動物達にもっとバリエーションが欲しい。
臆病ゴリラ、人を乗せるのを嫌がる駝鳥位では全然詰まらない。
もっとオカシナ動物を一杯出して欲しい。
・多重人格のライオン。
・手癖の悪いワニ。
・ノイローゼのカ>>続きを読む
男女の DV 関係を、透明人間に置き換えた秀作。
イングリッド・バーグマン主演の『ガス燈』(1944年)から派生した心理学用語で、ガスライティングというのがあるらしい。
加害者が被害者に罪の責任をなす>>続きを読む
ラーメンで泣いたの初めてです。
生きる喜びは色々あるだろうが、その内の確かなひとつと思う。
ラーメンで人間の究極を描けるなんて、小津安二郎は「俺は豆腐屋だ」と言っていたが、小津も成瀬も超えたんじゃない>>続きを読む
松田洋治は声が爽やかなので、アシタカも一見爽やかな好青年に見える。
しかし、アシタカの中には怒りが渦巻いている。
彼自身それを自覚しているので普段は注意しているが、タタリ神の呪いを受けた右腕は瞬間の怒>>続きを読む
マスクがないと住めない世界、突然大国に侵入される世界。
コロナと尖閣を思えば、日本そのもの。
今や予言書と化したナウシカ。
『未来少年コナン』でダイスとモンスリーの裏切りにより悪役がレプカひとりになっ>>続きを読む
至上最悪の鬼ごっこ。見つかれば射殺。
9・11首謀者、オサマ・ビンラディンを見つけ出すのだ。
鬼探しには、イスラム関係者の拷問必至。
初めは拷問に辟易するCIAアナリストの女性主人公。
何しろ高卒(>>続きを読む
NG集の無いジャッキー映画。
今までとシリアス度が違う。
アイルランド紛争の政治問題を背景にした復讐劇。
その為に、ジャッキーと関係ない展開が続く。
結果、彼のアクションシーンが少ない。
それをジャッ>>続きを読む
「気まぐれシェフのおまかせサラダ」みたいなもんで、監督が決めた独自ルールで話は成り立ってるので、文句を言っても仕方がない。
「気まぐれ監督のおまかせ映画」
味付けに文句言っても、気まぐれですから~で終>>続きを読む
アホの坂田にちょっと似た主人公(個人の感想です)。
存在の耐えられないアホさ。
最初のパントマイムの件で「有ると思うのではなく、無いことを忘れる」と言う。
二時間半、地味に退屈なストーリーで、問いかけ>>続きを読む
味覚障害で何を食べても味がしないという状況に似ている。
他人の顔や声が、全て同じに感じる主人公。
女性も子供も野太いオッサンの声に聞こえるのでは、恋愛も家族サービスも出来るものではない。
チャーリー・>>続きを読む
丸で残虐なホーム・アローン。
マコーレー・カルキンが殺人鬼に成長して、ワザと強盗をおびき寄せて家中に殺人トラップを仕掛けたらきっとこうなる。
むしろそんな『ホーム・アローン・ラスト・ブラッド』を観たい>>続きを読む
劇場は主演俳優目当ての女性客ばかりだが、オジサンにも見て欲しい佳作である。
以下、面白いと思った部分を三点程取り上げたい。
①多重人格といえば色んな人格を演じて見せるものだが、一人の視点に絞って世界を>>続きを読む
エジソンの鬼畜ぶりが解る話。
エジソン、テスラ、ウェスティングハウスの三つ巴を描く。
2186もの特許を持ちながら、エジソンは負け試合も多い。
電話はグラハム・ベル、映画はリュミエール兄弟、そして電気>>続きを読む
変身人間シリーズの2作目。
スリラーより、刑事物の要素が強い。
14年前の復讐で、四悪人の命を狙う電送人間。
電送するのは、怪奇であると同時にアリバイトリックの為だ。
電送装置による遠隔地への瞬間移動>>続きを読む
「It’s alive!!」
満点以外ない。
何故ならフランケンシュタインの怪物のイメージを決定づけた作品で、未だに我々は本作のボリス・カーロフの演じた怪物に囚われている。
これを超えるイメージを作り>>続きを読む
黒人のモーゼと呼ばれた実在の英雄。
さすがに海は割らないが、川を渡り黒人奴隷を導く。
元々奴隷であったが逃げ出し、自分だけでなく仲間の黒人も解放する。黒人開放運動に参加して19回も危険な密行を繰り返し>>続きを読む
オースティン(英国女性作家)の『高慢と偏見』と似ている。
活発な主人公は次女で長女はおっとり美人。そして妹たちは、次女に張り合う形で反発や騒動を起こす。
後続のオルコット(米国女性作家)が真似た部分も>>続きを読む
アンティーク家具を売りに出した老女。それは人生の総決算を意味している。
彼女は認知症で現在と過去の映像が混ざる。
しかし娘や他の人の記憶も、過去と現在が混ざる形で映像処理するので観客は混乱する。
それ>>続きを読む
ルースはシャア・アズナブルである。仮面をつけて本心を隠し、陰謀を図る。相手を追い詰めたとき字幕には無かったが、確かこう言った。
「坊やだからさ・・・」(これ既にオヤジギャグかな?)
