ルーク大佐さんの映画レビュー・感想・評価

ルーク大佐

ルーク大佐

バッド・ディシジョン 終わりなき悪夢のはじまり/悪夢の逃避行(2018年製作の映画)

3.4

うーん、惜しい。
空き巣が忍び込んだり、トラブルで助けを求めたりした家の者がとんでもない怪物だったというジャンルのストーリーはたまに見かける。たとえば、『アイ・ケイム・バイ』『ヴィランズ』とか、いずれ
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アドヴィタム(2025年製作の映画)

3.3

元フランス特殊部隊GIGN(ジェイジェン)隊員夫婦が政府内の陰謀に巻き込まれて命を狙われる。ありがちな話でもある。

ネトフリオリジナルのヨーロッパ映画やドラマについて、特に捜査官やギャングが主役の作
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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

2.9

このシリーズを見るのは3作目。
ほろ酔い気分で見たせいか、気持ち悪くなってきた。
画面揺れがうざかった。
今回は過去作よりもあまり面白みが感じられなかったかな。

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.8

キリスト教カルヴァン派的思想 VS 輪廻転生を信じるチベット仏教との戦いが土台になり、そこかしこにベトナム戦争や映画『アバター』のメタファーが感じられる。
カルヴァン派は「クリエイター/創造者=神」に
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ライド・オン(2023年製作の映画)

3.7

クリント・イーストウッド監督『陪審員2番』同様、アクション映画界のレジェンド、ジャッキー・チェン最後の作品のように感じた。本作以降もジャッキーは映画出演しているとはいえ、“本気”で映画界に残したい作品>>続きを読む

ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

3.8

痛快エモバンドコメディー映画『ロスバンド』と並び、くだらないほど愛しい北欧バンドムービーの良作だ。

エモさでは『ロスバンド』に敵わないが、負け犬バンドがヘビメタフェスの聖地を目指す設定がすでにホロ苦
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グッド・タイム(2017年製作の映画)

3.6

以前ネトフリで見たベニー・サフディ監督『アンカット・ダイヤモンド』が異常な傑作だったので、その流れで本作を見始めたが、冒頭5分の雰囲気が不快であり、そのままお蔵入りしていたら配信修了になった。

最近
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蛇の道(2024年製作の映画)

3.7

ダラダラ展開、脱力系演技は計算ずくだと感じるのは、西島秀俊のエピソードを入れたこと。旧作にはないキャラをあえて登場させたのだからそこに深遠な企みがあるんでしょう。

心療内科医の柴咲コウは超優秀な医師
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ヒート(1995年製作の映画)

4.2

5年に1回みたくなる犯罪アクションカテゴリーの金字塔ムービー。
当時劇場でみたとき、銃撃戦の爆音にびっくりした記憶がある。すごい迫力。2025年最初の1本目として何気なく見始めた。
本棚のどっかにDV
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モンキーマン(2024年製作の映画)

3.8

デヴ・パテルはインドの貧困地域が舞台の映画スラムドッグで登場し、本作モンキーマンでは監督脚本製作主演と大出世した。
前作『グリーン・ナイト』はお気に入りの映画なので期待を込めて鑑賞した。映画や小説で幾
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フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(2024年製作の映画)

3.4

AppleTV鑑賞。アメリカ本国で興行的にコケたことが納得できる。
中盤以降までストーリーにあまり集中できなかった。

それはスカヨハの人工的な美人顔と現実感のない演技に入り込めないから。『アイランド
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Vengeance(原題)(2022年製作の映画)

3.9

ブラムハウス製作でネトフリ新作枠。
本国アメリカでの評価は悪くないが、好みの作品だ。NYでジャーナリストとして活躍する男のもとにかつて“数回寝た”女性の兄貴から「妹が亡くなったから葬式に参列してほしい
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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

3.2

タイトル『クラウド』ってどうなの?
雲をつかむような不可解な話、不透明な人間関係、不条理な犯罪などを揶揄してるのかな。転売ヤーってネタは5年くらい遅い。

今の時代でクラウドと聞けば、第一印象はネット
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ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

3.9

マルクス・アウレリウス『自省録』の思想を映像化した作品だと思う。学生の頃に古本屋で岩波文庫版を買ったものだ。2000年前のローマ皇帝の著作なのに、その普遍性たるや現代にも通じる。時代は変わっても人の考>>続きを読む

ヴィランズ(2019年製作の映画)

3.5

YouTubeソニー・ピクチャーズ 公式チャンネルでたまたま無料配信しているので見始めた。
おバカップルがチャチな強盗をやらかしたあと逃走車がガス欠で動かなくなる。付近の家にガスを求めて潜り込んだら、
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レッド・ワン(2024年製作の映画)

3.6

オチの持って逝き方はいかにもハリウッドのクリスマスムービーだ。各面々の内面への掘り下げは浅いし、あまり記憶に残らない作品になりそう。メジャー級の役者が出ているので話題になったのでは。まあまあ。

ただ
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フェリー2(2024年製作の映画)

3.0

麻薬王フェリーは野暮ったくドン臭いが裏社会の掟を自分なりの解釈で貫こうとする男だ。ヨーロッパの田舎人っぽく野蛮人風情だが、人間関係においてピュアな面があり、そこが憎めないキャラだった。

『ザ・バット
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400デイズ(2015年製作の映画)

2.8

オチは投げっぱなしですべての伏線を回収していないし、演技は大根だし、これはB級とも呼べないレベルかな。もうちっと工夫がほしかった。駄作。

他クルーの行く末くらいは描写しないと。

陪審員2番(2024年製作の映画)

