りょうさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.8

最近なかなか映画も観れていないのだけど、せめて話題に乗り遅れないようにと鑑賞!モノクロだけど、まるで細い鉛筆で繊細に描いた絵のような、映像の肌触り。
奥行きが、その空間が感じられて、またグッと引き込ま
>>続きを読む

ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.0

僕らが生まれてくるずっとずっと前にはもうアポロ11号は月に行ったっていうのに…

テレビで当時の映像、世界中がそれを固唾を飲んでみている映像はしっていたけど、それに至るまでの経緯は知らなかった。
娘の
>>続きを読む

めまい(1958年製作の映画)

3.9

ゴーンガールのいろんなレビューを見るとこのヒッチコックの『めまい』が出てくるので、合わせて鑑賞。

話全体のラスト1/3あたりから大きな種明かしがあるところ、そこからラストまで目が離せないところがゴー
>>続きを読む

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.0

一人で見てよかった…。
大切(だと思っている)な人とは一緒にみないことをオススメします。

半分くらいから、恐怖の時間が始まります。恐怖というのは驚かされるでもなく、気持ち悪い描画でもなく、人、怖いの
>>続きを読む

シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

3.8

MX4D、吹替版で鑑賞。まず、MX4Dって3Dが前提じゃないの!?(笑)映画館入って、あれサングラスはどこですか?って聞いたら、飛び出しませんって言われて相当ショックだった!飛び出さないなら普通の2D>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.9

自分のアイデンティティがこれなんだと掴んだところで、それを否定されて、だったらこんなアイデンティティは自分のものにしたくないって、正反対の自分になろうとした。母親に会って、自分をこんな状況にした母親を>>続きを読む

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.8

まず、レディーガガって今までちゃんと見たことなかったけど、こんな顔してたんだって改めて思いました(笑)。いい意味で。

スター誕生っていうくらいなので、苦節を乗り越えてのシンデレラストーリーかと思いき
>>続きを読む

ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.8

自分の家族が裕福に、幸せに暮らせるためには、知らない他人がどうなろうと構わない、殺した男にも妻や息子がいるだろうとか、そんなことは関係ない、だけど自分の家族に手を出したら容赦しないっていう。こういうこ>>続きを読む

海を感じる時(2014年製作の映画)

3.3

愛を知らずに育ってしまうと、愛に溢れた時にしらけてしまうものなんだろうか…。
愛を渇望していた頃の方が活力があったっていう。赤ちゃん言葉でしゃべるとか2人だけの世界で最高に幸せなはずなのに!(笑)
>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.6

こんな怖い映画とは思わなかった…。
國村隼がとにかくこわい!!夢の中で襲ってくるところもそうだし、最後の方の洞窟の中のシーンも…。
皆さんのレビューも拝見しましたが、結局
最終的にはどういうことだった
>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.1

音楽との関わり方ってこの時代と今とで全く違って、どっちがいいなんて野暮なことは言えないけど、この時代、音楽が人々の生活に影響を与えていた、というか、音楽が生活の中に「確かにある」と、人々の心揺さぶって>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

この作品の好きなところは、よくあるお涙ちょうだいモノのようにこんなにハンディキャップを背負った人が、様々な苦労を乗り越え、素晴らしい才能を発揮して、こんな素晴らしいことを成し遂げました!的な語り口では>>続きを読む

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.0

高校の時、この遠藤周作原作の「沈黙」を読んで、自分なりの「沈黙論」を書くという課題があって、クラストップの評価を先生からもらったことが頭の中のどこかで誇りに思ってて…笑

この信仰や宗教というものに正
>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

今この時代に見るべき映画だった!おもしろい!Mac欲しくなったよ!笑

SNSだけで繋がっているような人間関係の希薄さとか、SNS上での自分作りに必死だったりとか、要所要所に今の時代への問題意識なども
>>続きを読む

三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.6

なんともいろんな解釈ができてしまう、受け取り側の解釈に任せている感じが、やっぱり是枝作品だった。
いろんな暗示の描写、セリフがあって、受け取り方が個人に委ねられているし、それによって個人的な結末が大き
>>続きを読む

テルマ(2017年製作の映画)

3.7

今日は映画館行きたい!って思った時間と場所の中でみたいなぁと思ったので、行き当たりばったりの鑑賞。

もっと怖いのかと思って一人で見たらやばいかなと予想してましたが全然そんなことなかった。

生まれな
>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.8

色々あって細切れで見てしまったけど、IMAXとかの映画館でみたらすごい良かったんだろうなぁ。
頭の中には『Someone In The Crowd』のチャンチャンチャーララ、チャンチャンチャーララがこ
>>続きを読む

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

3.8

ちょうど空いた時間にスポッとはまったので、大変失礼ですが、全く期待せずに鑑賞しました笑
原作も未読です。

まずこれをみるちょっと前に某番組で主演の平手友梨奈さんとこの映画の監督が一緒に出ていて、平手
>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.9

元々の韓国映画のサニーが大好きだったから日本版がやるってわかった時、嬉しいって気持ちと、期待を超えられなそうっていうのと、でも大根監督ならと言う気持ちで見た!

