設定のアイデアに溺れて、あまり話を詰めていない印象。
過去を再現することで、忘れていた伴侶の良さを再確認するものだが、そもそも夫は今も妻を愛している。
なので、記憶と同じものをなぞっても仕方がない。>>続きを読む
60年前の『キングコング対ゴジラ』は、力道山のプロレスブームに便乗して日米怪獣にプロレスをさせようという趣旨だった。しかし着ぐるみ同士での取っ組み合いは意外に難しく、結局離れた場所から岩を投げ合うとい>>続きを読む
抹茶とカフェオレを合わせた飲料がある。何を味わって良いのか解らない。
本作はゾンビ+推理+学園モノをミックスして、何を味わって良いのか不明。知らない内にコロナで味覚異常になったのか? と疑うほど味わい>>続きを読む
話がバラけている。
グルーに失望したミニオンたちとの友情。
80年代を引きずる子役出身悪役のトラウマ。
グルーの双子の弟。
怪盗に戻るか否かという問題。
娘の母になれるか問題。
テーマが多すぎて、散ら>>続きを読む
白雪姫を殺そうとする王妃は、グリムの初版本では実母だった。
実の娘を殺そうとするなんて常識的にはおかしな話だが、現実にもよくある事だし、虐待というのもある。
しかし第二版からは継母に変更された。世間に>>続きを読む
アクションに徹した映画。脳みそは1ミリも働かさなくて良い。
ただ復讐というだけで、作戦も展開も無い。
アクション×アクション×アクション!!
体力100%脳みそ0%映画。
いや面白いアクション造形に>>続きを読む
ストーンとトンプソンによるダブル・エマ対決。
ヒーローよりヴィランの方が深いドラマがあるということで、ヴィラン主役が流行っている。新しい金脈だ。
花咲か爺さんより、シロ(ポチ説は童謡の誤記)殺しのいじ>>続きを読む
ハリウッド映画に憧れてる監督が作った、ダサい映画っていう印象。
(監督自身はスイスらしい)
今時、車で並走してケツ出してるって、それケビン・コスナーが若い頃のノリやん(『ファンダンゴ』)懐かしい。
そ>>続きを読む
フランソワ・オゾンは『ブラック・ジャック』を読んだに違いない。
ピノコの話である。
まあそれは冗談としても、いつもドヤ顔で洒落た事やってる風なのだが、大体どっかで見た話だなというのが多いので、食わせ者>>続きを読む
「おばあさんの耳はどうして大きいの?」
「それはね、お前の声をよく聞くためだよ」
「おばあさんの口はどうして大きいの?」
「それはね、お前を・・・」
シャマランもとうとう、おとぎ話をモチーフにするよ>>続きを読む
需要と供給の問題を考えた。
未来の自分に指図されて、好きでもない女の子と接近する主人公。
既に解っている未来なら段取りに過ぎず、予定調和で詰まらない。
未来の自分に逆らって、別の女の子を口説いた方が面>>続きを読む
青春とゾンビのクロスオーバー。
思春期のイケてないボーイスカウト3人組が、ゾンビを倒して大人の階段昇る~🎵
パリピになって女子と仲良くなるか、友情を取って詰まらないキャンプをするか悩む主人公。
ダサい>>続きを読む
駄作と言われているが、そうでもない。
というのは、リブートした新シリーズに大きな影響を与えているからだ。
言葉を話す猿シーザーがリーダーとなり人間に反逆するという設定は勿論だが、台詞の多くが新シリーズ>>続きを読む
禁断の新種生命が怖いのではない。
彼女(妻?)に支配されるカップルの実態と、愛情が反転して毒親になる生態が怖いのだ。
観客は新種生命ではなく、新婚夫婦のような研究者カップルの生態を観察することになる。>>続きを読む
パペットマペットのショートコント。
うし「カエルくんカエルくん。僕たちのような、パペットが活躍する映画があるよ」
カエル「うしくん、やめなよ」
うし「どうして?」
カエル「だって、君の将来と同>>続きを読む
YouTube で『山田五郎オトナの教養講座』を見る。
踊り子の画で有名な印象派のドガ。
彼の画には踊り子以外に、ハゲ親父が何故か描かれているという。
物影に立つそうした親父はバレリーナを愛人にしてい>>続きを読む
実在のメアリー・アニングは、イルカに似たイクチオサウルスや首長竜、翼竜の化石を発見した古生物学者だ。
元々は亡父の代わりに、観光客に化石を売って生計を得ていた。
学者ではなく土産物屋のお姉さんだった。>>続きを読む
寅さんの裏側を見た思いだった。
放浪の生活は自由だが、死の危険がある。
自由なようで、実際には規制も多いだろう。
映画の中でも、駐車違反で追い出されている。
本当は沢山取締りや規制があるだろう。
規制>>続きを読む
