iamさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

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木村和平さんの写真をみるために何度も一時停止した。
これはサブスクの特権かと思う。

エターナルズ(2021年製作の映画)

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映画冒頭に「エンドクレジット後にも映像があります」ってテロップ出てくるとネタバレされた気持ちになってしまう。
映像あるのはわかってるんだけどね。
でもやっぱり最後までワクワクしたままでいたい。

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

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映画館とNetflix、両方でみた。
映画館で観た時の方が心に響くものがあった。

サブスクで観れる作品をなんでわざわざ映画館で?と思われそうだけど、やっぱり「映画館の映画」は迫力が違う。
音楽だった
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マトリックス(1999年製作の映画)

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過去のシリーズものは観るタイミングが難しい。
全作品を制覇するまでの時間的制約に何とも言えないハードルの高さを感じる。
けど、未制覇であることも居心地の悪いモヤモヤの原因となるので、もう根気よく消化す
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

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こういった超大作は語ろうにも語れない。
規模が大きいのに細部までトコトンこだわっているから、映像、音楽、カメラワーク、キャスティング、デザイン...etcといったように拾いたい要素が多すぎる。
極端に
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空白(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

極めて寛容度が低い社会の中で救われる瞬間とはなんだろうか。
そんな問いをケレン味なく体現した作品だった。

上映中何度も座席に沈んだ。
充の鬼ような追い込みに防戦一方の青柳か衰弱していく姿。
同時に充
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君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

発泡スチロールで頭を殴られた時みたいポカーンとなってしまった。
就職、鬱、ジェンダー等、関心のあるテーマを取り扱った映画なのに、なぜかしっかり入り込めず、大きめな?マークを頭の上に浮かべたまま映画が終
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

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映画館で観れてよかった。いや、映画館で聴けてよかったという表現の方が正しいかもしれない。
サブスクに対抗できる映画館の強みとしてよくあげられるのが映像の迫力だが、
音響環境の良さも大きなアドバンテージ
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浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

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人生に落ち込んで悲観的になりながちな私を救ってくれるのはいつだって「良い映画」だと思う。
映画は偉大だ。
もうダメだー、を、あと少し踏ん張ってみるかー、と前向きにしてくれる変換力に何度助けられたことか
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恋の病 〜潔癖なふたりのビフォーアフター〜(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

アスペクト比を映画の中で変化させるというテクニックが素敵だと思った。
ボーチンの病状の変化や心情がとてもわかりやすく伝わってきた。

コロナの影響で、潔癖症になる人って増えんるじゃないかな。
他人と触
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

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マーベルは映画館でポップコーン食いながら見るのが一番。
スマホとか小さい画面でみるもんじゃないな。

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

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謳歌していいに決まってる。
生き方のヒントをくれた映画。

私は、わかりやすく影響を受けやすくて、何かと自分で試してみたくなる性格なので、映画観賞後「一日中、酒を飲み続けてみたい」とアル中というか、飲
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

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「いい映画観たなー」の気分にしばらく浸ります。

ショーンレヴィ監督作品の良さはなんといってもバランス感覚だと思う。
心に活力を与えてくれるメッセージ性と、わかりやすく面白い!と思えるエンターテイメン
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あの頃をもう一度(2021年製作の映画)

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映像が耳に残る、7分間の映画。
観賞後に音楽だけを聴いても、描写が想像できる。
ショートフィルムがこういうクオリティになってくるとまずい気がする。
長編映画がどんどん少なくなっていくんじゃないかな。

子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

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沖田監督の作品は温泉の様だと思っている。

長回しのシーンや、ふふっと笑えるコメディシーンを観てると、なんだかウットリしてしくる。
ゆっくり浸かりながら、ポカポカと、心が芯から温まる。
優しい家族愛が
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Summer of 85(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

