GODZILLASAURUSさんの映画レビュー・感想・評価

GODZILLASAURUS

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テリファー(2016年製作の映画)

3.5

「休日の午後にサクッと」

上映時間が短いので、空いた時間にサクッと観られる。
狂った快楽殺人鬼が殺しまくるだけなのでストーリーは無いに等しいことと、意外とテンポが良くて無駄なシーンがないのでサクサク
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ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

3.0

「ワンカットで厭な気分」


ネタバレあり


頭から終わりまでワンカット撮影。
手持ちカメラでの撮影のため、手ブレ酔いする人は要注意。
私は酔うので少ししんどかった。

ストーリーは、ちょっと懲らし
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65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

3.0

「あれが見たかった」


ネタバレあり


恐竜サバイバルの新しい設定を模索する中、未知の惑星不時着サバイバルと融合させるために、6500万年前の地球に人類よりも高度な文明を持つ人型生物(言語も英語な
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.5

「2020年代版〇〇?」

ネタバレあり


A24やジョーダン・ピール監督の影響から、作品の冒頭から不穏な空気感と暗喩的な映像を印象付けて、不気味さや恐怖感を高める作品が増えているが、本作もまさにそ
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.5

「画作り空気作りは相変わらず上手い」

ネタバレあり


シャマランは比較的私と相性がいい監督だが、熱狂的ファンでもないので当たり外れはある。オールドが割と良かったので、本作も期待半分で鑑賞。
すごく
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#マンホール(2023年製作の映画)

2.0

「110番は市外局番なしでかけてね」

ネタバレあり


洋画ではかなりの数が作られて、1つの大きなジャンルになっているシチュエーションスリラーだが、邦画ではあまりないので楽しみで鑑賞。
マンホールに
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見知らぬ隣人(2022年製作の映画)

1.5

「すべてが好みじゃない」

設定としては、シチュエーションスリラーとしてよくあるものなので、韓国映画でどう料理されるか楽しみだったが、期待を大きく裏切られた。
とにかく、やることなすこと上手くいかない
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ホーリー・トイレット(2021年製作の映画)

2.5

「終盤の好き嫌い」

主人公が閉じ込められる仮設トイレの設置された開発現場の出資者が日本人なので、日本語がところどころに使われており、爆発のカウントダウンも10(じゅう)から始まるところがなんとなく頭
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サイド・エフェクト(2013年製作の映画)

3.5

「過去の行動で未来は予見できる」

ネタバレあり


過去の行動で未来は予見できる。
これは劇中のセリフだが、その言葉通り、ある程度どんでん返し系作品を見ているとオチを予見できてしまった。
それでも、
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母性(2022年製作の映画)

3.5

「観る人の境遇にものすごく左右される」

ネタバレあり


母性というタイトルなので観る人の男女はもちろんのこと、母親とどういう関係で育ってきたか、祖母とは、と観る人のそれまでの境遇にものすごく感情を
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

4.0

「特定の人にとってはこれ以上ない」

ソリッドシチュエーションスリラーに分類されるなろうが、特定の人=高所恐怖症の人にとっては、これ以上ない恐怖を味合わせる、ある種の強烈なホラー作品でもある。
かく言
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スマイル(2022年製作の映画)

3.5

「主人公が精神科医なのが良い」

ネタバレあり


面白そうなプロットだが、最近はこのパターンでハマらなかったことが多かったのでハードルは下げ気味で鑑賞。
ホラーとサイコスリラーの中間的な作品で、個人
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整形水(2020年製作の映画)

2.0

「サイコ系作品の繋ぎ合わせ」

ネタバレあり


韓国のホラーアニメということで、新しい演出やストーリーに期待したけど、目新しいものはなかった。
残念ながら、これまでの優れたサイコスリラー作品へのオマ
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

「非メジャー邦画コメディはやっぱ良い」


ネタバレあり

邦画のコメディは、なんとなく人間ドラマ作品などと比べると下に見られている感じがするが、昔からかなり面白い作品が定期的に作られている気と思う。
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封印された入り江(2020年製作の映画)

2.5

「捻らんのかい!」

統合失調症の妻が子どもたちを連れて疾走。赤ちゃんの謎の死。
サスペンスミステリーとして暗く静かな雰囲気は悪くない。
序盤から伏線や布石と思われる小さな事柄が表現されているが、どれ
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スノータウン(2011年製作の映画)

2.5

「ただ悲しい」

この作品を観るまで、スノータウン猟奇殺人事件のことを知らなかった。
事件のことを調べてみて驚いた。オーストラリア史上でもトップクラスにヤバい事件だったとは。
この作品は、その一部を元
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スクリーマーズ(1996年製作の映画)

3.0

「90年代中盤にしてはしょぼい」

96年公開作品にしてはVFXの出来がかなり古い感じがする。
80年代後半の風味が強い。割と制作費が安いからしょうがなかったのかな。

映像的に難しい分、ストーリー的
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獣道(2017年製作の映画)

3.5

「割と好きなタイプの作品」

人生で自分の居場所を作るは簡単なようで難しいんだなと改めて思わせる作品だった。

俳優陣がいい。
伊藤沙莉は、右に振れたり左に振れたり大変な役だっただろうけど、本人の良さ
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天間荘の三姉妹(2022年製作の映画)