1と2を比べると、圧倒的に1の方が変な映画だ。
2はオーソドックスな普通のハリウッドアクション映画。
1の頭おかしい感じが好きだ。
異常なテンションでアクションに特化している。
SF的な新兵器ばかり出>>続きを読む
世界観がすごい‼ 話はないけど。
美術がすごい‼ 話はないけど。
動きがすごい‼ 話はないけど。
映像が凄い‼ 話はないけど。
キャラクター造形がすごい‼ 話はないけど。
イマジネーションがすごい‼ >>続きを読む
ループ、パラレルワールド、そして今度は入れ替わり。
『侍ジャイアンツ』の番場蛮(ばんばばん)が次々魔球を繰り出したように、次々とチープSF設定をこなしていくクリストファー・ランドン監督。
更に毎回、一>>続きを読む
30分なら傑作だったかも。
文明批判的な作品で面白いけれど、二時間だと飽きてしまう。
暴力的な兵隊。
息子自慢の母。
埒の開かない受付。
生真面目に時間厳守で行う戦争。
戦う目的も目標も忘れている指導>>続きを読む
満足マンゾー‼
『焼肉きんぐ』のプレミアムコースを完食したような満足感。
上ロースのガリバタ醤油・厚切り熟成リブステーキ・壺漬け一本ハラミ、とどめに炙りすき焼カルビ‼といった内容。
何のこっちゃ。いや>>続きを読む
学生時代はラブラブだったのに、作家として成功した男は天狗になってチヤホヤされて妻をないがしろにする。
妻はピアノの才能を主婦生活で犠牲にしており、冷淡な夫の態度に腹を立てている。
夫は自分たちをモデル>>続きを読む
実写版ディズニー『ムーラン』が女性を描いているとしたら、本作は人間ムーランを描いている。
見た目は女性としてバレバレなのだが、兵士はそんなことは気にしていない。なぜなら将軍として信頼しているので、それ>>続きを読む
ピノキオ以来(?)ディズニーアニメは、主人公に話し相手がいる。
『ノートルダムの鐘』でも、ひとりぼっちの筈のせむし男にイマジナリーフレンドがいた。
後悔を背負ったラーヤが独りで苦難の旅をする方が良いの>>続きを読む
不味い食事は箸が進まないものだが、不味い映画は筆が進む。
勿論悪口として・・・ファンの方ごめんなさい。
テレビドラマの方は、きっと面白いのでせう?
本作は伏線が酷い、というより伏線になっていない。
手>>続きを読む
好きなトムの悲鳴ランキング
3位 アウアウあほほほぅぅ
2位 アアアアアアアアアぁぁぁぁぁぁぁぁ
1位 いいいいい、イヤオウぅぅぅぅぅぅぅ
やっぱり1位の、いいいいい(溜めて)イヤオウぅぅぅぅぅ>>続きを読む
25年経ってやっと大人になった。
「僕に優しくしてよ」
「だから、私を見て」
「こういう時、どんな顔すればいいか分からないの」
誰かに受け入れられ、承認されることを求めていたエヴァンゲリオンの主人公た>>続きを読む
マグリットの絵画のような世界。
均一化した家がどこまでも並び、書き割りのような雲が浮かぶ。あまりに完璧な雲は、無個性の空虚さを示す。
若いカップルが迷路のような住宅街に閉じ込められ、人間とは思えぬ子供>>続きを読む
催眠大喜利コメディ。
頭のおかしな先生に、催眠術をかけられた生徒たち。
シグナルな行動をすると自殺してしまう。
シグナルな行動とは、例えば電話をかけたら自殺。例えば遅刻をしたら自殺。例えば学校から出た>>続きを読む
ハリポタの十年が余程闇だったのか、おかしな役ばかり演じるラドクリフ。
死体役の次は、「お笑い2丁拳銃」だ。
この次は、人間便器でも演じるんじゃないかと心配になる。
普通の役では、満足できない体になって>>続きを読む
携帯電話同様、邦画はガラパゴス化している。
日本のシナリオは、世界で通用しないだろう。
ストーリーを練るより、人物造形中心に描くためだ。
主人公の過去の掘り下げや生い立ちに固執して、肝心のストーリーが>>続きを読む
捕まった3人の信長、本物は誰だ?
アイデアは面白いが、映画として2時間もたせるのはキツイ。
10週連続4コマ漫画に丁度良い企画。
最初の30分は面白いが、途中からシンドイ。
ドンデンも見え見え。>>続きを読む
なんや『北の国から』やないか。
井戸掘り、火事、幼い子ども。
40年前に見た光景。
これがアカデミー賞の正体か、40年遅れてるな。
おばあちゃんキャラが話題だけど、それは田中邦衛を連中は知らないから。>>続きを読む
宣伝が間違っている。
謎を解く話ではない。
戦場で大勢を助けた勇敢な救助兵に何故30年も勲章を与えなかったかとか、何故命をかけて皆を救ったかとか、そんな謎や陰謀は無い。
あるのは、何故30年も勲章授与>>続きを読む