にわゆさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

にわゆ

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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

4.0

あらためてみると、風景描写、音楽、物語と、とてもきれいにまとめてある作品だと思う。

鬱映画って言われるけれど、
少年期から一人の女性をずっと好きでいられ続けた主人公はとても幸せに思える
また、最後、
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美しい彼〜eternal〜(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

凪良ゆうが好きなので見に行ったが、
映画としてはいまいち。

理由としては
終始、平良くん役の演技が合わなかったとの、写真をとるまでの心情変化が全然つかめず、平良くんという主人公像がはっきりしなかった
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

3.5

Filmarks4.2だったので期待してみたが、同じような点の他の作品に比べるといまいち響かなかった。

最初の方の、すべての描写が繋がっていく演出はとても楽しく見られたが、ドイツ軍がきてからは、グイ
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.5

きれいな作品だった。
おじいちゃんの優しいセリフとか、モノクロの空の映像が特に好き。 

全体としてはちょっと退屈だったのでこの点数。
アイルランドとイングランドの歴史とか、
プロテスタントとカトリッ
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インソムニア(2002年製作の映画)

4.0

ノーランはこれでとりあえず鑑賞済み。

思ったより評価低くて、個人的には驚き。
確かに劇的な内容ではないし、退屈だったかもしれないが、不思議とじっーと見てられる作品だった。
ノーランの絵の見せ方とアル
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50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

4.0

楽しくていい映画。

記憶が残らないとしたら、人としての進歩はないかもしれない。
でも毎日を楽しく生きることはできる。
記憶があろうとなかろうと、今日という日は、これまでにない新しい一日であることには
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.5

エンタメ映画としては、今年度トップクラス。
個人的にリマイスターのタイタニック除けば、ほか上位はブルージャイアント、スラダンなので日本のアニメ映画のレベルがあがり過ぎてると感じた。

とにかく、灰原哀
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.5

面白かったんだけど、いまいち心に響かず。

会話と字幕のテンポが個人的に早かった気がする。含みのある言い方とか、例え話とかを理解する前に話が進んでしまい、アワワという感じ。

ソニーとジョーダン母の会
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真実の行方(1996年製作の映画)

4.0

善なるものを信じたとしても
本当の悪はその善を利用して悪を為す

ファイナル・カウントダウン(1980年製作の映画)

3.0

アマゾンの評価に騙されたかなぁ

…と思いつつ40年前の映画だし、合わないのは仕方ないかな。

結局何がしたかったの?何が書きたかったの?
と言いたくなる感じ。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

すごく、好き。
メインはもちろんあの二人なんだけど、
いろんな人達の姿が丁寧に描かれてて良かった。

色んなことをみんな思い出す。
あのとき良かったこと、悪かったこと。
思い出しても、過去は変わらない
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.0

彼らは見たいものしかみない。


コールくんが、死者と向き合っていくのに勇気づけられる。
死者だろうが生者だろうが、他人という意味では理解できない存在。
未知なるものどうやって既知にしていくのか、向き
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LIFE!(2013年製作の映画)

5.0

これは好きな作品。
グリーンランドとアイスランドが美しすぎる。
もちろんヒマラヤも。

また見直したい。

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.0

スクールカーストという言葉はいつからできたのだろうか?
私は28で、ちょうどこの頃高校生だったわけだが、確かにこうした学校の風景はあったものの、こういう分断についてはっきり、言葉による定義づけはされて
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ニキータ(1990年製作の映画)

3.5

過去の過ちから、スパイとして生きるしかなくなった女の子の話。
人並みの幸せを得ようとしても、新たに罪を重ねることでしか生きられず追い込まれていく。

恋人の話を聞きながら、涙を流して狙撃するシーンまで
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12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

4.0

原作が面白かったので、こっちも気になり視聴。

陪審員制度って本当に面白い。
議論をするときは、ほとんどの場合で政治的な立場がつきまとうが、陪審員制度にはそれがない。
議論の強い人が、弱い人を言いくる
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

価値観の多様化といいつつも、幸せや家族のあり方にはステレオタイプが根強くある。
そこから外れたものは、負け犬扱いされ、いじめられる立場になる。

弱者こそ、救わなければならないはずなのに、
警官が正論
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.0

絵が良かった。
浜辺美波は綺麗だし、工場での戦いとかめちゃくちゃかっこよかった。

やたらめったら心情を芝居がかった台詞でいうのは、特撮ものの演出だから仕方ないのかな?
シン・ゴジラは全然気にならなか
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アイ・アム・アリ(2014年製作の映画)

3.0

哲学書を引き伸ばして映画として見せられた感じ。
いい話なんだけど退屈で眠い。

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.0

お話だけなら、4.5。
めっちゃおもしろかった。
ただちょっと声優さんの起用が終始気になってしまった。絵の綺麗さと話の面白さに対し、演技がちょっと追いついてないなぁと。

特にクリエイターという生き物
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.5

映画をみて、何故良かったのか?
うまく説明できないことがある。
というか、ほとんどの場合がそうで、自分が感じた良さというものは基本的に説明不可能なのだろうと思う。

エターナルサンシャインについては、
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ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.5

かっこいいじゃないか。

犯罪はするし、
警官は情が移って犯人逃がすわで
倫理的にどうなのって話だけど、
そこはお話の中の話ってことで、たまにはいいじゃない。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

映画館で見たらだいぶ評価違ったんだろうなと思う。
セリフ少なめで、映像で魅せる作品なので、大スクリーンでみると、全編飽きずに見られたのかな。

それでも、ハラハラしながら二時間画面に釘づけにさせられた
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

3.5

現代版もののけ姫かな?
と思ったけど、そこまでの感動はなく…
自然との共存といいつつ、人間が奪うばかりで、人間が自然に勝って築いた文明を破壊なんか許さん、ひっそりと暮らせや…って形に結局なってるのが響
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.0

全員が集結して、エンドゲームが始まる瞬間は鳥肌立つぐらいかっこ良かった。

スタークとキャップが一番好きなので、私のマーベル視聴もここで一旦終わりかなと思う。
一緒に見てくれた友人に感謝!

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

5.0

原作は既読。
小説としても、私の好きな作品の中では五指に入る作品だが、映像作品としてみてもとてもおもしろかった。

私は宗教というものが基本的に嫌いである。
宗教というのは、キリスト教だとか仏教とかそ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

前半は下品できらい
後半は哲学ちっくですき
私はこんな感じだったが、人によっては前半後半については逆の評価にもなるんだろう。

映画内のエヴリンはなんにでもなれたかのように描かれるが、果たしてそれは本
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

今のところ、今年1の作品。

演奏のcgは最初ないわ…って感じだったが、
最後のライブシーンはんなもん関係ないほどかっこよかった(cgが少なかったのもあるが)

玉田のドラム関係の話がほんとにすき
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.0

約2時間ひたすら、ユダヤ人の悲惨な姿が描かれる。前半はあまりにも命が軽く扱われる姿をみて、人の残忍な本性はどうしようもないのかと思わされた。
相手を同じ人と見ない時、どこまでも人は残忍になれる。それは
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

人の人生そのものが面白い物語で、良い時悪い時が存在する。
映画は切り貼りして、良いところだけをみせることもできるし、悪いところだけをみせることもできる。
でも、共通するのはどちらの映像も面白いというこ
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