GODZILLASAURUSさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

GODZILLASAURUS

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ロスト・エモーション(2015年製作の映画)

3.5

「若者よ、キラキラムービーよりこれを観よ」

SF作品だけど恋愛映画要素が強かったので、想像したより好みな作品ではなかったけど、思ったより楽しめた。
コメディータッチや登場人物多目でごちゃごちゃした展
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虐殺器官(2015年製作の映画)

3.5

「SF要素は好きだが」

虐殺がなぜ起こるのか。虐殺器官とは。
それを利用しての平和維持と情報管理。
作品の根幹となるこれらのSF要素は好き。

ただ、なぜか作品に没入できなかった。
抑揚が少ない展開
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女が眠る時(2016年製作の映画)

3.0

「男が妄想する時」

結局なんだったのかわからず終わるストーリーにモヤモヤが残る。
ストーリーだけを考えると星2つかもしれない。
サイコスリラーなのか猟奇性のあるサスペンスなのかと思ってたら、何もわか
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

5.0

「最高のトラウマ映画」

小学生の時、エイリアンやプレデターを観て洋画のクリーチャー映画に惹かれ始めていた昆虫少年の私は、レンタルビデオ屋でこの作品に目が止まった。
ハエと人間の融合。
なんてキャッチ
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天使が消えた街(2014年製作の映画)

3.0

「再生の物語」

ミステリーやサスペンスかと思ったらそうじゃなかった。
主人公の苦悩と再生の物語。
映画の題材にしようとした殺人事件に対して自分なりの整理がつかず、脚本も進まず、薬に溺れて崩壊していく
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.5

「ゴシック的官能の良さ」

江戸川乱歩作品のような、なんとも言えない和の官能を韓国の監督に撮られてしまうのは日本人としてちょっと悔しいけど、今の邦画界を見回すと致し方ないかなと残念に思う。

第1部は
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ミンボーの女(1992年製作の映画)

4.0

「世に出した勇気と力」

この作品を有名監督が世に出すなんて、あっちの業界の人から相当の嫌がらせや脅しがあったに違いない。
それを乗り越えた勇気と力は、まさに本作に描かれていることと同じじゃないか。
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タンポポ(1985年製作の映画)

4.5

「食べること、人生の走馬灯」

物語のメイン以外に食べ物が絡むサイドストーリーが蛇足的にあるが、それらを合わせて、人間生まれてから死ぬまで食べることから逃れられず、それが人生の物語を形作っていることを
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.5

「國村隼の存在感!!!」

ネタバレあり


バッドエンド映画の秀作。
バッドエンド作品が苦手な人、謎がすっきり解明しないと納得できな人にはオススメできない。

まずはとにかく國村さんと子役の女の子の
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モンスタートラック(2016年製作の映画)

4.5

「思いがけないファミリー映画の秀作を発見!」

観る前は正直、B級モンスター映画だろ?と思っていたが、これはいい意味で期待を裏切ってくれた。

まず怪獣がトラックの動力源になるという、これまでにない設
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淵に立つ(2016年製作の映画)

3.5

「日本映画だからこその作品」

こういう作品は、欧米映画だと日常感がどうしてもリアルに感じない(舞台が海外で演者も人種が違う)し、韓国映画だとどうしても感情が大きく出すぎてしまい演技過剰に見えるから、
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帝一の國(2017年製作の映画)

4.0

「義に勝るものなし!」

って思ってたけど、最後はやっぱり帝一だったw

若手イケメン俳優の寄せ集めというよくあるパターンの映画だと思ってた。現に、学祭の裸太鼓は?って思ったり。
でも、帝一のオーバー
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WXIII 機動警察パトレイバー(2001年製作の映画)

3.5

「パトレイバー作品とは言えないが、」

前作を超える特車二課の出番の少ないさ。
もうパトレイバー作品と言っていいのか?って感じだし、押井&伊藤から離れたので、前衛的な演出や重厚なストーリーもない。
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機動警察パトレイバー2 the Movie(1993年製作の映画)

4.0

「政治映画」

前作の娯楽性が高い作品性が好きだったので、個人的にはイマイチのめり込めなかった。
ただ、多くの人が言うようにこの内容の映画が90年前半に作られていたと言うこと自体がすごい。好きな人はと
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機動警察パトレイバー THE MOVIE(1989年製作の映画)

5.0

「後世への影響が凄まじい傑作」

1989年の作品とは思えないクオリティ!

押井守の演出や構成は、後のアニメへかなり影響を及ぼしている。庵野への影響もハンパじゃなかったんだろうなと思わせるぐらい、エ
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ザ・ギフト(2015年製作の映画)

4.0

「嘘も方便、じゃない!」

人生を歩んでいく中で、人は嘘をつく。
色んな嘘がある。でも、人を貶めたり不幸にする嘘はやっぱりダメ!
そんな教訓のある映画。

個人的には、ゴードは何もやっていないんだと感
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THE BITE 変身する女(2015年製作の映画)

2.5

「期待してただけに…」

旅行先で何かに噛まれて以降、体に異変が。
どんどん変化していく肉体に恐怖する主人公。
はたしてどんな姿になってしまうのか?

