督の体験をもとにしてるそう。笑えるんだけど笑っちゃいけないがずっと同居している。

とにかく、話を聞け!黙れ!落ち着け!が80%くらい続く
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.9

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個人的に好きな作品が多い、時系列動かした恋愛もの。見進めるにつれて「あぁ…終わっちゃうな…」と思いながら見てた。
別に未練があるわけじゃないのにふと前の好きな人を思い出す日ってあるよなと思った。6年間
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チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ(2022年製作の映画)

3.6

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ブート版、SNSストーキング、フェイクニュース、セカンドキャリアだったり時事も盛り込んであって、当時ファンタジーモリモリの作品で見てたあらゆるキャラクターたちがとてつもない人間味を持って現れるので、と>>続きを読む

もののけ姫(1997年製作の映画)

3.7

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俳優業が本業の人たちのアフレコがどの人も声が意外すぎる。小林薫のジコ坊が一番驚いた。

たたり神の造形が小さい頃超トラウマでずっと敬遠してたけど当時ぶりに見た。やっぱりディテールがちょいちょいキモキモ
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.5

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2016年公開当時も劇場で見たけど、新宿東口映画祭で改めて見たので記録。

サインペンどっから出したんやとか、バンドメンバー集めの順風満帆感とか結構ご都合主義だし、当時のダブリンの感じをふわっと知れる
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

3.9

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とても大人の映画だった。

ジブリ作品の空の色とか表情を見てると、日本の作り手をはじめ観客もみんなジブリと駿に影響を受けていてそれを基準にあらゆるアニメを見ているなと感じる。

宮崎監督の好きなところ
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.6

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小学校の図書室とかにある人気小説のようなわかりやすく楽しめるミステリー。真犯人は別にいることと、それがランサムであることはそんなに意外性がなく、ベタでクラシックな展開ではある。
ランサムはキャプテンア
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ロマンティックじゃない?(2019年製作の映画)

3.7

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一瞬クリスヘムズワース入ってきたかと思ったら弟だった。どうりで似てると思った。

終始バカバカしくて(褒めてる)キスシーンもバカみたいに壮大で(褒めてる)、吹き出し笑いが止まらんかった。Vanessa
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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.6

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冒頭とクライマックスの一瞬の盛り上がりのみでテンションを食いつなぎ、それ以外はほぼほぼ宇宙船や計画の調整が続く上に専門用語がムズイのでかなり地味な展開で中だるみする。
ちょっとした矛盾点があれば理論的
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前科者(2022年製作の映画)

3.7

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一回電話が繋がらなかっただけで諦めて現場までチャリで爆走せずにタクシーで向かいながら何度も掛け直さんかいとか、消しゴムで消したとはいえ鉛筆の跡がガッツリついた本をそっと返すのはあかんやろとか理論的につ>>続きを読む

ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(2020年製作の映画)

3.5

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思ってた以上にB級でしょうもなかったが、クライマックスからエンディングにかけて謎の大きな感動が襲ってくる。世界と距離が近くなったSNS社会の今を現してると思うし、コロナ禍での「うちで踊ろう」現象とも通>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.6

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ウルトラマンの思い出といえば小さい頃に見てたダイナ辺りの記憶のみでうっすらとした予備知識しかない素人が見たので、ちゃんと生い立ちとかを踏まえてないから理解できているのかわからないし、オマージュ満載なの>>続きを読む

犬王(2021年製作の映画)

3.7

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カメラワークがすごく特徴的で犬王の他とは違う目線の位置で激しく動いたり広い屋敷を駆け抜けるような迫力で撮って見せたり手持ちで追ってるようなドキュメンタリックなシーンもあるし実写映画のようだった。その実>>続きを読む

MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

3.7

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舐めのアングル、躍動感激しめのカメラワーク、実写&リアリティとのミックス、グロとか生臭いシーンの生々しさ、めちゃくちゃカラフルな色彩と、今に繋がる湯浅監督の作家性が詰まってる作品。特に音をパッと突然ミ>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.7

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離婚と子育てと親という役割にとことん向き合った2人の話。正反対で補え合える存在だったから惹かれ合い結婚したのに、喧嘩したらそれが相手のことを尊重しないだの自分勝手だのと言われるんだもんな…。
見てるだ
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.7

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何が正しいの?僕が生まれてこのかた刷り込まれてきた正しいと思ってたことはなんだったの?っていうのが10歳の少年を通してストレートにピュアに響いてくる。

序盤とか特にコメディチックで一見ポップだからこ
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.8

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可愛くて爽やかなビジュアルパッケージのイメージで誤解して見てない人多いんじゃないかなと思う。私もその一人だった。どうせ若い男女の甘酸っぱいちちくりあいなんでしょみたいな軽い気持ちで見始めたら、ワンシー>>続きを読む