優等生で期待の星>>続きを読む
趣味の映画。
余裕の遊び、自宅でアップルパイ焼いたからどうぞって感じ。
往年のラブコメに似た単純さと優雅さ。
奇蹟を信じぬ手品師が、恋のマジックに堕ちるというダジャレ。
オヤジでないと恥ずかしくてやれ>>続きを読む
OPの狼と戦う作画は宮崎駿+大塚康生+小田部羊一。
大カマスと戦う作画は大塚康生。
そして、東映動画初期からのエース森康二。
共産主義的な共同幻想が途切れ始めた時代。
戦うべき相手は資本家でも資本主>>続きを読む
「透明人間あらわる~あらわる~🎵」懐かしのピンクレディーの歌(知らんか💦)。
たった70分余りなのに話が凝縮して面白い。ホラーでありコメディであり悲劇でもある。
マッドサイエンティストの走りだが、偽善>>続きを読む
顔面映画。
スター総出演で顔芸。その競い合いで話はどうでも良い。
片岡千恵蔵・市川右太衛門・中村(萬屋)錦之助・東千代之介・大川橋蔵・大友柳太朗、若き日の松方弘樹。
この頃の日本人は泣くことが美徳だっ>>続きを読む
『ミスター・ソウルマン』という映画があった。白人学生が、奨学金欲しさに肌を黒く塗って黒人に成りすますコメディだ。
そもそも、昔のハリウッド・ラブコメに成りすまし展開は多い。
本作はレトロな「成りすまし>>続きを読む
神に感謝しても他人には感謝しない人たち。
なので諍いは果てしない。
男たちは傲慢で相手の話を聞かない。彼らの「神に誓う」という言葉は、常に自身の正しさを示すロジックに使われる。自分のメンツを示してい>>続きを読む
「空気人形、持ってる人!!」
あれ?? 誰も手を上げない・・・正直になれよ、なんつって(笑)
一家にひとつ空気人形~。
さびしいお父さんに空気人形~。
息子に成人のお祝いで空気人形~。
お爺ちゃんの>>続きを読む
コロナいじり第三弾。
本作は、ホロコーストの有無を論ずる裁判ではない。
「ビビビのねずみ男」顔のインチキ歴史家・アーヴィングが嘘つきなのを証明する裁判だ。
彼は反ユダヤ主義者で、ナチスによるホロコース>>続きを読む
コロナいじり第二弾。
1967年、白人警官による黒人ティーンエイジャーへの拷問と殺害。
その裏には黒人暴動への恐怖と、警察という絶対正義を笠に着た心理が働いていた。
コロナいじり・・・そうです、自粛警>>続きを読む
コロナいじり第一弾。
映画とコロナをいじる遊び(マイブーム)。
デザイン湯浅政明、脚本原恵一という後のビッグ・スターによる佳作。
デザインのポップさと「バック・トゥ・ザ・フューチャー」的タイムパラド>>続きを読む
感動と恐怖は紙一重。
同じ状況でも感動に見えたりホラーに見えたり。どの立場で見るかで、見え方が丸で変わることを示した多重構造の作品。
脳死状態になった娘の奇蹟の復活を願い、代謝を促進させる為に電極につ>>続きを読む
高橋ジョージと三船美佳のトラブル(虎舞竜)の原因がよく解った。
ジョージ氏は、この映画辛くて観られないのではないだろうか。
やはり、年の離れた娘を追いかけるとこうなるな。
いつまでもこのままが良い中>>続きを読む
バブル時の『七人のおたく』を、極度にパワーアップしたような映画。
ゲームオタクの主人公が、殺人の冤罪をかけられ刑務所でリンチに遭う。不屈の闘志で脱走した彼が、ゲーマーたちと共同で敵と戦う。
面白いが、>>続きを読む
今やすっかりアクションスターのリーアム・ニーソン。
96時間 (55歳)
アンノウン(59歳)
フライトゲーム(62歳)
そしてトレインミッション(66歳)
老いて益々盛ん。
ハリウッドではアクション>>続きを読む
チープでちゃちい。
大林映画はメモリーなのである。
だからリアルや見応えは計算にない。
台詞が棒読みなのも、背景が安い合成なのも、落書きのような特撮も、峰岸徹が胸に『宇宙人東京に現わる』のパイラ人みた>>続きを読む
没入できれば泣けるが、できねば退屈。
映画館なら違ったかも知れない。葛藤が薄く退屈だった。
元は1937年、社会派ウィリアム・A・ウェルマン監督作品。
私の好きな女優バーバラ・スタンウィックとフ>>続きを読む