とても好きな内容なのに残念ポイントがたくさん。
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.5

「鉛筆殺しを観れるだけで価値ありだけど」

前作ほどのサクサク感というか、スピード感が全編を通して劣っていた。
特に序盤のイタリアは退屈だった。
さらにジョンを奮い立たせる要因が、前作は愛犬を殺される
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.5

「シンプルで何が悪い」

映画がどんどん複雑になり、アクション映画でさえ物語に伏線と回収と落ちをつけなければ評価されないと感じている昨今。
シンプルなストーリーにカッコいいアクションを乗っける、しかも
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.5

「なぜか空気感が軽い」

サバイバーズギルトが本作のテーマ。
生き残ってしまった人間の辛さが描かれていて、テーマがわかりやすいのが良い。

割と重い内容なのに、なぜか終始漂う空気感が軽い。
演者達も割
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.5

「不穏の正体に少しガッカリだけど」

ネタバレあり


作品序盤から漂う、彼女の実家の不穏な空気感はすごく作品に引き込んでくれる。
こいつら何考えてるんだろ?
何が目的?

その正体は少しSFチック
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アルマゲドン(1998年製作の映画)

4.0

「感動と興奮のバランスが最高!」

10年以上ぶりに鑑賞。劇場公開時は映画館で鑑賞。
大掛かりなディザスタームービーの先駆け作品であり、すでにそのジャンルの完成形かもしれない。

前半のややゆるい展開
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

4.5

「米国のキング・オブ・モンスター見参!」

日本、いや世界の怪獣王ゴジラと戦わせるためには新しいアメリカの王が必要!
ということで、ただのデカいゴリラじゃなくて、怪獣としてのキングコングがしっかり描け
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昼顔(2017年製作の映画)

3.0

「不倫の末路としては妥当」

テレビドラマは観てないけど、なんとなくストーリーは知っている程度で鑑賞。

やっぱり不倫では幸せになれないのね。
本人が幸せになる気がなくても、側から見れば幸せな2人に見
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ベイウォッチ(2017年製作の映画)

2.5

「中途半端感が強くて楽しみきれない」

コメディ要素が強く、ドウェインには合う作品だけど、下品な下ネタが多いのでファミリーでは観づらい。
かといって、カップルや大人が1人で観て楽しめるほどのストーリー
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.5

「走り抜けてく真紅なスバル」

アクション作品なのかもしれないが、個人的には音楽映画の秀作!
テレビのスピーカーではなく、お気に入りのスピーカーやヘッドホン、イヤホンで音を若干大きめで聴きながら観てほ
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パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

4.0

「アクションと音楽のいい良質ファミリー映画」

親子で楽しめるファミリームービーとして良作。
人はバッタバッタと死んでいくけど、血が流れたり残酷なシーンはかなり少ない。
呪われた海賊たちの本当の姿が少
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ライフ(2017年製作の映画)

3.5

「いい意味で普通」

ストーリーはシンプルで典型的な宇宙船内+宇宙生物モノとして割とよくできていた。
宇宙ステーション内の無重力状態は上手く描いてるし、セットもよく作り込んでる。
日本人としては、日本
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ラプチャー 破裂(2016年製作の映画)

1.5

「雰囲気だけの作品」

作品全体を覆う雰囲気は良いので、面白い作品なんじゃないかと序盤から思わせるが、ただの思わせぶりで終わった気がして、すごく残念。

彼らが何者で、なんのために実験的なことをしてい
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

4.0

「世の中の恐怖と恋の狭間」

一つの愛の形の物語なんだけど、いわゆるキラキラムービーでもないし、オシャレムービーでもない。淡々と物語が進んでいき、そこに少し癖のある人たちが少しずつ絡んでいく、いかにも
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トレマーズ2(1996年製作の映画)

3.5

「変態したグラボイズはいいけど」

序盤から中盤まではかなり退屈でがっかり。
特に、一作目であれほどすぐに人間の作戦を学習し対抗してきた賢いグラボイズがアホになってる!!
1作目なみの学習・洞察力があ
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トレマーズ(1990年製作の映画)

5.0

「米国産怪獣映画の名作!グラボイズ最高!」

日本の怪獣映画や特撮好きだった子供の頃、繰り返し観た数少ない洋画の怪獣映画。特別な思いも込めての星5.0
かなり久しぶりに観たが、ま〜面白い。
まずはテン
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

5.0

「壊せ!」

ネタバレあり


初めて観た時の衝撃を今でも覚えている。
セブンで衝撃を受けた自分は、またしてもフィンチャーにやられた。

スタイリッシュでカッコいい映像と音楽、鍛え上げられた肉体のブラ
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.5

「登場人物の名前を覚えよう」

個人的には、本作の登場人物たちの名前がなかなか固定できなくて、それがストーリーをつかむことの障害となったので、しっかりと覚えるもしくは前情報で役名だけを見ておくといいか
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ラスト/ナイト(2016年製作の映画)

1.0

「正直、良いところが見つからない」

いや〜酷い作品に出会ってしまった。
せっかくの面白いシチュエーションも、脚本・演出・演技全てダメだととんでもない酷い作品になるんだなと感じさせる作品。
限りなく0
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アイム・ノット・シリアルキラー(2016年製作の映画)

3.0

「まさかのジャンル違い」

ネタバレあり


タイトルや簡単なあらすじを見た感じ、個人的に好みの展開を予想していた。
レジェンドサイコキラーと自分がシリアルキラー気質かもという不安を抱えてる若者のスリ
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