4.0

94歳クリント・イーストウッド監督の引退作ともいわれる法廷心理スリラー。主人公ニコラス・ホルトは殺人罪を問う裁判の陪審員に参加したところ、犯行の事実が明らかになるにつれ、自らが殺人事件の真犯人ではない>>続きを読む

トランスフォーマー/リベンジ(2009年製作の映画)

3.8

傑作CGアニメ『トランスフォーマー/ONE』を見ると、オートボットとディセプティコンの確執がよくわかる。当時映画館の大画面で堪能した作品だ。本作に限らず、トランスフォーマーシリーズは劇場の大画面、大音>>続きを読む

トランスフォーマー(2007年製作の映画)

4.0

予想以上にCGアニメ『トランスフォーマー/ONE』が傑作だったので、過去シリーズを見直したくなった。本作は劇場で2回観た記憶がある。
車からトランスフォームした時の興奮が忘れられない。

DVD、配信
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トランスフォーマー/ONE(2024年製作の映画)

4.0

なにこれ傑作じゃん。トランスフォーマーシリーズのファンとしてCGアニメには懐疑的だったため、あまり興味は沸いていなかったが、このクオリティならば劇場でみても後悔しないし、十二分に楽しめたと思う。
実写
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セキュリティ・チェック(2024年製作の映画)

3.8

邦題が壮絶にダサいことは置いといて、クリスマス+空港+テロリストといえば、『ダイハード2』とダブる。監督・脚本の面々と主演タロン・エガートン、悪役ジェイソン・ベイトマンのタイムリミット系テロサスペンス>>続きを読む

悪魔の世代(2021年製作の映画)

3.7

欧州バルト三国リトアニア産の猟奇サスペンス。予想外の良作だ。
リトアニアは小国ゆえ、哀しい因果を背負ってきた国だ。ナチスの支配後は共産主義国家ソ連の属国となり、憂き目にあった。近隣国ポーランド、ベラル
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.0

兵士が銃を撃つとき、ジャーナリストが戦場で撮影するとき、ともに使う英語は「Shoot」だ。戦場では兵士の武器は銃であり、ジャーナリストの武器はカメラである。両者を巧みに対比しながら物語は進んでいく。>>続きを読む

グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

4.0

「強さの根源は怒りだ」ーーこのセリフが本作のメインテーマか。
前作が記念碑的歴史スペクタル大傑作とたとえれば、本作はまずまずの良作かな。オープニングクレジットは絵具タッチ風のアニメで前作ストーリーの肝
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スーサイド・ライブ(2017年製作の映画)

3.2

過去見。自殺テーマは日本映画だとなかなか実現しにくいし、作り方に気をつけないとね。猛バッシングのリスクも。
メディアの在り方への批判だから成立するのかな。

Accident Man 2(原題)(2022年製作の映画)

3.5

脳筋役者スコット・アドキンスの長所が感じられる作品だ。
大根役者なのだから、これくらい近接戦闘シーンを描くほうが楽しい。
適度にコメディを入れているが、自虐ネタなのでさほどスベッてなかった。

相棒に
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ジャスティス(2024年製作の映画)

3.8

ドストエフスキーの名作『罪と罰』の影響を感じた。善と悪、正義と罪、過ちと贖罪。正義を行使する者が持つべき道徳とは何か。ラスコーリニコフの傲慢な超人意識のように、犯人のキャラと動機をもっと掘り下げれば傑>>続きを読む

キリング・マシーン(2020年製作の映画)

3.0

スコット・アドキンスの生ぬるい大根演技を見守る映画だった。
アクションはそんなに派手さがなく、ややおざなり感がある。

悪役マリオ・ヴァン・ピーブルズの伊達男ぶりがイイ感じ。
悪党らが動画中継で歓声を
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GTMAX(2024年製作の映画)

2.4

予想通りの三流オチ。ネトフリオリジナルのフランス産クリミナル映画やドラマの中には予想外の良作もあるのだが、本作は駄作だから見る必要がないと思う。中盤まではダラダラ展開で何ら見ごたえがない。

まず、バ
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ハロウィン・キラー!(2023年製作の映画)

3.2

コメディ要素と軽めの下ネタを織り交ぜたタイムトラベルホラー。
『BTTF』にホラークリームを混ぜたテイストに仕上げているため、気楽に見れる。ロボコップやスクリームのオタクネタを挟みながら。

ストーリ
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容疑者 室井慎次(2005年製作の映画)

2.9

20年前の映画についてガチ批判するのもどうかと思うが、演出のわざとらしさばかりが目立ち、早送りしたくなる部分が多かった。
法律事務所内でのライティング、明暗のつくり方とか、ちょっと無理。
室井のタメの
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踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望(2012年製作の映画)

3.3

本広克行監督にはインタビューしたことがあり、懐かしい『踊る』シリーズ。むかし見たかもしれないが内容は忘れてた。

テレビバラエティ全盛時代のフジテレビが放った最後の花火か。いまやテレビ東京の後塵を拝す
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ツイスターズ(2024年製作の映画)

3.9

いま売れっ子若手俳優デイジー・エドガー・ジョーンズ、アンソニー・ラモス、グレン・パウエルの3人をメインキャストにそろえたところにセンスを感じる。

最初の2人はトラウマを抱えている。過去竜巻の調査で親
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レディ・オア・ノット(2019年製作の映画)

3.5

『ザ・ベビーシッター』のクレイジー演技が印象に残ったサマラ・ウィーヴィングが主役なので前々からチェックしていた。

オチがひと捻りあり、主題を崩さない点は好印象。
モラルや宗教観で綺麗ごとに済ませない
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