時代劇に携わる方々の叡智を結集した作品。
作品に対する意気込み気合いのようなものが画面からほとばしっています。
特に延々と続く戦闘のシーン。
編集や細工などあるのかもしれませんが、計算通り完璧>>続きを読む
J.リーチャー、第二弾は米軍の裏取引きと親子関係。
親子を持ち出すあたり、やっつけ的で続編としてありがちな展開です。
ウェットな展開もあるかと思いましたが、あるわけありません。
T.クルーズ、>>続きを読む
見るたびに涙の量か増えていきます。
素晴らしい人間讃歌。
包摂と寛容、そして自己犠牲。
キリスト教的価値観が凝縮された作品。
最初から最後まで、全般に渡る圧倒的な訴求力。
物語りと>>続きを読む
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ド派手なカーチェイスと銃撃戦、間にロマンス。ところどころに身障者への配慮。
2時間弱のミュージック・ビデオのようでした。
流れる音楽も、おっさん世代には刺さりまくりの往年のソウル&ロックミュージ>>続きを読む
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こういうものでしょうね…。
憧れの対象に実際会ったら、思っていたのとは違っていた。
カリスマ性のある人間ほど、とっつきにくいものです。
自分の世界を確立しているわけですからね。そう簡単に、心を>>続きを読む
これはもう、クルマ好きにとっては目の保養以外の何物でもありませんです。
単純にクルマエンタメとしておもしろかったです。
よくぞ、ここまで集めました。
世界の新旧の名車たちが数多登場。
今>>続きを読む
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『あの人、頭良いんだけどねぇ…。もうちょっと、ちゃんとすれば良いのに…。』
こういう人周りにもいますね。
B.アフレック演じるチャッキーの、解体現場で言う一言が、観てる人すべての思いを代弁して>>続きを読む
これはもうほとんど美人局でしょう。
そりゃあ、I.バーグマンに言い寄られたら、自制できる男なんていませんて。
断じてセバスチャンは悪くない!
とはいえ、彼も脇が甘いのはまぁ、いなめませんで>>続きを読む
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これはファンタジーですね。
いつものごとく絶対安定、絶対外さない健さんのイメージそのまんまの役どころ。
が、狙い過ぎのきらいがありありで、あまのじゃくの私はかえって興醒めです。
素直に>>続きを読む
戦争と暴力は狂気と憎しみを生み、
最後には悲しみしか残らない。
だから、絶対にあってはならない。
そして、こういった事実を私たちは絶対に忘れてはならない。
もう、言葉がありません。>>続きを読む
クラシックホラーの名作ということではありますが、あまりホラー感は感じませんでした。
私は、原因不明の病気に苛まれた娘を思う母親の方へ気持ちがいってしまい、恐怖もありましたがむしろ助かるのかという不>>続きを読む
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やっぱり彼にも負い目があったんでしょうね…。
S.キューブリック監督作品というと、凡人には理解しがたい奇天烈な映画のイメージが強いですが、これは感情移入もしやすく、受け入れやすい作品です。>>続きを読む
もう何度も観ているので、感動も薄れていますが…。
バックの音楽を含め’50年代や’60年代の西部劇のような仕立てですね。古き良きハリウッド映画という感じで、完璧な勧善懲悪モノで実にスカッとする>>続きを読む
みんなが持っているステレオタイプの高倉健、吉永小百合のイメージをそのまんま役どころに当てはめたような作品でした。
二二六事件までの流れを背景にしているのもあるせいか、重く硬い雰囲気で進んでいきま>>続きを読む
刑務所が舞台になった映画というのは、なぜに斯くの如く、魂を震わせる作品が多いのでしょうか。
人間の尊厳を問いかける。
死刑という極刑によって、いかに人間が人間らしさを保つのが難しいか。
観>>続きを読む
ハロウィンなので、それっぽいものをと思い鑑賞…。
まずロック好きとしてはラストの流れにグッときます。カーステレオから流れる『悪魔を憐れむ歌』流石のガンズ、ツボを押さえたアレンジで、A.ローズのボ>>続きを読む
『サクラ、フジヤマ、ヨロイカブト。ニンジャ、ハラキリ、滅びの美学。』
ガイジンが好きなニッポンがてんこ盛りなラストサムライ。
映画好きであれば誰しもがあるでしょう。なんだかんだ言いながら、映って>>続きを読む
R.デ ニーロに『タクシー ドライバー』があるように、B.ピッドには『ファイト クラブ』がある。
公開当時、初日に観に行って以来、20年以上振りに観ました。
個人的にブラピの最高傑作だと思い>>続きを読む
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古典の名作。初めて観ました。
なるほど、すべてにおいて、名作と言われるだけの品の良さがあります。
