もんきちさんの映画レビュー・感想・評価

もんきち

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ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)

2.8

「なかなかいいじゃん」

ちなみにリメイク元は観てません。話的にはいたってシンプル。主人公のトラウマ描写が希薄なので序盤の踏切のシーンがちょっと浮いてます。舞台がリゾート感満点でちょっとどうなの!?と
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トゥルーライズ(1994年製作の映画)

3.5

「安定の娯楽エンタメ」

140分とちょっと長目ですがアッという間のポップコーンムービー。
安心安定キャメロン&シュワちゃんの名コンビ。部類的には「アクションコメディ」ですがアクション寄り。随所に挟ま
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スーパーヒーロー ムービー!! -最’笑’超人列伝-(2008年製作の映画)

3.5

「笑ったわ~」

オナラのシーンは過呼吸になるぐらい笑いました。絶妙なトム・クルーズも最高です。とはいえ1回観ればもう十分ですけども。全体的に「裸のガン」テイストのオトボケギャグ満載。若い頃はレスリー
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

「久々の良邦画」

これは面白かったです。リコリコの方が後なんですね。台詞をボソボソ言うのは演出なんでしょうがそこはちょっとハズしてるかな。演舞感ある近接戦闘殺陣がなかなか独創的で〇。銃器の音もいいし
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夏へのトンネル、さよならの出口(2022年製作の映画)

2.0

「雰囲気だけ」

転校生、海っぺりの駅、雨で濡れた制服、浴衣に花火に水族館デート、、どっかで観たのばかり。
やけにあっさりと妹の事を諦めるのに違和感。
漫画を「いやこれ面白いよ」てだけじゃまるで説得力
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金の国 水の国(2023年製作の映画)

2.0

「誰に見せたい?」

画はほんわかとしててキャラはタイプが美形からマンガ的まで千差万別。パッと見子供向けのファンタジーっぽいけど、話が政治的でちょっと混み入ってるし大人の事情的な話も多くさらに会話劇な
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.0

「画色がいいです」

出所までの描写がやけに丁寧な理由がちょっとよくわかりませんでしたが、見送りの2人の刑務官から始まってとにかく周りの人々が優しさに満ち溢れています。故に長澤まさみの立ち位置が弱くて
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ジョーズ ザ・ファイナル(2022年製作の映画)

1.0

「なんだこりゃ」

途中一体何を観せられているのかよくわからなくなりました。よくもここまでダメな映画を撮れるものです。原題が「The Reef:Stalked」て事なのでその辺は情状酌量の余地は少しあ
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ガンズ・アンド・キラーズ(2023年製作の映画)

1.0

「清々しい程のゴミ映画」

導入部こそ「お?なかなかいいぞ」な雰囲気ですが後はもんどりうって一気に墜落。失速ではなく墜落で木っ端微塵。あらゆる要素の全てがダメなんですがその中でも特にヒドいのが音楽で、
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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

3.0

「ドライバーてどっちの事?」

前半は○。特にタイトルコールまでの2分ぐらいが実に◎。中盤からは徐々に失速しますが全体的にテンポよし。カーチェイスはチープで古風ですが撮り方で観せてます。途中上空からの
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ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

2.5

「不親切」

主人公が実際Tらしくなかなかの美形なので途中まで男だとわかりませんが、これは明らかに意図的なものです。これってどうなんだろう?わざわざ早々に明かさない理由がよくわかりません。
明かさない
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パニッシャー:ウォー・ゾーン(2008年製作の映画)

2.3

「普通過ぎるほど普通」

これがMCUだという事も続編だという事も全く知らないまま鑑賞。登場人物が多すぎてちょっとややこしい。悪者の「ジグソー」てのがジョーカーちっくなんですがこちらは全く狂気に欠けて
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.0

「IMAX向き」

個人的にレースて映画には向かない題材だと思ってて。どうしてもドラマチック要素が事故やトラブルやアクシデント頼みになるので画一的になりがち。今作も「ゲームからリアルに場を移して大活躍
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カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.0

「地味重」

なにしろポール・シュレイダーですから一筋縄にはいきません。まずは古めかしいOPから始まってトントントンとカードの話。しかしなんかおかしい。進んで行くウチにどうやら単なるギャンブル映画では
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市子(2023年製作の映画)

1.5

「申し訳ない」

妙な関西弁にボソボソ会話、演劇風な立廻りにバストショットばかりの画、ツラツラ冗長な台詞進行、、、。個人的に一番嫌いな類の映画でしたので観てる間中イライラしっぱなしでした。杉咲花も醸し
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HITCH-HIKE ヒッチハイク(2013年製作の映画)

1.0

「なんだこりゃ」

iPhoneで撮った文化祭の出し物みたいなシロモノでした。開始早々缶ビールにタバコに柿ピーでガサツ演出はいいんだけど、そんなヤツが律儀にシートベルトしてる時点でもうダメです。しかし
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東京物語(1953年製作の映画)

4.5

「邦画の本質」

小津調とか色々言われてますけど、個人的には出演陣が「演技をしていない」というのに衝撃を受けました。淡々とまるで棒読みのような台詞回しに第4の壁を突破のごとくのカメラ目線。映画としては
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タイムリミット(2003年製作の映画)

3.0

「どうなの!?」

なかなか練られてて面白いんですが、とにかく最後まで「身から出たサビ感」が拭えないままでどうにも腑に落ちません。このテの内容は話がスンナリ進むと困るのでどうしてもマヌケ役が不可欠にな
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SO WHAT(1988年製作の映画)