現実と過去のシーンを行き来しながら進むストーリー。

ダヴィドが死ぬ、それは冒頭で判明した結末だった。
なぜ死ぬのか、どう死ぬのか、殺されたのか、殺したのか、だれが、どうやって、なぜ。
不穏な現実を漂
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サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

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ここから変わる。ここから変える。
力強い信念が、50年前のハーレムから飛んできた。
活力と勇気に溢れた表情。
空気の振動、密集と汗。
会場に充満している熱量の全てが映像を通して伝わってきた。

命を使
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

冒頭シーンでこの世界の虜にされた。
アベンジャーズの如く、かっくいー戦闘シーンがスタートしたと思ったら、
いきなり全滅。
作戦大失敗。
超バッドオープニング。
あー、しかしどうしてだろう。
登場人物が
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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文学作品の朗読を聞いているような時間だった。
3時間と長めの映画だったけれど、上映中そんなことは1秒も気にならなかった。
意地でも寝ないぞと意気込んで買った眠気覚まし用ポップコーンLサイズもSサイズ分
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

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哲学的で美しいSF映画だった。
人間とAIの平等性について考える時期ももう来るんだろうなー

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

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日本人はこの映画の登場人物達に感情移入することは難しいように思う。
日本人は、移民と呼ばれる人たちに全く馴染みがないからだ。
この映画は彼ら移民が普段どういう生活をしていて、どういう背景を持っているの
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ムーンライト(2016年製作の映画)

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黒人の肌の色をこんなにも綺麗に表現してくれた映画は今まであったか?
ライティングかな?カラーリングかな?
とりあえず、すごく魅力的。(表現を諦めたボキャ貧)

気になったので調べたところ、
ライティン
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

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前知識無し、評価が高いからという理由だけで鑑賞した作品だったが、とても心が温まった。
感銘したのはこの映画に携わる俳優陣や製作陣の関係性を知った時だった。(もちろんストーリーもよかった。)
書き出すと
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

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一人一人が熱を注ぎながら作品の完成を目指していく、ハダシ達のそういう関係性が羨ましかった。
ただ、「高校生の青春」に対する共感能力が薄れつつあることに気付かされた。
ド直球で投げられてくる「青春ストレ
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

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オナラとかゲボが面白いと信じて疑わない、この映画のそんな姿勢に大変感銘を受けました。
こういうしょうもないもんでいつまでも笑える人でいたい。
一方で、しょうもない要素オンリーではなく、目が覚めるような
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

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私はわかりやすく影響されやすい人間なので、スケボかっけぇ!やるしかねぇ!って思いました。思っただけです。

ライトハウス(2019年製作の映画)

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尖った作品が特徴のA24。
これは尖り過ぎて私にはあまり理解できなかった。
ライトハウスの灯りの魅惑にどれだけ自分も惹き込まれるかがキモなんだろう。
主人公ウィンズローと共感できないときつい。

シザーハンズ(1990年製作の映画)

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ずっと観たかったシザーハンズ。
クリスマス映画だという前知識がなかったもんで、ばっちりと猛暑日の7月に観賞した。
いい映画だった。
これ美術セット全部作ってるの?すごくない?と驚いた。
フィルムマーク
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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世の下品な社会に向けた、優しい警告。

予想が外れた。
イカした金髪お姉さんが下品な男どもに、あらゆる残虐な手段でテンポよく制裁を下していく、女版『ジョン・ウィック』的なスカッと痛快映画だと思っていた
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

中村佳穂の「歌」「詞」「リズム」に浸るための映画だった。
SNSの誹謗中傷やインフォデミックといった現代の社会問題に触れつつ、インターネットと現実の境界線がなくなって一体化する未来も細田監督の世界観で
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ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

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アメリカンコミックのような表現手法が映像と融合していて、視覚がワクワクする映画だった。
『スパイダーマン・スパイダーバース』の制作に携わっているフィル・ロード、クリス・ミラーのコンビがこの映画にも参画
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