P.ニューマンのシブさとR.レッドフォードのカッコ良さは’70年代最高のバディでしょう。
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第二次世界大戦の中でも、激戦として有名なスターリングラードの戦いを描いています。
狙撃手同士のせめぎ合いに焦点があたっているストーリー。
静寂の中に非常に緊迫感のあるシーンが多く、観ているこちら>>続きを読む
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91年、もう30年も前の今頃公開だったのですね。
街の風景もあまり変わってないように見えましたが、しかし確実に今の東京の景色ではありませんですね。走っているクルマがいちばんわかりやすいです。
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私は007シリーズを観て、初めて涙を流しました。
あたりまえなんですが、もうこれは男のロマンです。あの世界に2時間浸れれば、もうそれ以上何も言うことはありません。
D.クレイグ ボンドの集>>続きを読む
怒涛と喧騒の一大叙事詩。
ほぼ3時間、踊りっぱなしの鳴りっぱなし。息吐く間がないある意味ジェットコースタームービー。
死んでは生き返り、死んでは生き返りを繰り返すのは、何かしらの例えを感じさせ>>続きを読む
スタイリッシュで静かなトーンにサイコパスなブラピが映えます。
数ある彼の作品の中でもわたくし的には上位に来ます。
ここまでカッコ良くて、なおかつメッセージ性のあるラストは初めて見ました。
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これはもう、ビートルズの楽曲の偉大さをあらためて感じる映画ですね。
自分がビートルズに出会った頃のことを思い出しました。あの頃、キャッチーなメロディを次から次へと浴びるように聞いていました。
不>>続きを読む
北の大地に健さんはよく似合います。
出演俳優陣から、なんとなく『幸せの黄色いハンカチ』と『北の国から』を合わせたような雰囲気があります。
演歌を映画化したような作品でした。
テレビから流れる八>>続きを読む
日本の若きテレビマンが作った半分私的なドキュメンタリー。
ムヒカ元大統領と日本との関係をインタビュー形式で紹介しています。
国連会議での演説。
地球環境の危機を訴える社会民主リベラル然とした>>続きを読む
現代からは考えられない人々の生活様式にカルチャーショックの連続でした。
公開当時は、お年寄りなんかにはまだ生々しさを感じるところがあったのではないでしょうか。
徹底してリアリティを追求した今村>>続きを読む
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これぞアオハルど真ん中ですね。
『しょうがない』という大人社会を象徴する言葉が、キーワードになっています。
主人公の彼女は、先生からそれを言われ、受け入れつつもまだ抗っていく熱さをストーリーが進む>>続きを読む
T.スコット監督のいつもながらの息をもつかせぬスピーディーかつスリリングな展開が心地良いです。
本当に惜しい監督を亡くしました。
冒頭、女の子がデッキから落としてしまう人形が、ストーリーの暗示>>続きを読む
ブラピ目当てで観るとキツいものがあります。
ある程度の金融知識がないとまったくついていけません。
しかも、登場人物の相関もわかりづらく、いくつかのストーリーが同時進行していくので、よけいにややこ>>続きを読む
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なんの罪もない未来のある子供達が、国や時の為政者の都合によって、人生を狂わされてしまう。いつの時代も犠牲になるのは社会的弱者です。
本当に理不尽です。
ナチスドイツ制圧下の、フランスの寄宿学校>>続きを読む
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養子縁組をした親子、夫婦の関係性を柱にして、アメリカ社会に根深い人種差別や精神障害者への偏見、またこれはアメリカのみならず、人間社会すべてにおいてつきまとう、できる者に対する嫉妬と、論点が多岐に渡る>>続きを読む
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ちょっと期待外れというか、思っていたよりもだいぶ違っていました。
前評判では、トヨエツ、浅野忠信、國村準、という大物俳優出演するということが一人歩きして、けっこう日本側の描写もこれまでのそれと>>続きを読む
初めて観ましたがなんと言うか、感想の難しい作品でした。
松田優作の存在感はいつも通りですし、息子二人は生反抗期真っ盛り。由紀さおりは今と変わらず、伊丹十三はまぁ役者より監督の方が似合っているかと思>>続きを読む
老後をどのような心持ちで過ごしていくのかという原作のおおまかな内容は聞いていました。
原作にどれくらい沿っているのかはわかりませんが、映画自体は老後をなかなかおもしろい視点から捉えていますね。>>続きを読む