4.0

「ぼかー好きなのです」

もう恥ずかしいぐらいクサイ青春映画。原作・大友克洋なんですが漫画とはかなりテイストが違っています。これがデビュー作の東幹久はなかなかの存在感。ロケ地が千葉県の国吉って所で、こ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

1.2

「フライヤー的作品」

短カットで繋いでもモーションキャプチャの気持ち悪さは拭えず。ピカピカグネグネする視覚効果は面白い手法でした。話的には原作で言う所の仙台編を端折って東京編から入ってるので観る側は
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カンフーハッスル(2004年製作の映画)

4.0

「真面目に不真面目」

まるでマンガですがちゃんと作ってるので見応えたっぷり。脇役端役敵味方、全員見事にキャラ立ちしていて楽しさに満ち溢れています。中でも豚小屋砦の大家夫婦が実にいい。ニヤリとさせるラ
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Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

4.0

「終盤が残念」

お互いの素性がバレるまではめっちゃくちゃ面白いんですがその後は徐々に失速。最後のホームセンターみたいなトコでの銃撃戦は間延びしちゃってトホホ。冒頭のカウンセリングシーンがラストに繋が
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サラウンデッド(2023年製作の映画)

1.0

「暗い」

話も暗いが画も暗い。そして主人公が黒人なのでとにかく全てが真っ黒で観辛いのなんの。とにかく全体的によくわかりません。誰が誰かもよくわかりません。説明不足ってワケでもないので単純に脚本がヘボ
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ザ・エージェント(1996年製作の映画)

3.0

「レネー・ゼルウィガーが○」

スポーツ選手のエージェント契約に関しては、日本人にはちょっとわかり難いニュアンスが多くて残念。そんな事より今作はとにかくレネー・ゼルウィガーの可愛さが満ち溢れていて、ブ
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HERO(2002年製作の映画)

5.0

「素晴らしい」

邦画の言う「映像美」とは全く違う、エピソード毎に色を印象的に強調した絵画的映像美。ワイヤーアクション&スローモーション多用でリアルさは希薄ですが今作はある意味ファンタジーなのでよし。
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.0

「お上手です」

変化に乏しいクローズドシチュエーションですが、クラッカーサンドの作り方を冗長に見せたりカートで小銭稼いだり、、と色んな小技で飽きさせません。さすがこの辺は上手いです。序盤こそ変な母国
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カクテル(1988年製作の映画)

3.0

「ド直球青春映画」

80年代雰囲気プンプン。今観るとほんとこの頃はいい時代だったなあーとしみじみ。野心・友情・葛藤・死・愛、、と青春要素でイッパイ。とはいえ話的には特にどうって事もなく観終わっても何
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サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.8

「予想外」

完全にパリピのミュージカル映画かと思っていたらあら意外。なかなかの青春映画。実家暮らしで毎日鬱々とした若者が大人になるというド直球の内容でした。たださすがに70年代、あらゆるプロットが古
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キャノンボール2(1983年製作の映画)

4.0

「2作目あるある」

2匹目のドジョウ狙い。予算もついたし脚本も全作に沿えばいいので楽だし最初からそこそこのヒットは保証付き、、、となるとどうしても大味になります。とはいえお祭り雰囲気はしっかり出てま
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キャノンボール(1980年製作の映画)

4.5

「お祭り映画」

ユーモアに富んだ会話と大陸横断ロードムービー感。こんだけ豪華キャストになるとバランスが難しくなりますが、そこを割り切ってバート・レイノルズ軸にしたのは大正解でした。ハル・ニーダムと仲
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ブルース・ブラザース2000(1998年製作の映画)

3.5

「テイストを楽しみましょう」

個人的にはこれで〇。前作と比べる事自体がナンセンス。だってベルーシいない時点で続編は成立しません。それにしてもよくもまあこれだけ1st面子を集められたもんです。それだけ
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ブルース・ブラザース エクステンデッド版(1980年製作の映画)

5.0

「名作」

「スタイリッシュミュージカルおバカコメディアクションロードムービー」。とにかく乱痴気でブラックでシュールなんですけど世界観が強固なのですべてがアリです。キャリー・フィッシャーのくだりなんか
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.0

「みんなでワイワイ観ると楽しい系」

色々と知ってれば知ってるだけニヤリとできる小ネタ満載。強引承知で詰め込めるだけ詰め込んでやれな意図的な感じが楽しい。後半の話のダレとアチラのメカモノ独特のガチャガ
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トランザム7000(1977年製作の映画)

4.8

「テイストはキャノンボールへ」

B級アメリカンロードムービーの真骨頂。このテは細かい脚本や演出はさておきノリとユーモアを楽しんで観るのが正解。でも作りは丁寧なので再観にも十分耐えます。サリーフィール
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.0

「1>2」

相変わらずシリアスで愛想なしのデンゼル・ワシントンですがセガールおじさんやボーン並みの無敵っぷり。故にこのテはテンポの良さとスタイリッシュさがキモなんですけど終盤はちょっとダラダラしてて
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.0

「ちゃんとオーシャンズしてます」

スタイリッシュだし軽くて痛快でいいです。お祭り映画ですから吹き替え版で気楽に観る系。しかしサンドラ姉さんはこういう2枚目役は活きないですね。ジョージクルーニー出てこ
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