まずナミたちが女子高生の頃、自分が多分
>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

東日本大震災の時に感じたあの事態がどんどん深刻なっていくのをテレビが延々と伝える感じ、ACのありがとウサギ、福島第1原発の定点カメラ、本当に日常の生活ががらっと変わった何か異次元な感じ、そして今あの頃>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.1

前評判を聞いてみたいみたいみたい!、連日話題になってるこの映画の情報をなるべくシャットアウトし、そしたらなんだか週刊誌にニュース載ってもっとこの映画の話がはいってきちゃう!ってことでようやく鑑賞できま>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

基本ホラーダメですけど、評判聞いて前から見たいと思っててついに見れました!
けど、こわかった…笑
でもitとかそういうびっくり系ではなくて、じわじわ、いや、びっくりしたとこもあったな笑

お母さんがに
>>続きを読む

世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

3.3

今更ながら有名な映画なので見てみたけど、全然乗れなかったなぁ…。

演技じゃないみたいな自然な演技っていう撮り方があるけど、その真逆っていう感じだった。普通、そんな言い方する?とか普通そんな行動する?
>>続きを読む

ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

3.7

土日の広瀬すず祭り第3弾。
というか、やっぱりこれは松岡茉優だ!笑

なんなんだろう、あのほんとに松岡茉優だったら、かるたの時ああやって無音で取っていきそうな感じ!笑
やっぱり左利きフェチだと自覚しま
>>続きを読む

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.9

MX4Dで息子と二人で鑑賞。始まる前はテレビとは違うんだぞ、泣くんじゃねーぞと釘を刺しましたが、まさかその釘が自分に向かってくるなんて、まじ迫力がすごかった笑

まずロックウッド邸で家政婦のアイリスを
>>続きを読む

劇場版ポケットモンスター みんなの物語(2018年製作の映画)

3.5

昨年のキミに決めた!から一年、夏休みといえばポケモンになりました笑

劇中、2回寝てしまいましたが(汗)、イーブイめっちゃかわいいっていうのと、ゼラオラの声山ちゃんってどんだけ色んな声できんだよ、って
>>続きを読む

チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(2017年製作の映画)

3.8

何気にタイトルとかそういうのから、なめてたっていう笑。
広瀬すず祭り第2弾。

これはね、もう天海祐希にやられました。いつものドラマでもそうだけど、あの大きめの演技(笑)?が完全に振りになってて、実は
>>続きを読む

ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

4.0

ずーっと見たくてやっと見れた!
土日の広瀬すず祭り第一弾。笑

二回泣きました、一つ目は机くんかるたなんてやらなきゃよかった、からの一枚取るシーン!それと太一が運命戦で勝った後の飛び込む千早のあの顔!
>>続きを読む

永い言い訳(2016年製作の映画)

4.0

女性の目線からは分からないけど、男(自分)の人生は言い訳でできている、と思った。言い訳ってそもそもポジティブな意味で使われない、言い訳するな、とか言い訳ばかりして、とか。
自分がいる立場、仕事、はたま
>>続きを読む

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.8

自分のことしか考えてない、こういう良多みたいな親いるよね〜!笑
自分にも身に覚えがあるんだけど…自分の仕事を大きく見せたりとか、男なんだからとか、自分の人生の積み重ねがまるで一番正しいかのような凝り固
>>続きを読む

ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.7

柳楽優弥のもう何し出すかわからない感、菅田将暉のめっちゃ腹立つ感、小松菜奈の最後のキレっぷり、どれも最高でした!
殴る音、頭突きの、骨と骨がぶつかってる感じの鈍い音とかがもう痛い!笑

だれもが心のど
>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.1

祥太がどうして最後わざと捕まるようなことをしたのかもそうだけど、出てくる人みんながなんでここにいるのか、どうしてそんなことしたのか、そこを考える余白が残されていて、観た後も尾を引いて考えちゃうし、気に>>続きを読む

スティーブ・ジョブズ(2015年製作の映画)

3.9

大学を卒業して、今の会社に入って間もなく、ある先輩からスティーブ・ジョブズのスタンフォード大学の卒業式のスピーチがプリントアウトされた紙をもらったことを10数年ぶりに思い出して、昔使っていた手帳のポケ>>続きを読む

映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.0

コミックは未読です。

色々考えが出てきちゃってあんまりまとまらないんですが、まず少年期の石田の声、なんかいいなぁって思ってたら松岡茉優だった!自分、どんだけ松岡茉優好きなのか(笑)
社会生活の中で自
>>続きを読む

帝一の國(2017年製作の映画)

3.8

自分はあの学校にいた学生Aや学生Bであり、他の人に与えられて自分に与えられなければ不満を言うし、向こうの方でみんながマイムマイムを踊っていれば、自分も輪に入らなきゃって踊っちゃう。
結局与えるだけの政
>>続きを読む

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.0

店長はなんでこんなにいい人なんだろう、小説家の夢も捨てきれないけど、ファミレスの店長としても手を抜いてないし、他のファミレス行ってもここのドリンクバーの陳列なかなかなんだよねって褒めてて真面目だし、フ>>続きを読む