3.0

「詰め込みすぎた」

原作は半分くらい読んでいる。スカイハイのドラマは見ていたくらいの知識で鑑賞。
スカイハイの世界観を知っておいた方が、導入はスムーズかも。

キャスティングは抜群に良い。
3姉妹は
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

2.5

「3作目ともなると」

劇場版も3作目ともなると、どうしても色々と小粒になってしまう。
ほぼほぼ犯人は誰かわかるストーリーとキャスティングのため、犯人探しのミステリーとして楽しめるわけではない。
事件
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.5

「怪獣映画として最高!」

ネタバレあり


ジェームズ・ガン監督は、かなり日本の怪獣好きなんだろうなー
宇宙怪獣スターロのデザイン(原作マンガはあるが)や動き、鳴き声は、まさに日本の特撮怪獣!
真昼
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

2.0

「合わなかったー」

ネタバレあり


パルムドールなのか。私には全く合わず。

監督の前作であるRAWはかなり合って面白かったのに。
RAWはしっかりしたストーリーがあったが、チタンはそこがすごく曖
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.0

「湿地と沼地が美しい」

ネタバレあり


全編を通してノースカロライナの湿地と沼地が美しく描かれていて、私好みの舞台だった。
主人公カイアの描く生物たちのイラストも、リアルかつ鮮やかで印象に残ってい
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貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

4.0

「リスペクトとシュールのバランス」

ネタバレあり


リングも呪怨も好きな作品でそれらの関連作品も評判悪いながらほとんど観てきたが、まさかのクロスオーバー作品の本作はなかなか手が伸びず、やっと観た。
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グッバイ・クルエル・ワールド(2022年製作の映画)

3.0

「役者の演技だけだった」

雰囲気が面白そうで期待はしたが、外れた。
ストーリーは、ヤクザの汚い金を強奪した奴らとそれを探すヤクザ側という、これまでに何度も観たことあるようなものだった。逆に言えばこの
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.0

「2人の演技を楽しむ作品」

原作未読。原作漫画とかなり近いらしい(小山薫堂談)。
虐待が絡む映画は観てるとしんどくなるな。
とはいえ、作品全体は重苦しい空気感はないので鑑賞はしやすい。

マリコとい
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地獄の警備員(1992年製作の映画)

2.5

「今作るとどうなるのか」

黒沢清監督が好きなので、ずっと観たかった作品。

さすがに古さを感じて楽しめなかった。
人体破壊描写や殺人鬼の雰囲気の描写は良かったが、それ以外のセリフや音、美術セットなど
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貞子DX(2022年製作の映画)

2.0

「笑いに振り切ってなんとか」

ネタバレあり


リングへの想いが強いので、なんだかんだ関連作品を見続けてしまっている。
あの忌まわしき貞子3Dの後でも。

今作も正直3D、3D2、エライザ貞子と変わ
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

2.0

「ある監督の作品の影響が濃すぎる」

ネタバレあり


原作は無くオリジナル脚本のようだが、有名な洋画2作の影響が色濃く、というより一歩間違えればパクリじゃないかと思うほどの設定だった。

肉体と魂を
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夏への扉 ―キミのいる未来へ―(2021年製作の映画)

3.0

「SF入門としては良い」

ロバート・A・ハインラインのすでに古典と言われているような古い作品を原作としているので、近年の複雑な設定や凝ったストーリーのタイムリープ、ループ作品よりもかなりシンプルで分
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.5

「1作目より好み 半端な不良映画なんて観ずにこれを観ろ!」

ネタバレあり


1作目でもすでにヤクザ映画の枠を超えていたが、2作目の本作は完全にクライムサスペンス+サイコスリラー的な作品になって、個
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

4.0

「粗探しせず、こねくり回さず」

(2014公開時の感想)
ゴジラオタです。いろいろつっこみたいところ、物申したいこともあるが、映画館でゴジラが観れる幸せを感じられたことが何よりも大きかった。
この作
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エボリューション(2001年製作の映画)

4.0

「コメディモンスター映画の良作」

地球外から来るが、エイリアンというよりモンスター。
近年はモンスタームービーが多く制作されているが、ほとんどがシリアスなストーリーのもの。ただでさえ子供向け、ダサい
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ルームメイト(2013年製作の映画)

2.5

「2人はカワイイけど物足りない」

ネタバレあり


多重人格モノ。
サイコサスペンスや多重人格モノをあまり見ない人なら楽しめるかも。
多重人格モノがそれなりに好きな私には物足りなかった。
多重人格映
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コレクター(1965年製作の映画)

3.5

「ラストの自分語り」

古典映画(といっていいのかわからないが)を評価するのは難しい。
目新しい展開や内容ではないし、演技もその時代時代で流行りがあるし。

本作もラストの自分語りがなければ星3だった
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クロユリ団地(2013年製作の映画)

3.0

「ポイントは生者と死者の時間の違い」

ネタバレあり


ホラーというよりサイコスリラーって分類が正しいかも。
男の子の霊は言うほど出てこないし、正直、貞子や伽倻子ほどの重要感は無い。
主人公がサバイ
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