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.4

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うーん、気持ち悪い。

家族の絆も母から娘へのしつけも、母の発信への依存も、自分の世界観を壊す余計なもの・自分が見たくないものを飄々と潰していく母の言動も、怪物の見た目以外にも全てがグロい。もともと崩
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RENT/レント(2005年製作の映画)

3.8

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80年代、エイズという得体の知れない感染病が流行して混乱してた時代に、貧困の若者たちがもがきながら明日に向かって希望を捨てずに進んでく話。まともなカップルが1人もいなくて、まともって何だ?昔からずっと>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.8

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可もなく不可もなく小さな世界での家族間の話ではあるんだけど、フロリダの気持ちの良い情景とフランク演じるクリスエヴァンスとメアリー演じるマッケンナ・グレイスの関係性が役柄超えて濃密なのが伝わってきて里親>>続きを読む

a-ha THE MOVIE(2021年製作の映画)

3.5

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物心ついて初めての音楽体験は「Take on me」だった気がする。親にただ捏ねて死ぬほどリピートさせてもらってた気がする。ちびっこにもハマる中毒性があったんだと思う。本国に比べたら体感的に情報が入っ>>続きを読む

彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

2.9

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なんだか良いも悪いも言えない価値観の映画だな…侮蔑だという指摘のセリフや同性愛をバカにしてる人に対して怒る描写は正しい価値観に則ったんだろうなと思えたんだんだけど、それでもずっと「キモいと思われる」「>>続きを読む

オズ はじまりの戦い(2013年製作の映画)

3.3

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スコアは低いけど嫌いじゃない。太陽が出てきたときに銅鑼をバァ〜〜ンと鳴らしたり魔女が苦しむときにものすごい悲劇的なクラシックを流したり森の化け物が画面に向かって襲ってきたりケレン味たっぷりの演出をする>>続きを読む

シニアイヤー(2022年製作の映画)

3.9

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最高のY2Kリバイバルムービーである。トレンドを取り入れる速度といい、劇中歌のブチ込み具合といい、最高にワクワクしたし色んな意味で教養もあって楽しい。予定調和な展開ではあるけど、下ネタ多めなはっちゃけ>>続きを読む

マーベル・ワンショット:王は俺だ(2014年製作の映画)

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おもろい。モブのヴィランの番外編が一番笑える。タイトルバックが妙にかっこいいのも落差に笑えるしこの短編ためにわざわざ昔の出演ドラマ映像を作ってるのも抜かりなくて最高。ビンラディンとベニーヒルの子供みた>>続きを読む

マーベル・ワンショット:相談役(2011年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

トニーというかロバートダウニーJrがスクリーンに出てきた途端の妙なワクワクはなんなんだ

マーベル・ワンショット:ハンマー墜落現場へ向かう途中での出来事(2011年製作の映画)

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スウィングジャズをガンガンにかけて派手な主役になれないのに気取ってる感じとか、なんだかコールソンのカッコつけは個人的にずっと癪に障ってる。

親愛なる同志たちへ(2020年製作の映画)

3.7

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タイムリー過ぎる。いかれてるとしか言えなくなる。「スターリンが恋しい」って何度か言ってるけど、スターリンがしてたことの角度を変えてフルシチョフ政権は同じことをしているだけで、正しいと思って言われてるこ>>続きを読む

スニーカーシンデレラ(2022年製作の映画)

3.5

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ストーリーは「シンデレラ」を踏襲してることもあってかなりファンタジーでご都合主義的な感じもありキッズムービー寄りのファミリームービー。近所の謎の園芸おじさんの存在も素敵で、そんなことある?みたいな展開>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.6

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どろっどろ親族間の憎欲劇。全員転落するので最後にはとてつもなく物悲しい気持ちが襲ってくる。創設のグッチオ・グッチはこんなに醜い争いに発展するとは思ってもみなかったろうなと勝手に同情する。ドギツい親族間>>続きを読む

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.6

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今までに表現方法としてアニメーションを取り入れてる映画ってたくさんあったけど、ここまで“融合”してる作品は見たことがない。「サイドバック」と「リデルライト」が視聴率で競う様子を電車と並走させて表現する>>続きを読む

ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

3.3

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アクションやカーチェイスをかなりしっかり見せるので迫力あるけど、バイオレンス度は今ひとつで爽快さがやや物足りない。ライアンレイノルズとサミュエルLジャクソンの掛け合いそれだけで見れる2時間。尺もちょう>>続きを読む

ブリトニー対スピアーズ -後見人裁判の行方-(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

終始「なんで???」が止まらなかった。却下、クビ、ブリトニーの周りで起こる決定全て、根拠や理論が不純すぎてよくわからなかった。後見人制度のせいで自分の発言も取り消され、正しい弁護士を置くことも、支えに>>続きを読む

サウダーヂ デジタルリマスター版(2011年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

10年前と思えないほどの時代劇みたいな渋さがある。
街の時間の流れをそのまま映したようなテンポで進む3時間弱。

2022年に見るとこういう街があるっていうのと貧困であるっていうのがわかってしまってる
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